ぽんの夢日記2023/11/07/06:21 学芸会の準備
学芸会の準備。
リーダーは俺。
副委員長が、頑張りすぎてる。
彼はとても優秀だ。彼なしでは出し物の完成はあり得ない。
ただ、彼は、他の仲間に仕事を振る事が出来ない。
全て自分でやろうとする。
だから、負担が彼一人に集中してしまう。
何日か徹夜もしているようだ。
精神的にも参っている。
俺は、彼の仕事の取り組み方を、なんとか変えようと、説得を試みた。
「A君、ちょっといい?」
「、、、何でしょうか?」
とても不機嫌そうだ。作業を止める素振りもない。
「A君、ちょっと頑張りすぎだと思うんだ。一回休んで、他の人に変わってもらったら?」
「それじゃ間に合いません! これは僕にしか出来ない仕事なんです! 僕がやるしかないんです!」
声を荒げた。目の下にはクマが出来ている。
明らかに限界だ。
「確かにその仕事はA君にしか成し遂げられないと思う。
でも、それは最後の80%から100%の所だけで、
0%から80%までの工程は、A君じゃなくても出来ると思うんだ。
どうだい? そこまでは、他の人に任せてみては?」
「、、、いえ、僕じゃなきゃ無理です。僕がやります。」
説得失敗。
彼は、自分の作業は完璧なのだが、人に指示を出すのは、とても苦手なんだ。
俺にもそれは分かる。分かるんだが、、、
このままでは彼が壊れてしまう。
どうすればいい?
「A君、命令だ。休みなさい。」
「は? 今説明しましたよね? 僕がやらないと、学芸会までに間に合いません。」
「それでもいいから休みなさい。」
「、、、知りませんよ。」
彼は、渋々従った。
これで良かったのだろうか?
俺は、あまりに未熟すぎて、上手く人を扱えない。
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