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ライティングど素人が「Xaris(カリス)」を使ったら、文章つくるの楽しすぎて一日が終わった【最強の壁打ち】

ChatGPT や Gemini など、生成 AI が続々と登場しています。
しかし、そのめざましい進化の中、本当に「書く」ことをサポートしてくれるツールはどれほどあるでしょうか?

実際に生成 AI を使って文章を作成してみても、オリジナリティのある文章をつくるにはプロンプトのテクニックや試行錯誤が必要です。
結局使いこなせず表面的で既視感のある文章になってしまい、むしろ創造の源泉であるはずの「書く喜び」は失われていくように感じませんか?

そんな現状に風穴を開けるのが、AI ライティングツール「Xaris(カリス)」です。
Xaris の特徴は、自然な対話を通して、書くことをサポートしてくれる点にあります。

使用イメージ

Xaris を使った一番の驚き

一番の驚きは、まるで人にインタビューを受けているかのような自然な対話です。
文章を書く上で難しいのは、自分の思考を整理し、言葉にすること。
Xaris は、この「自己対話」の難しさを解消してくれます。

実際に、映画の考察記事で Xaris を使ってみた

最初の画面

まず Xaris を立ち上げると、最初に [どんな原稿を書きたいですか?] という選択肢が出てきます。ここで一番下の [その他] を選びます。

一番上の「SEO記事作成」はビジネス向きです。この記事ではまず Xaris との対話の楽しさを体験してもらいたいので、汎用的な [その他] モードで説明していきます

次に、どんな原稿を書きたいかを質問されるので、[映画「落下の解剖学」の考察記事] と入力しました。

すると Xaris は

  • 特に焦点を当てたいポイントは何か

  • その〇〇について特に掘り下げたいことは何か

  • その〇〇は具体的にどういうことか

など、会話の文脈に合わせて、内容を掘り下げるためのさまざまな質問を投げかけてくれます。
それに対してユーザーが答えていくうちに、ぼんやりとした感想や意見が、より深い記事へと昇華されていきます。

質問が難しくてうまく答えられないときは?

まずは例示してくれたものからなんとなくイメージに近いものを選んでみましょう。
また、[質問を変えて] というコマンドを選ぶことで、違う角度から掘り下げてくれます。

深掘りするためのさまざまなコマンド

Xaris はどんな人におすすめ?

  • 書きたいネタはあるけれど、文章を書くことに慣れていなかったり、モチベーションが上がらない人

  • 書いている途中に細かい表現が気になって筆が進まなくなる完璧主義な人

  • 文章の整合性や文体を気にせず、伝えたいことを書き散らすだけで、人に伝わりやすい文章を作成したい人

Xaris を使えば、伝えたいことをダラダラと入力するだけで、クセがなく読みやすい文章が短時間で出来上がります。

AI に文章作成を任せたら、個性はなくなる?

AI が生成する文章はマニュアルのようにどこか機械的で、個性がないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、それはAIが持つポテンシャルの一部しか見ていないということです。
Xaris は、むしろ個性を引き出すための強力なツールになり得るのです。

できあがった初稿に表現・個性を加えてみよう

「ここをもっと膨らませたい」と指示

できあがった文章がピンとこなかったり、言いたいことをもっと膨らませたい場合、次のように追加の指示をするのがおすすめです。

  • (範囲を指定して)この部分を膨らませたい

  • (範囲を指定して)期待感をもたせるような魅力的な書き出しにしたい

  • 以下のエピソードを追加して:(具体的な内容を箇条書きで)

画面右がエディタになっており編集がしやすい

もちろん、AI が生成した文章をそのまま使う必要はありません。
生成された文章をベースに、自分らしい言い回しや表現を加えたり、より具体的なエピソードを挿入したりといった編集がしやすい UI になっています。

このようにあなたがもつ「視点」「解釈」を加えて形作っていくことで、AI の提案した文章に「個性」が出てくると思います。

文体や表現変えるさまざまなテクニック

さらに生成 AI では特定の作家や URL を指定することで、文体を一発で変更できます。例えば

  • 自分がつくった過去のブログ記事を指定し、文体やトーンを揃える

  • 芥川龍之介を指定し、文豪のような重厚で格調高い文章を生成

などが可能です。
さらに、多様な表現方法を簡単に試せます。
同じ内容を説明するにも、

  • 比喩表現を使う

  • 箇条書きで簡潔にまとめる

  • ストーリー形式で展開してみる

など様々なアプローチが可能です。

アドバイスやリライトもしてくれる

一通り文章ができたら、アドバイスやリライトをお願いすることでクオリティをさらに上げることができます。

  • 読み手にとってわかりやすくなっているかを修正する

  • 章ごとのつながりが不自然になっているところを直す

  • 誤字脱字をチェック

など、プロの編集者にレビューをしてもらっているかのような的確な指摘がもらえます。

[リライトして]という指示ひとつで、修正方針から具体例まで提案してくれる

自分らしさ以前に、まずは立ち止まってもらえること

たくさんの情報が溢れる現代において、毎日忙しい日々を送っている読み手に目を留めてもらうのは容易ではありません。
まずは読みやすい文章で最低限の品質を担保することが大切です。
Xaris は、まさにそのための土台を提供してくれるツールです。

「書きたいネタがない」人には意味のないツール?

ここまで、「書きたいことがある人」が使うことを前提としてお話をしてきましたが、「そもそも書くネタがないから書けないんだ」という人も多いと思います。
しかし、Xaris の真価は、「書けた!」という成功体験サイクルを高速回転できることにあります。

例えば、あなたが「今日のランチはパスタだった」と Xaris に入力したとします。
すると Xaris は、「どんなパスタでしたか?」「どこのお店でしたか?」「誰と行きましたか?」「美味しかったですか?」など、様々な質問を投げかけてきます。
これらの質問に答えていくうちに、最初は取るに足らないと思っていたランチの体験が、鮮やかな思い出として蘇ってくるはずです。
そして、その思い出を文章として表現することで、あなただけのオリジナルコンテンツが生まれるのです。

なので、むしろ「自分の日常には記事にするようなネタはない」と思っている人にこそ、Xaris を試してみてほしいのです。

ネタがない人にもおすすめの使い方

Xaris は SEO に特化した(検索されやすくなる)記事が作れることを強みとしていますが、あくまでもブログのように自己表現のひとつとして文章を作りたい場合に、おすすめのやり方があります。

  1. Xaris を立ち上げると、最初に [どんな原稿を書きたいですか?] という選択肢が出てきます。
    ここで、一番下の [その他] を選んでください。
    これを選ぶと「ヒアリングモード」になります。
    (SEO 記事モードに比べ、書き散らしや個人のエッセイに向いているモードです)

  2. X に呟くように、何気ない日常の出来事を入力してみてください。

  3. Xaris は様々な質問を通して、あなたの潜在的な興味を掘り起こし、どこにでもあると思っていた出来事をあなただけの特別な体験へと昇華させてくれます。

まとめ

AI ライティングツール「Xaris(カリス)」なら、プロンプトのテクニックや試行錯誤はほとんど必要ありません。
Xaris は、どんな些細な出来事にも耳を傾け、あなたの中にあるモヤモヤとした思考を整理し、読み応えのある記事へと昇華させてくれます。
書き終えた後に感じる「書けた!」という達成感、そして自分の考えが整理された喜びは、きっと新たな発見をもたらすでしょう。

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