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暗夜の淵にて

お世話様になります。

昨日の投稿をご覧下さった皆様、
お付き合い頂き、本当にありがとうございます。

先の記事での、「追い討ち」について
お話しさせて頂きたいと思います。

ご覧頂く上で、場合によっては嫌厭される方もいらっしゃるであろう内容となりますので、
予めご了承くださいませ。

このお話をするには、まず私が
「ASD」と「ADHD」を併発している、と言うお話からしなくてはなりません。

この時点で「あ、この先の話は無理そうだな」と思われた方は、ブラウザバックを推奨致します。

自身の脳機能の特異性の為、これまで数限り無い職場を点々としてきました。
どの環境でも良好なコミニュケーションが築けず、曖昧な指示を自分で補填できない。
そうすると解釈違いが起こり、「業務に支障が出る」と言われる始末。

あまりにも職場での不調和が著しいため、心療内科で検査した所の診断結果でした。

それを職場に伝えると、当然の如くやんわりと雇い止めを言い渡され(※あくまで自己都合退職で)
今年5月に離職しました。

さて、困った。
これから身の振り方をどうしようか。
周りに迷惑をかけてしまうなら、せめて適応できる環境で働くしかないだろう、と思い、発達障害での障害者手帳を申請して、その範疇で職を探そう、と思い
心療内科の先生に診断書をお願いするも、初診から半年経たないと貰えない上、先生から診断書を永らく書き渋られていました。

収支がない以上、失業保険で一定期間糊口をしのぐしかない。と、職安での手続きを試みるも、
「精神障害者枠での求人を希望するなら、失業保険手続きもそれにならった方がいい。
ただ、手帳、せめて手帳の申請証明書がないと手続きはできない。
また、失業から換算して300日の支給となるため、経過した日数分を全額受け取ることはできない。遅くとも9月までに手帳の申請を。」と言われ、
先日ようやく書いて貰えた診断書を元に、地元の福祉課に手帳申請をし、やっとの思いで証明書を頂きました。

「これでようやく光明が指す…!!」

と思ったのも束の間。

再度、失業保険の手続きで職安を訪れた際に放たれたのは
「手帳本体がないと申請出来ません。」
の一言でした。

話が違うじゃないか。

「前回、こちらの別の担当者の方には、手帳申請の証明書があれば手続き可能と伺いましたが?」
「それは申し訳ございません。ですが、規則ですので。手帳の発行までにはどのくらいかかりそうですか?」

福祉課に確認したところ、2~3ヶ月はかかるとの事。
その間も、受給日数は減っていく。

「手帳が発行され次第、かかりつけの心療内科の先生に就業可能同意書に病状に1番適した診断名を書いて提出してもらえれば、働けなかった経過日数分を上乗せして受給出来ますので、その方向で再度お越しください。」

なるほど。
しかし、「発達障害」と言う症状では
「就業不可」扱いにはならない。
「統合失調症」「自律神経失調症」「鬱病」」
等の疾患であれば別だけれど。

しかし、しかし。
あれだけ診断書を書き渋っていた先生に
再度別の診断名で署名して欲しいとお願いをして
「はい分かりました。」と納得してもらえるだろうか。

はっきり言って望み薄である。

「生活保護」

当然この考えも浮かびました。

しかし、地方。通院の為にはどうしても車が要る。
車を手放したり、情報媒体を手放したりを要求されるのであれば、それこそ状況悪化になる。

完全に詰みだ。

行政は、弱者に決して優しくない。

途方もない、朝の来ない暗夜に放り出された気分でした。

これが、お騒がせした絶望の正体です。

みっともなく、利己的で、そして重苦しいお話にここまで長々とお付き合い頂き、ありがとうございます。

これをお読みくださった皆様にお願いがあります。

1つ。もし周りに、どうにもならない事情や理解されにくい病気などで苦しんで居る人がいたら、
突き放さずに寄り添って上げてください。

2つ。もし、原因不明の慢性的な身体の不調を感じていたら、「慢性上咽頭炎」を疑ってみてください。症状の緩和に繋がるかもしれません。

そして3つ目。

私、「林檎唄」の未来がどうなるかは分かりません。
これまでのような活動が、もう二度と出来なくなるかもしれない。
それでも、林檎唄と関わっていてくれますか?

何も出来ないかもしれない。
でも
せっかく巡り逢えたご縁を手放してしまいたくない。
皆さんと最後まで繋がっていたい。

どうか、どうか。


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