CBDについての考察 その1
・CBDとは?
・効能、安全性
上記の項目で書いていきます。
“CBDとは?
CBD(カンナビジオール)とは大麻植物に含まれる有効成分です。現在、最も薬理効果を期待されている成分です。
大麻草に含まれるカンナビノイドの種類数はまだ正確に把握されておらず、今現在では大麻草にしか発見されていません。ちなみに、カンナビノイドとは大麻草に含まれる有効成分の総称であり、カンナビノイドの種類はCBDを始め約100種類以上あると言われています。
ホップにも含まれているという情報もありますがまだハッキリしていませんので、詳しい方はコメントください。笑
効能、安全性
日本の法律で禁止されている成分のTHCは非常に精神作用性が強く、脳内にあるCB1レセプター(神経細胞上に多く存在する受容体)に作用し、精神錯乱や幻覚・幻聴を引き起こす可能性があり、脱法ハーブ・危険ドラッグなどはTHCを模して化学合成された有効成分が多く含まれているので、強烈な作用を引き起こします。一方、CBDは、THCと比べると、CB1レセプターへの親和性が非常に低く―もしくは親和性がなく―精神・神経系への悪影響はありません。また、CBDには痙攣、不安神経症、炎症、嘔吐などの緩和と癌細胞の成長の抑制に作用します。さらに近年の研究により統合失調症に対する非定型抗精神病薬としての効果があることが示されています。早い話、リラックスできるということ。
事例としては、「 癲癇てんかん」の場合ですが、症状として脳内の過剰活動により異常な興奮状態が続きます。癲癇の発作の際の過剰な神経伝達がCBDによって抑えられることが分かったため、CBDが注目を浴びることになりました。
他に、痛みを抑えるという場合、抑えすぎても困るということがあります。CBDには「適正な範囲に戻す」という優れた利点があります。
西洋医学の薬は、血圧を下げる場合、徹底的に下げることが出来ます。血糖値を下げる薬も同様です。低血糖状態になるまで、血糖値を下げることが出来ます。
CBDの場合、安全で有用な他の成分との総合的な作用により、副作用は無く、正常な状態に近づけることが可能なのです。
高すぎるものは下げて、低すぎるものは上げるといった具合です。量においても、多く摂取したからといって副作用が起きる心配もありません。
ホメオスタシスを活性化し、調整する「エンド・カンナビノイド・システム(身体に本来備わっている調節機構の一つ)」の働きを良くするとも言えるでしょう。
最近では、悪性腫瘍に対する効果などが学術論文として発表されています。
その他、痛み、痴呆、免疫疾患、中毒、ストレス全般など、マウスや実験レベル等の発表も含めて、多様性に富んだ効果が期待できるということです。