40代、晩婚してみた。また新たな壁。
30代前半、独り身の生きにくさに窒息しそうだった中、開き直って深呼吸。そして酸素がめぐるように感覚がクリアになって、独りって自由しかない!と気づいた。惜しみなくお金を使い遊びまくった半年、もちろん独りで。
仕事も思い切ってやめた。のらりくらり、ゆっくり生きたくなったから。楽しすぎた。
肩の力を抜いたら、恋愛にも意欲が出てきて、行動し始めてすぐ、数年ぶりに恋人ができた。
なんだ、自分から動いてみたら恋愛はすぐそばにあったのか。
ゆっくりと三年の付き合いを積み重ね、40代に入る少し前に結婚。マイペースな夫婦生活を楽しんでいる。いたのだが。
人間はどこまでもよく深い。
こどもを授かりたくなったのだ。
夫婦でその方向に意識が向いた時、私は40歳になっていた。
私に子を授かる力はあるのか。
医療の力を借りて授かる選択をするのか。
高齢出産のリスクをどう考えるか。
困ったな。知れば知るほど、色々もっと
前から手が打てた‥いやいやいや。
それを考えても仕方ない。
少しずつ自分の体と向き合って、
新たな壁がいろんな形で現れている。
焦りたくないな。焦るけど。
2度と30代のような周りをうらやんで
窒息しそうな日々には戻りたくない。
40代の心の機微の思い出と
そして妊活にむけて早めに知りたかったことを
書き記していこうと思う。