【編集中】相場をやる上で知るべき当たり前のこと
※Note刷新のため、編集中の記事です(2024.4.26)
手法を適切に習得する第一歩として、勝てるトレーダーとしての在り方をまず認識しましょう!
勝てる人と勝てない人の大きな違いは練習量とかセンスとかいう前に「認知の歪みの有無」があります。
ハッキリ言って勝てない人は間違った思考に洗脳されている状態と言っても過言ではありません。。逆に勝てる人は本当に大事な事を分かってる人が99.9%でしょう。能力以前の問題です。
私自身もそういう洗脳状態のまま死ぬほど努力しても3,4年全く勝てる気がしない地獄を見てきたので、言い切れます。考え方を矯正してから徐々に勝てる一歩に繋がった感じです。
という事で、変な考え方を正す所から初めていきましょう。
ファンダは必要無い
Twitter(X)を見ていると思いますが、介入がどうのこうのとか大口がどうのとか呟きが沢山あります。
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こういった経済の情報がトレードに活かせているのなら良いのですが、私の場合は全く見ていません。そもそも、そういう情報が出た時点で相場には既に反映された後なので意味が無かったりします。
株なら必要かもしれませんが、少なくともFXのデイトレでは不要です。テクニカル分析のみで十分勝てると言い切れます。余計な情報に自分がぐらつくことが最も愚かな行為です。
ただ、経済指標など大きな動きをする場合は想定外の動きでテクニカルが崩されることがあるため、そこだけは見ています。
インジケーターだらけのチャートは間違い
では話は変わりますが、相場をテクニカル的に見ていく上で一番大事な要素とは何でしょうか?
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正解は、ローソク足そのものです。別の捉え方をするならば相場の波とも言えますね。
しかし、インジケーターの数値に頼り切ってローソクを全く見れていない人が初心者レベルの人にはとても多い印象です。これでは勝てるようにはならないです。
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ぐだぐだ語っていても仕方ないので、最低限相場に必要なものを言います。それは、トレンドを捉えるものとレンジを捉えるもの、タイミングを取るものの3つです。
これら3つの最低限のツールのみを使って、後は値動きそのものに意味付けをしながらトレードをしていくのが正しい相場分析です。後ほど具体的に説明します。
聖杯は無い…が、勝てる確信を持つ事は必須
テクニカル分析のみで勝てるとは言いましたが、聖杯などというものは存在しません。では具体的に聖杯とはどういうものでしょうか?勝率100%の手法のことでしょうか?
私の答えは少し違います。勝率80%とか90%の手法も該当します。ただし、リスクリワード比(RR)が凄く低い手法であれば納得です。毎回1万円利確するけど、負けた時は10万円損するみたいな手法です。
勝率90%以上でRRも3以上とかだとまずは嘘を疑って良いかと思います。そのくらいの能力の人は存在したとしても、その手法は簡単に真似できないですし、誰でもできます!なんて事はまずあり得ません。
というか、なぜ裁量トレードが存在するのか考えれば分かりますよね… 誰でも簡単に真似できる聖杯があるなら、裁量やる必要すらありませんから。
勝てる確信とは?
しかし、聖杯は無いという一方で「自分はトレードで絶対に勝てる手法と能力を持っている」という確信をしている事は絶対に必須です。
言い換えれば「目先の相場の結果に左右されない頑固とした自分軸」とも言えます。例えば、損切に対して何も思わなくなるとか、勝ちに繋がる直感トレードが出来るようになるとか、人の言う事がどうでも良くなる、ファンダもどうでもよくなる…etc
トレードにおいてメンタルが重要!と言いますし、それは本当のことです。ただ、そのメンタルを支える8割はこの状態でいることです。残りの2割は私生活やら性格なども関係しますが。。
この状態になるにはどうしたら良いか?と言うと簡単な話です。「勝てる手法を知って検証して身に付ける。そして、実際に勝てるまで過去チャートで練習する」たったこれだけです。
勝てる人は5%未満という情報が個人的に一番有力だと思うのですが、これが出来ていない人が95%いるという事だと思ってます。そもそも曖昧な手法を使っている or 練習量が足りてない or 両方やったが勝てる確信に至るまでではない…のどれかに100%該当します。
どんな手法が良いのか
聖杯は無いが、勝てる自信は必要という話をした上で、具体的にどんな手法を身に付けていくのが良いのでしょうか。
先ほども説明したように最低限3つの要素をカバーするもの(インジ、ライン等)があれば十分です。
私の場合は
水平線
斜め線
移動平均線(SMA21)
たったこれだけしか使っていません。この3つで3要素を満たせるからです。勝率はRRによりますが、勝率60%くらいでRR1.5程度を目指せれば十分勝てます。
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トレンドならMAかトレンドラインを引く、レンジならMAを跨ぐので上下に水平線か斜め線を引く、タイミングはローソクのヒゲで入る。殆どこれだけなので、複雑なインジも必要ないんです。
ただ好みに応じて追加すること自体は良いと思います。ざっくり挙げれば下記のようなものです。
トレンドで使えるインジ
指数移動平均線(EMA)
一目均衡表
ボリバン
レンジで使えるインジ
ボリバン
RCI
MACD、RSIなどのオシレーター系
タイミング取りに使えるインジ
先行移動平均線(DMA)
サインツール
短期足のオシレーター系
インジの意味を知っておくことが大事
色々挙げましたが、結局は自分が使っているツールで何を見ているのかが分かっていれば良いです。それが分からずに入れているなら消した方がマシです!
