ぽんの夢日記2024/06/13/06:38 黄金のガラケー
気づけば黄金のガラケーを持っていた。
だが、何も嬉しくない。
何故なら、自分のサイフ、ケータイ、車を盗まれていたからだ。
災害時に自分が気絶している間に盗まれたらしい。
この金色に輝くケータイは、犯人のお遊びのようだ。
金はただの金メッキで安っぽく、まるでおもちゃのよう、価値があるようには思えない。
それどころか、数字を打つキーがなく、どうやって電話をすればいいかもわからない。
とりあえず警察に連絡したり、盗まれたスマホやクレカを止めたりしないといけないが、あたりは凄まじい雨で洪水状態、しかも夜だ。
ここは何処だ? 日本なのか? 現在地すらわからない。
そう、そもそも自分の命が危ういのだ。
膝まで水に浸かっている状態でしばらく歩いていくと、車を見つけた。
中に人が乗っている。
男性2人だ。
見知らぬ方だが、挨拶をして、車の中に入れてもらった。
日本語が通じた。
良い方達のようだ。
ケータイを借りて、警察より前に、親に連絡しようとした。
こんな状況で、警察が機能していると思えなかったから、連絡の優先順位を変えた。
ふと、黄金のガラケーが気になり、色々といじってみた。
すると、蓋のようなものがパカっと開き、文字を打つキーが出てきた。
そこには、どこかわからない電話番号も一つ記載されていた。
私は、男性のケータイを借りるのをやめて、黄金のガラケーを使うことにした。
とりあえず、親。
繋がった。
母親だ。
だが、やたらと憔悴していて、まともに話が出来なかった。
すぐ切れてしまった。
次は、警察。
と、思ったが、何故か犯人の事が知りたくて、黄金のガラケーに表記されていた謎の電話番号にかけてしまった。
すると、、、
目が覚めた。
いつ寝て、今がいつなのか、何も思い出せないぐらい、脳から記憶が飛んでいた。
いいなと思ったら応援しよう!
私の文章を読んでいただいて、ありがとうございます。