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いい嫁weeeek!!!!

義理の父と完全同居していた時の話
義理の父は過去2回離婚していて実の娘にも「人と住むとか向いてない人」と言われるタイプの超こだわり昭和人間。

ご飯を作れば「○○は嫌いだ」「○○が硬い」「乱切りの人参なんて食わない」などなど
掃除をすれば「やっぱり女の人が1人いるといいな」「掃除するのはいいけど○○はどこにあるんだ」などなど
義理の姉たちが来たら「いつも○○なんだよ」などなど
とりあえず文句か女はやって当たり前発言もしくは義理の姉と比較してくる発言

この環境下で生きていても不調にならずヘラヘラ生きていたから、当時の私はメンタル不調には強いんだー!なんて思いながら生きていた。

そんな時に私がゲーム感覚でやっていた遊び、それがいい嫁week作戦

この一週間は自分勝手な想像でいい所の奥様になりきって義父のお小言も「お義父さまがお怒りだわ〜ふふふ〜」くらいに受け流して笑い事にする。
普段はグッと我慢して悔しい思いをしているけれど、いい所の奥様になりきっていると面白いくらいに「このおじいさん何を言っているのかしら〜!」くらいの感覚で受け流せるから面白い。
もちろんいい嫁としていつもより丁寧に掃除とか家事はするし、こんなことしている私ってとっても偉い〜という感じで自分で自分のことを褒めながら生きるので失敗も必然的に減っていく。
普段はお小言が怖くて行動に制限がかかりがちで気持ちも落ちるから失敗するだけで、そもそもの家事スキルはそこそこある。
なのでこれを1週間も続けると義父からのお小言も減少。いい事だらけなのである。

これを続けるとある種のごっこ遊びを続けている状態なのでもちろん疲れる。
しかし、1週間徳を積み上げた状態なので数日間手を抜いても義父のご機嫌はいい感じ。

こんなくだらない作戦でも自分を守りつつ適度に生きていくことは大切。

ちなみに、一時的に良い気分で過ごせることは実証済みだけれども、結局3年で夫婦共々限界がきて同居解消しているのでこの作戦を続けることはおすすめしない。
自分の心のためにたまにはいい嫁weeeek!とテンションをあげることも必要だけれども、基本的には適度な距離を保って、ある程度の諦めをつけて、同じ屋根の下にいる時間をいかに減らすかというところだと思う。
前の職場に同居成功している方もいたけれど、私は夫との同棲ですらストレスだった時期が長かったから、同居なんて無理だった。

無理なものは無理とある程度諦めて。
本当は外に出ることも嫌なのだけれども、ポケモンGOしたり……ピクミンしたり……外に出る楽しみを見つける方が楽しい。
そんな懐かしい同居時代のお話。

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