「Normal」だけどアブノーマル ユニゾンライブ(自由に)レポ
こんにちは、ポンペイです。
3/24(水)、UNISON SQUARE GARDEN ライブツアー「Normal」@ぴあアリーナMM公演に参戦しました〜!
生ライブは、10月に参戦した同バンドのLIVE (on the) SEAT以来、約5ヶ月ぶりでした。
FCに入りながらも2/8と2/9の東京公演は両方とも落選していたので、今回の【追加公演】という形で行われたこのライブをとても楽しみにしていました。
10月同様、公演中の声出し禁止など、コロナ対策を十分行った上での開催でしたが、ライブ自体は相も変わらず素晴らしいものでした。
MCの中でも触れられていましたが、今回は最新シングル「Phantom Joke」のツアー的な位置付け。
そして、シングルのツアーはアルバムツアーよりも自由にセトリを組めるだけあって、「友達に連れてこられた人を置いてけぼりにする」レベルの曲達がいくつもありました!
【注意】
以下、セトリ順に感想を自由気ままに殴り書いています。
(もうツアーも終わったので大丈夫だと思いますが)ネタバレ注意です!
1. Phantom Joke
悲しくちゃ終われない まだずっと愛していたい
1曲目からぶっ込んできたー!1曲目に来るのは確か初めて!
これまでのライブだとセトリの終盤に置かれることの多かったこともあって斎藤さんの喉も心配だったけど、今回は今まで聴いた中で1番安定してた気がする。
ドラムは1曲目ということもあってすごく丁寧に叩いてた印象。セトリ終盤に置かれた時と全然魅せ方が違うなって思った。
2. オリオンをなぞる
1曲目に続いてユニゾンの人気・有名曲!
「暫定ロマン」、「Perfectly, Euphoria!」とか普段ならみんな叫んでる部分も今日は3人の声だけが聴こえた。違和感。
(コーラス部分を大声で歌われるのは正直あまり好きじゃないから有難い)
Phantom→オリオンで「やっぱりユニゾンはいいなぁ」なんて油断して聴いてたら次の曲で度肝を抜かれました、、
3. meet the world time
デッデッデーダツダツダツダツ。デッデッデーダツダツダツダツ。
特徴的なイントロ。聴いた瞬間テンションめっちゃ上がった。
生で初めて聴く曲キターーーーー!
昨日食べたそばは今スパゲティになった
意味わからん歌詞!さいこう!
田淵がインタビューで暗黒期と言っている時期の曲だからもう生で聴けないかなぁと思ってた。
ただ改めて聴くとセトリに組み込むの難しい曲だなとは感じた。(後半にかけて間延びする感じ)
もう今後のライブでやらない可能性あるよなぁ...。忘れた頃にまたやって欲しい(もしやらなくなったとしても映像で残るからなんとか耐えられる)
4. アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")
この曲のワクワク感は本当にすごい。
アルバム出た当初はこんな早くて手数多い曲ライブで演奏できるの?って思ってたのに今日久しぶりに聴いたら安定しすぎててびっくり。
完成度の高さに鳥肌立った曲その1。(この後あと3曲出てきます)
観客の緊張を解いてボルテージが上がって行ったのは間違いなくこの曲から。
5. メッセンジャーフロム全世界
生で初めて聴く曲その2!
桜のまえツアーのライブ音源では聴いたことあったけどようやく聴けた。
ユニゾンにしては珍しく短めの曲。
かつ最近のアルバム1曲目(エアリアルエイリアン、Own Civilization)みたいな変わり種の雰囲気も少ない、すごくシンプルな曲。
正直ユニゾンの中では無味に近い曲。それでも嬉しい。
聴きながらアルバムだとこの後あの曲に続くんだよなぁ。
あの曲好きなんだよなぁ。
なんて思ってたら、、
6. コーヒーカップシンドローム
そのままコーヒーカップキターーー!
実は今回、事前にセトリを軽く見てしまってて、ライブ前の段階で「この曲やるんだぁ」みたいな曲がいくつかありました。
でもこの曲は見てなかったのでいい意味でビックリ!
