ぽんの夢日記2023/10/20/06:37
10年に及ぶ高校生活。
色々な苦難があったが、彼女だけが心の支えだった。
ある日、学校の最上階で、外車Aの見学会が行われた。
白くて、外車Aとは思えないほど、直線的でシンプルなデザイン。
紙で出来たそれが走る姿を、バスで追いかけながら観察する。
外車Aは、走っている最中に変形して、オープンカーになった。
とても紙で出来ているとは思えない。
雨に濡れても大丈夫、との事だった。
もはや、それは紙ではないのでは?
彼女は一言だけ呟いた。
「私も、乗ってみたいなあ。」
そこからの僕の夢は、この外車Aを手に入れる事に固定された。
それ以外、どうでもいい。
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