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本気で人とぶつかったことがない自分へ

12月に入り、もうすぐ今年が終わる。24歳になった今年、私はとても大事なことを1つ学ぶことができた。

結論から言うと、「本気で大切にしたい人には、自分が思ったことを正直に伝えるべきだ」と言うこと。

常時、人間に付き纏う悩みの要因として人間関係がある。ある書籍では、悩みのほとんどは人間関係といっても過言ではない、と記してあった。

私は今まで家族以外の人と真っ向からぶつかった経験がほとんどない。唯一あるのは、中学生の時塾の先生と喧嘩したことだ。

喧嘩というか、私がただの生意気な子供だっただけなんだけど・・
「塾やめます!」といって、先生と大喧嘩した覚えがある。今では、こんな私と喧嘩してくれた先生が大好きで感謝してもしきれない。

そんなこともありながら、大体は平穏に生きてきた気がする。一部の人には共感してもらえるかもしれない。本音を伝える怖さを。

何かされて嫌だなと思ったり、考えが合わなかったりした時、私は言いたいことをグッと飲み込んでしまう癖があると最近やっと気づいた。

「言い返したら喧嘩になる」「自分がもっと寛容になればいいんじゃないか」「言ったら嫌われる、うざいと思われる、相手にされなくなる」いろんな不安を抱いた結果、何か言われても堪えて飲み込んで、本音をあまり言わないまま生きてきたような気がする。

それがずっと正しいと思ってた。何も言わないのがいいことだと。

でも今年やっと、そうじゃなくてもいいって気づくことができた。
むしろ、思ったことを伝え本気で向き合うことで、人との信頼関係を深めることができると。

確かに本音をいうことで、言い合いになるかもしれない。あー言わなきゃよかった、と一瞬後悔するかもしれない。相手の気を悪くさせるかもしれない。言ったことで1日中頭がいっぱいになるかもしれない。
けど、その先にはきっとその人との信頼関係がより良く強く深くなる未来があると思う。

だって、その人を大切に思ってこれからも一緒にいたいと思うからそんなリスクも承知の上で伝えたんだよね
向こうもきっと同じ気持ちだからちゃんと受け止めてくれるはず

そして伝える上で、新しい発見がいっぱいあると思う。自分の視野が狭いことに気づいたり、相手の本音を聞けたり

今まで、ちゃんと言わなかったことで後悔してきたことがいっぱいある。振り返れば山のようにある。
やらないで後悔するより、やって後悔した方がいいと言うけれど、それと一緒だなと思った。

この学びを大切な人から教わった。教えてくれたことに本当に感謝したい。

でもこんなことを言いながら、私はまだまだ本音を言うことができない。言うとなればものすごいエネルギーを使う。
でも少しずつ一生懸命人と向き合う努力をしたいと思ってる。

言いたいことを言えなくて、悩んでいる人の背中を少しでも押せたらいいなあ。一緒に頑張りましょう




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