母とのお別れ②
前回からの続きです。
いよいよ出棺の準備。
棺に眠っている母の周りにみんなでお花を納めていきました。
たくさんのお花に囲まれて母はとてもきれいでした。
でも、、これでもう母の顔を見られないと思うと
胸が痛くなりました。
父の時も大泣きしましたが
今回の母の時も涙が止まらず・・
私があまりにもずっと泣いているので
葬儀社の女性の担当の方が
霊柩車に棺を乗せる寸前に
「すごくきれいなので最後にお母様のお写真撮られますか?」と声をかけてくれました。
亡くなった人の写真を撮るのはよくないことなのかな。。。って思っていたのですが
私は母の最期の姿も思い出として残しておきたいと思いました。
お花に囲まれた母の写真を何枚もとりました。
あの時、母を撮っておいて本当によかった。
写真を見ると悲しくなってしまうんだけれど
温かい気持ちにもなれるんです。
母はとうとう骨になってしまいました。
骨を見るのはとても辛く悲しかった。。
今ここに書くことも辛いです。
「お母さん、一緒に帰ろうね。」
骨壺を抱きしめて一緒に母の家に帰りました。
つい最近まで毎日電話で話をしたり
一緒にご飯を食べたりしていたのに・・
「なぜ、いなくなってしまったの?」
「お母さん、どこにいったの?」
葬儀が終わっても実感できないでいました。