༄༅古史古伝の世界༄༅ 竹内文書 ⑨不合朝 天変地異の世(前半)
「地球万国全部土の海となる」
古史古伝の世界へようこそ(∩´∀`∩)。何やら物騒な出だしですが、今回はいよいよ不合朝時代です。上古では天皇の元で文明が豊かに花開きましたが不合朝になると絶大だった天皇の威光に翳りがみえ、度重なる天変地異によって人々の心は徐々に天皇から離れていきます。
竹内文書によると地球上には大地変が幾百度とあり、人類は誕生してから何度も絶滅に近い滅亡と再生を繰り返していたとされます。
上古と不合朝には多くの天変地異の記録が残されており、竹内文書にはこの「地球万国全部土の海となる」という言葉が何度も出てきます。
この記述は地球規模の大規模な洪水があったことを示唆していますが世界にはノアの方舟など六百を超える洪水伝説があると言われており、船を使って山に逃れる、神に選ばれたものが助かるといった共通した内容のものが多くみられます。
竹内文書にも「天日豊本黄人皇主天皇即位百六十億万歳の時、地球全部大変動、土の海となり万物悉く万国全滅す。万国棟梁天日豊本黄人皇主天皇子一族、三百九十七名。(中略)・・・・天日球の国天空浮船に登りて祭り、大難除れて・・」
とあり、天皇とその一族三百九十七名が天空浮船に乗って天日球の国へ行き難を逃れたと書かれています。
天空浮船は天を駆ける船形の航空機ですがノアの方舟も実は航空機だったりするのでしょうかね、。大洪水から逃げるのであれば船より航空機の方が断然有利ですね。
ところでノアの方舟といえば「このように造りなさい」という設計が聖書にしっかりと書かれています。
あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい。
その造り方は次のとおりである。すなわち箱舟の長さは三百キュビト、幅は五十キュビト、高さは三十キュビトとし、
箱舟に屋根を造り、上へ一キュビトにそれを仕上げ、また箱舟の戸口をその横に設けて、一階と二階と三階のある箱舟を造りなさい。~創世記6、14-16~
この「キュビト」というのは指先から肘までの長さの単位で古代エジプトなどで使われていたようです(1キュビトは約45cm)。これを現代の単位に換算するとノアの方舟のサイズはだいたい135m x 22.5m x 13.5mとなります。
この「30・5・3」という比率は現代でも黄金比として大型タンカーなどを造る際に主流となっており、船が高波にも耐える安定した比率だそうです。
アメリカにはノアの方舟を実物大で造り上げたテーマパークがあり、面白かったので全体像が分かる動画を載せておきますね。
Ark Encounter YouTubeより
映像を眺めるだけでもかなりの大きさですね。こちらのテーマパークは近々バベルの塔も建設予定のようなので、聖書に関心がある方には特に面白いのではないでしょうか。
以前大林組のプロジェクトチームが「そんなに巨大な建造物を古代に造れたはずがない」と歴史家達に言われていた古代出雲大社の巨大な本殿について実際に建築可能であるかどうかを検証したプロジェクトがあり興味深かったのですが、こうした実際の試みはロマンがあってとても面白いですね(✿︎´ ꒳ ` )♡︎。
話が逸れましたが竹内文書ではミヨイやタミアラといったムーやアトランティスを思わせる大陸が二度海に没した記録があり、この頃にも巨大な大陸が丸ごと沈むほどの大洪水があったと考えられます。
古代では私たちの知らない高度な文明が何度も栄えては滅びていったのかも知れません。
少し長くなるので後半へ続きます( *ˊᵕˋ)‧₊*・゚゚・*:.。..。.:*