メダリスト原作大好きな私のBOW AND ARROWの感想
メダリスト原作を買ったのは2024年上期くらいで
古参でもなく割と最近好きになった方ですが
もう何周も何周も読んでるくらいハマってて
毎月コミックDAYSで最新話を課金して読んでるんですが
そんな私が今日フル尺が配信されたBOW AND ARROWに感銘を受けて
とにかくこの感想を文字にしてネットの海にメッセージボトルとして出したいと思ったので
勢いのまま文字にします
以下の感想には原作既刊までのネタバレ含みます
歌詞はApple Musicの「歌詞を全て表示」を元にしてます
1番の消え入る手前の咽ぶソワレ
ここずっと空へだと思ってました
ソワレとはなんぞや?と思って調べたら
【演劇や音楽会の夜間公演】とあって
夜の貸切練習や、バッヂテストや大会が夜にやってた描写があるからかな?
2番の
気づけば謎は解かれ 木目ごと見慣れた板の上
ここがあんまりよくわからなくて
でもこの後に
あの頃焦がれたような大人になれたかな
とあるから司先生目線なのかな?
誰か察がいい人がきっと解説してくれるんだろうな
そう君の苦悩は君が自分で選んだ痛みだ
ここ、急にいい意味で冷たくて現実的な歌詞だなと感じた
でもたしかに小5になるまで母親に熱意を伝えられず
司先生に「本気で選手を目指さならギリギリの歳だぞ」って言われたしまったのは
いのりちゃんの消極的選択によってぶつかった現実だなと思った
でもこの冷たい歌詞のすぐ後に
そして掴んだあの煌めきも全て君のものだ
ってめっちゃアツい歌詞で感動した
今までスケートできなかったのはいのりちゃんの選択だけど
あの日、あの時スケートリンクで涙を流しながら
「スケート絶対やりたかったの 〜 わたしは恥ずかしくないって思いたいの!」を言えたのもいのりちゃんの選択で
そのコップから水が溢れるような感情の吐露の結果掴めた煌めきはいのりちゃんのものだよな…
余談ですが、原作1話の
スケート絶対やりたかったの〜の中の
「みんなと同じようにできないならみんなの真似して頑張って生きるんじゃなくて 他の子ができないことを頑張りたい」って台詞めちゃくちゃ好きなんですが
アニメだとこの部分カットされてて 尺の関係もあるし仕方ないか〜と思いつつ少し寂しかった…!
僕は弓になって君の白んだ掌を取って強く引いた
ここ!歌詞の表現は比喩なのかもしれないけど個人的には
ノービスA中部ブロック大会のいのりちゃんの滑走前に
司先生がいのりちゃんの手を握りながら(ここにきて初めて手を握りましたよね?たぶん)
「今日俺はあなたを金メダリストにする」
って言ったあのシーンを思い出した
ノービスAの子達の強さに尻込み(?)してるいのりちゃんを
奮い立たせたのは、たしかに司先生で
あの声かけは矢を遠くに届かせる為に弓を引いた瞬間だと私は思った
行け 決して振り向かないで もう届かない場所へ
司先生からいのりさんに向けての歌詞だと思って読んでるんですが
決して振り向かないで、はやっぱり
コーチを引き受けたことが司先生を氷のステージから下ろした最後の一歩だったと
いのりちゃんが後ろめたく思ってる部分に対する(ちょっとメタ的な)司先生目線の歌詞なのかな
もう届かない場所へ、も最初はシングルを目指してた司先生からするといのりちゃんが挑んでる土俵は司先生にはもう…的な 寂しさがあるなぁ
そんでここ!
行け行け 君はいつだって輝いていた!
ここ!涙涙涙
個人的に夏合宿の最後の線香花火のシーンを思い出しました涙
司先生の「俺はスケートを始める前のいのりさんもだめなんかじゃなかったと思うよ」
「初めて会った時のいのりさんも今のいのりさんもずっと頑張り屋で偉いいのりさんだったよ」
がほんと好きでぇ
でも今読み返すと【いつだって輝いていた】とは言ってないな…
でもここを思い出したんです涙
あと今思い出したんですが
そして掴んだあの煌めきも全て君のものだ
これって夏合宿のいのりちゃんの
「本当にいまは毎日とっても楽しいです」
「前はできないことは悲しかったけど 今は乗り越えた先のキラキラが見たくてワクワクする」
「転んでも立ち上がれるって自分を信じられる」
「夢を追いかけるこの毎日が、大好き」
が煌めきなのか?
もともと米津玄師は好きだったけど
もっと好きになりました涙
今やってるツアーのチケット当たったのでライブ行ってきます
メダリスト大好き