ぽんの夢日記2023/11/17/06:41 雪山登山と上司
今日は雪山登山の練習日だ。
明日が本番。場所は⚪︎⚪︎岳。
登りは普通の登山で、帰りはスキーで降りてくる。
普通といっても、とても危険なので、一人では行わない。
サークル仲間たちと一緒だ。
過去に1度経験がある。
とにかくキツかった。
今年は体力が落ちているので、少し心配だ。
スキーも下手くそだ。
ハの字型でしかまともに滑れない。
それでも帰って来れたのだから、我ながらたいしたものだ。
今日は、あくまで準備と練習。
コースは2コースあり、今日、どちらかを選ぶことになる。
一言で登山といっても、コースによって難易度がまるで違う。
天と地ほどの差だ。
今の自分の能力的に、無理せず登れそうなコースに決めた。
Bコースだ。
さて、明日が楽しみだ。
拠点にあるトイレに向かう。
あまり綺麗とは言えないそこで、用を足していると、背中から声をかけられた。
「よう、〇〇! 俺のこと覚えてるか?」
げっ、過去の上司Aだ。
今の社会モラルなら100%パワハラで訴えて勝てるぐらい無茶苦茶に厳しい人だ。
あの頃は、今でいうブラックな職場なんて、標準だった。
「は、はい! もちろんですよ。」
「ホントか? じゃあ俺の名前言ってみろよ。」
「覚えてるけど言いません。」
「はあ?何言ってるんだ?おまえ。ケンカ売ってるのか?」
「いえいえ。とんでもないです。ただ、事情がありまして、、、」
「あー、相変わらず意味わかんなくて腹の立つグズだなあ。」
「申し訳ありません。」
「で、どっちのコースにしたんだ?」
「Bコースです。」
「はあ?男ならAコースに決まってるだろ。今から変えろ。」
「いえ、体力的にキツそうで、命に関わりますから、Aコースはやめておきます。」
「チッ、ホントにつまらんやつだな。もういいわ。」
ふう。なんとか乗り切った。
俺も成長したもんだ。
昔だったら、逆らえずにAコースに行くハメになってた。
ところで、ここは夢の中だ。
過去の上司Aさんは、今もご存命だろうか。
決して悪い人ではないんだ。
ただ、世界が厳しかっただけだ。