この曲地味にめっちゃ好きなんよね〜。
(ユニゾン全曲の中でもトップ10には入ると思う)
前のユニゾン全曲紹介の記事でも書いたけど、疾走感がありつつ切ない雰囲気も出ててあんまり使いたくないけど「エモい」って言葉が頭に浮かんじゃう曲。
病んでる時とか疲れ切ってる時に聴いたら泣く自信ある。謎の自信。
(鳥肌立った曲その2)
7. BUSTER DICE MISERY
コーヒーカップの余韻も抜けないまま攻撃的なギターで始まるミザリーへ!
最初のイントロ時点で鳥肌。(3曲目)
この曲とかPhantom Jokeみたいに速い曲で要所要所に入るタンバリンめっちゃ好き。
そしてこの曲は相変わらず滅茶苦茶すぎて笑ってしまった。
「すげぇ!」「かっけぇ!」みたいな純粋な盛り上がり方じゃなくて、
「何でこんなキメ合わせられんの...」って引き気味になるくらい凄い。
8. instant EGOIST
これまでの流れを一気に変える、
跳ねるようなラテン調のダンスミュージックへ。
Catcher In The Spyの中だと比較的ライブでも演奏されてる曲だけど、実際セトリに組み込みやすいんだろうなぁ。
この曲に似てる曲ってあんまり思い浮かばないし、変化をつけやすそう。
途中の田淵の奇声(?)にも歓声をあげなかったみんな偉い。
相変わらずの田淵ステップでした。
9. 10% roll, 10% romance
そしてライブお馴染みの1曲となった10%。
田淵ステップの後に競技ダンスアニメのタイアップとなった曲を持ってくる。これ狙ってる?
この曲も最初聴いた時はとんでもない曲だなと思ったのに
今は簡単そうに演奏するし歌い上げるし流石。
歌詞は少し怪しい部分もあった気がする、、。
けど冷静に考えるとユニゾンの歌詞の量はおかしい。
少しくらい間違えるのはしょうがない。
実際カラオケとかで歌詞を見て「ここってこういう歌詞だったんだ」って再認識する。ユニゾンあるある。
10. RUNNERS HIGH REPRISE
「この後はさらに珍しい曲をやっていきます」というMCの後、
最初に演奏されたのは、10%のシングルに収録されているカップリング曲。
同じシングル内の曲を連続で!
メッセンジャー→コーヒーカップもそうだけど、今回のセトリは収録されてるシングル・アルバムの曲順と合わせてる部分が少しあった。
ここら辺は考察のしがいがあるのかもしれないけど、
自分は何も分からないから考えないことにする。
この曲も含め、カップリング系の曲ってコロナ禍じゃなかったらこんなに演奏される事はなかったんだろうなぁ。
うーん、、良いのやら悪いのやら。(もちろん、世の中的には100%悪い)
11. キライ=キライ
個人的に今回のセトリで1番のサプライズ枠!
ずっと聴きたいと思ってたし、
リクエストライブの投票でも入れた曲だったからめっちゃ嬉しかった。
事前にチラッと見たセトリでこの曲をやるって事自体は知ってました。
その時は東京のチケット全落&追加公演がまだ発表されてないタイミングだったんで
「嘘、、だろ、、待ちに待った曲を聴けないの、、、」
ってなってました。
本当に聴けて良かった。
ありがとう、追加公演。ありがとう、USG。
終始赤色の照明で自分のイメージ通りの演出。
サビの田淵のコーラスがすごい聴こえた。
JET CO.の収録曲、今回のセトリで計4曲も演奏されました。大満足。
改めて聴くと結構平坦な曲が多い印象なんだけど、
独特の雰囲気があって好きなんだよなぁ。
曲の種類が増えた今だとセトリの最終候補に挙がりにくい曲達なんだろうけど、今後もたまにでいいからやって欲しい・・・。
そう思ってる物好きなファンは密かに多いはず。
(特にコーヒーカップは切実にお願いします)
12. ぼくたちのしっぱい
田淵の暗黒期を象徴するような曲(キライ=キライ)の後にこの曲を持ってくる。これ狙ってる?
FCライブのサイコロ企画で初披露された時と、オンラインライブでも聴いたからこれで3回目。
この曲もこんなに何回も聴けるとは思わなかった。
このタイミングでバラードっていうことはもう終盤。速いなぁ。
なんて事も考えてた。
本当に楽しいライブは時間が経つのはあっという間。
13. 流星のスコール
しんみりした後にこの曲はさらに沁みる。
最近は似た雰囲気の夏影テールライトをいっぱい聴いてたから久しぶりな感じ。
この曲のイントロのスプラッシュとか
「ずっと抱えた想いは ずっと抱えたメッセージは」
辺りのシンバルの使い方はマジで天才だと思う。
流星が本当に降り注いでる。俺には見えた。
14. パンデミックサドンデス
貴雄のドラムソロ→セッションで突入したのはパンデミックサドンデス。
こんな状況でこの位置にこの曲を持ってくるか!?攻め攻め!
