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Photo by
noranekopochi
迷惑な支援者にならないために。自戒の念も込めて。
「支援」の名のもとに押し付けないために
支援の現場で「支援してあげたのだから感謝されて当然」と被支援者に求める支援者は迷惑な存在だ。
まあ、そんな支援者に出会ってきた訳ではないが。
あ、支援者ではなく、普通の人間関係で人助けをして感謝しろ、という態度の人はいるな。
あ、自分にもないとは言えないな。
支援しようと手を差し伸べたら、その手をはたかれる—これは、支援の現場では「あるある」な出来事な気がします。
支援される側にもプライドや状況がありますし、そもそも望んでいない支援を押し付けられるのは苦痛です。
特に、もともと社会的地位の高かった人がボランティアで支援活動に関わると、意図せずとも害悪になってしまうことがあります。支援そのものを「良いこと」と思い込み、困っている人を見つけると、まるで血に飢えたゾンビのように近づいていく。そして、自分のやり方で支援を押し付け、挙げ句の果てには「感謝しろ」と強要する。これほど最悪な支援はありません。
支援とは、相手のペースや意思を尊重することが大前提です。にもかかわらず、「助けてやったんだから感謝しろ」という態度は、支援者のエゴの表れでしかありません。
……嗚呼、自分も気をつけなければ。
って、なんか強めの語感になってしまって少し反省。