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☆ 30歳が考える生産性について① - 日本の生産性 -

なぜ生産性について書くのか

社会人として働く上で重要なキーワードで、人生を楽しく生きるために必要なことだと思うからです。
ただ、なんとなく毎年のように日本の生産性が低いというニュースが流れてきて、会社で働いているときも
「生産性が低いな~」と感覚的には思うところがあるものの実際データをみて深堀をしたことがないので
実際にそれをやってみようと思いnoteに書くことにしました。
ただ、一回にすべてをよみ説くのは厳しいので継続的に書いていこうと思っています。
今回はその一回目として最新のデータをみながら現状どうなっているのかを確認していこうと思います。

データ(労働生産性の国際比較)

2022年の日本の時間当たり労働生産性(就業 1 時間当たり付加価値)

>1.日本の時間当たり労働生産性は、52.3 ドル。OECD 加盟 38 カ国中 30 位。
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>OECD データに基づく 2022 年の日本の時間当たり労働生産性(就業 1 時間当たり付加価値)は、52.3 ドル(5,099 円/購買力平価(PPP)換算)。OECD 加盟 38 カ国中 30 位だった。順位でみるとデータが取得可能な 1970 年以降、最も低い順位になっている。2021 年と比較すると、実質ベースで 0.8%上昇した。
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>2.日本の一人当たり労働生産性は、85,329 ドル。OECD 加盟 38 カ国中 31 位。
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>2022 年の日本の一人当たり労働生産性(就業者一人当たり付加価値)は、85,329 ドル(833 万円/購買力平価(PPP)換算)。ポルトガル(88,777 ドル/866 万円)のほか、ハンガリー(85,476 ドル/834 万円)やラトビア(83,982 ドル/819 万円)といった東欧・バルト海沿岸諸国とほぼ同水準となっている。順位でみても、1970 年以降で最も低い 31 位に落ち込んでいる。
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>3. 日本の製造業の労働生産性は、94,155 ドル。OECD に加盟する主要 34 カ国中 18 位。
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>2021 年の日本の製造業の労働生産性(就業者一人当たり付加価値)は、94,155 ドル(1,078 万円/為替レート換算)。これは米国の 6 割弱(56%)に相当し、フランス(96,949 ドル)とほぼ同水準。2000 年にはOECD 諸国でもトップだったが、2000 年代に入ると順位が低落するようになり、2015 年以降は 16~19 位で推移している

[日本生産本部 労働生産性の国際比較](https://www.jpc-net.jp/research/list/comparison.html)

結果・考察・まとめ

上記のデータから以下のことがわかりました。

  • 製造業の労働生産性が2000年から現在まで比較すると、労働生産性がそこまで減少しているわけではないが、OECD加盟国の中で他国が上昇しているので相対的に順位が低くなってきているということ。

  • 基本的に日本の労働生産性はOECD加盟国の中で低いが、特に2017年ころから顕著に順位が下がっているということ。

今までの私は、日本はなんとなく生産性が低いという考えしかありませんでしたが、上記のデータをみることによって、
現在の日本の労働生産性が過去と比較して数値や他国との比較をしたときにどうなのかがわかりました。私の感覚として労働生産性が低くはなっているんだけど、特に他国や時間軸で評価したときがより悪く見えるというだけと考えていて、時代についていけるようになれば、どんどん良くなっていくのではないかと考えました(楽観的ですかね??)。
次回は産業別の生産性について考えていきたいと思います。

さいごに

私の投稿をみて、いいねやコメントをしていただけると、泣いて喜ぶので
ぜひ気軽に絡んでください!
これからよろしくお願いします。
あと、こういうデータをみて考える場があると,いろんな人の意見が組み合わさって良いことがあるんだと思いました(雑)。

参考文献

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