「という病という病」

何番煎じか分からない内容ですが。

下重暁子さんの「家族という病」という著書が有名になった頃から

何でもかんでも病気にしたがる本のタイトルやコラムが増えております。

・父という病(サラリーマンのハートにグサッ)

・母という病(どんだけ家族を病呼ばわりしたいのだろうか)

・会社という病(サラリーマンのハートにグサッ)

・「日本人」という病(日本人のハートにグサッ)

・健康という病(なんじゃそりゃー!!WHOの健康の定義は見ておくと勉強になるかもしれません。)

・・・結局なんでもいいじゃん(笑)

ただ本のタイトルは編集者さんが決めている場合がほとんどの様なので

本の内容を呼んでみるとタイトルとずれていることもあります。

”病”ってつけるだけで「え、別に自分病気じゃないし・・・」って関心を惹くことができるし重々しい雰囲気も醸し出すことができる。いや逆に「そうなんです!自分こういう病気なんですぅ!」っていうのを誘いたいのかな。

とりあえず便利なワードなのでパクっちゃえばいいと思いますよ。思考停止感はハンパないかもしれませんが。以前書いた「○○が9割」も同じ類ですね。「○○という○○」でもいいかもしれない。「○○する人たち」とか。昔から本のタイトルってこんなカンジだったんでしょうか。

「noteという病」「血液型という病」「ご飯にする?お風呂にする?それとも私?という病」「甘いお菓子としょっぱいお菓子という病」

・・・だ、だめだ。ワシには面白いタイトルが思いつかん。

「家族という病」というタイトルをつけた編集者さんが一番すごいよなー。「○○という病」ってタイトルをつけるのに料金かかったりして。

以上