例えば、上昇トレンド相場でボリバンやオシレーター系の売りサインが出た場合に売ったらどうなるでしょうか?
…
…
はい、高確率で損切になりますよね。。もし利確になったとしてもそれは間違った利確です。
「利確になったから正しい、損切だから間違いはレベルの低い認識」です。これは必ず覚えておいて下さい。勝ちトレーダーからすれば全員当たり前の話です。
逆に言えばレンジだからレンジで使えるインジを使って入ったら損切になったのなら、それは正しい損切です。そんな行動を取れた貴方はとてもレベルの高い人間なのです!
因みに、逆張りはダメ!とか順張りをしろ!とかは私はあまり思いません。順張りでも負けますし、逆張りでも勝てます。相場の環境に合ったトレードをしたかどうかが全てです。
勝ちトレーダーは予想をしない
最後に目指すべき方向について今一度おさらいしましょう。トレーダーとして目指すべきは勝てる確信を持つ事でした。
実はこれが出来ている人といない人にはめちゃくちゃ大きな認知の差があります。それは相場を予想しているかどうか?です。
「上に上がって勝てると思うから買う」
「下に下がりそうだから売る」
「プロトレーダーは相場を当てるのが上手いと思っている」
「相場を当てて得意気になっている」
「損切になると期待が外れて落ち込む」
この考えはトレーダーとして正しいでしょうか?
…
…
答えはNoです!
「え?勝てる所だから入るんでしょ?w」と思うかもしれませんが、Twitterにいるよく分からない怪しい人を除いて本当に勝ってる人は全員違います。恐らく次のエントリーが勝てると思って入ってる人は殆どいません。
いやいや、勝てる確信を持つって言ったやん!と思うかもしれません。この違いとしては「次のトレードが勝てるかどうか?ではなく長期的に見て勝てるかどうか?」です。
つまり、勝っている人は月~年単位で勝てる確信を持っているが、次のトレードが勝てると思って入っている人はいないということです。
一方で勝てない人というのは、勝てるかどうか分からないし不安なので、次のトレードで勝たなければならないと考えてしまいます。
その結果どうなるかというと、一生懸命予想して相場を当てようとします。テクニカル分析であれこれ考えて次の1回で利益を取りに行ったり、損切は悪だと考えている人は全員当てはまります。
これの何がいけないかと言うと、損切で裏切られたと感じて心に大ダメージを受けることや、他人の意見を安易に聞き入れて分析が崩れたり、入るべき時に躊躇して入れなかったり…etc マイナスだらけです(汗)
因みに、Twitterにいる偽物を暴くのも簡単です。勝って得意気になっているかどうかを見ればすぐ分かります(笑)相場を当てたら凄いのだと、相場予想している何よりの証拠です。
勝てる人は「次のトレードが勝てるかは分からないが、この考え方でトレードをしていれば長期では勝てるのだから考える必要がない」と思っています。
そうすれば自然とメンタル的にも好循環が生まれやすいですし、直感に基づいたトレードも本当によく当たるようになります(直感トレードについては別の記事で解説する予定です。)
軸を作れば予想せず勝てる確信も持てる
FXの勉強を通して得るべきものは、テクニカル分析の質を上げることもありますが、それと同時に正しい考え方に矯正することです。でなければ永遠に勝てるようにはなりません。
予想をしないトレードをするには「一定の物差しで相場を分析し続けて、毎回同じエントリーをただ繰り返す。そしてそれさえやっていれば必ず勝てると思えるようにする」必要があります。
そのためには、テクニカル分析を通して相場観を養うというよりは、自分だけの基準を作って機械的に同じ事を繰り返すような状態に持っていく事がゴールです。
そうなると、ありとあらゆる事を理論化して体系的に整理しなければなりません。何となくの必死に勉強しているだけでは意味がありません。
環境認識
トレードする波の規模
エントリー手法
利確 / 損切ルール
資金管理
このくらいは完璧に即答できるほどの軸が出来ていれば勝てるようになるかと思います!
ここまで出来れば、自分のトレードが大体どのくらいの結果を生むか?が明確に分かるようになるので、それが月間連続プラスになれば勝てる確信は自然と身に付きます。
勝ってる人の手法を学んでも勝てない理由
最後に、勝てる人が売っている手法を学んでも勝てるようにならない理由は上記の話から考えれば簡単に分かります。
それは勝っている人の手法の一部を知っただけで、自分軸は出来ていなかったからです。自分の言葉で再構築してノートにマニュアル書を一冊作るくらい出来なければ、残念ながら手法を習得したとは言えません。それは手法の一部を知った or 知った気になっているだけです。
まとめ
勝ちトレーダーが当たり前に認識していること、それは
ファンダは要らない(経済指標だけでOK)
聖杯はないが、勝てる確信を持てるだけの検証・練習は絶対に必要
トレンド、レンジ、タイミングを測るツールさえあれば良く、それぞれのインジの意味を把握している
利確だから正しい、損切だからダメは間違い。決めた通りに出来たかの方が重要
相場予想をしてはいけない。そのためには自分軸を作る必要がある
です。これを心の底から信じて行動できているかどうかで殆ど全て決まりますし、海外の成功したトレーダーも口を揃えて言ってる事なので、客観的に見ても事実です。
ただ、そう簡単に間違った思考の洗脳は解けない事もよく知ってます。家の見える所にメモして毎日自分に言い聞かせるなどして少しずつ変えていきましょー!