MVがある割にはライブであんまり演奏されてない曲だと思う。
久しぶりに生で聴けた気がする。
この位置に置けるような曲は他にも人気なのが多いからなぁ。(天国と地獄、Phantom Joke、場違いとか)
セトリ選ぶのも大変そう。
貴雄が今日1の荒ぶりを見せてた。
15. スローカーヴは打てない(that made me crazy)
新アルバムから1曲!この曲も初めて生で聴く!
冒頭、オープンハイハットの4つ打ちが続くところでみんな気づいて盛り上がる感じが良かった。
アルバムツアー自体、まだ先だけどこれまでのライブで少しずつ先出ししてくれるの助かる。
ミドルテンポで少し変わった雰囲気の曲だから今後まぁまぁな頻度でセトリに入ってくるかもなぁと思った。
(デイライ協奏楽団とかオトノバ中間試験みたいな立ち位置?)
16. 君の瞳に恋してない
ヘッドホンをつけた貴雄。
同期の曲が来る!
君の瞳に恋してない!
会場の歓声(空耳)が聴こえてきそうなくらいボルテージが上がった感じがした。多分みんな心の中でキャーって言ってた。
最近のユニゾンの曲にしてはシンプルな展開なのにすごい楽しく盛り上がれる曲。
田淵もステージの左右を徘徊するように歩いて回る。
Bメロの時に上手辺りで斎藤さんのことをじっと見て、サビになる瞬間、急いでマイクの位置に戻って行った。(記憶が曖昧だから違う曲かも)
17. 桜のあと(all quartets lead to the?)
君の瞳に恋してないの余韻も無しに立て続けに桜のあとへ。
この曲も会場のボルテージ上がった感あった。
やっぱり人気曲だ。
この曲も周りの声がない分、
いつも以上にボーカル・コーラスの声が聴こえた。
18. mouth to mouse(sent you)
本編ラストにこの曲を持ってくるかー!!
この曲を最後に置くイメージをしてなかったから気づかなかったけど、
ラストにすごい持って来いな曲だなと思った。
爽やかな曲調なんだけど、どこか儚い感じもあって。
さよならが聞きたいんじゃなくて また会えると言ってほしい
君に言えなかった言葉だけ ずっと繰り返しながら
この歌詞もラストにぴったりだった。
カップリングとして「ライブでやる頻度が少ない曲」という位置付けにしちゃうには勿体ない曲だと思う。
コロナ禍になってからの一連のライブで、
「昔の曲やカップリング曲も良い曲いっぱいあるじゃん。今後のライブでもやって行くかぁ。」
みたいに考え直してくれると良いな、笑
En. さわれない歌
「早く家に帰るように」
という事でアンコールは1曲だけ、笑
ユニゾンの定番と言ってもいいくらいの曲になったさわれない歌。
カップリング曲なのに本編の終盤やアンコールの一曲に選ばれるのは、
それだけこの曲に思い入れがあるという事。(だと思う)
ユニゾンとそのファンの関係性を歌っているような歌。
もしも僕が君の前まで来て 何かできることがあるとしても
この手は差し出さない きっかけは与えたいけれど
この姿勢は昔も今も、コロナ禍になっても変わらない。
それが良いんだよなぁ。
声が出せなくなったとか、友達と一緒に見に行き辛くなったとか、ライブシーンは大きく変わってしまったけど、ユニゾンの音楽は変わらない。
ツアータイトル「Normal」
そのタイトル通り、変わらないライブを行うユニゾンを目撃しました。
「1週間後には次のツアーが始まります。これがユニゾンの"Normal"です。」
斎藤さんのMCの通り、4月からはすぐに新たなツアーが始まります。
(改めて凄い日程)
次のツアーは2012年行われた「Spring Spring Springツアー」の再現ライブ。
自分はDVDでしか見た事がないので、今からとても楽しみです。
(5/20(木)の東京公演に参戦予定)
今後も変わらず活動を続けて行くユニゾンを追い続けたいと思います!
長文・駄文に最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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