ぽんの夢日記2023/10/25/07:30
和平は成った。
戦争は終わった。
私は、建造物Aに招かれた。
これまで苛烈な⚪︎し合いを続けてきた敵国Aの将軍と、食事を共にする。
いや、もう敵国ではないか。
認識を改めなければ。
ワインがグラスに注がれる。
鮮やかなピンク色だ。
現実離れした未知の色に感じられた。
血をイメージするものでなくて良かった。
先生Aは、こんな時に金勘定に必死だ。
いや、こんな時だからだろうか。
女性から手渡される書類に目を通し、あーでもない、こうでもない、と、ぶつぶつ呟いている。
「ああ、修繕費は加えておくべきだったな。今後はそうしよう。」
その一言だけは、はっきり聞こえてきた。
結局は、平和よりも金なのか。
先生Aともあろうお方が。
なんとも情けない世界。
虚しい。
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