デザインコンペを終えて ~痴漢抑止バッジ(&コンペ)についての感想、考察と私的見解
今月、巷を賑わせた、知っている人は知っている、知らない人は知らない、でもネットを中心に(論議も含めて)多くで話題になった、テレビのニュースでもあちこちで扱われたりしたクラウドファンディングがあります。
(念のため補足しておくと、クラウドファンディングとは「こういう事を達成したい!」という夢や目標をサイト上で掲げ、「達成された暁には援助してくれた方にこのようなサービスを実施します」というアイディアの上で支援者から資金を集める資金調達WEBサービス)
それがこれです。
「痴漢抑止バッジ」をつけて痴漢行為から身を守ろう!
プロジェクトのポータルサイトはこちら
これについては別のノートでも以前書いたので、説明は割愛します。
今回は前回のノートを読んだ前提で書く、言わば前回の続きとして書いた記事ですので、前回のノートをご覧になっていない方は、そちらからお読みください。
バッジデザインコンペを終えて
クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」にて、バッジの商品化用デザインのコンペティションが11月頭の頃から開催されていました。そして、24日にコンペは受付終了し、総数441案のデザイン提案が集まりました。
12月1日にこの中からプロジェクト側にて12作品の候補を選定、翌日からクラウドファンディングで資金支援した事で獲得した投票権を持つ人々による投票で商品化案を3点選びます。
かねてより痴漢冤罪問題に高い関心を持っていた僕も、このデザインコンペには参加していました。
コンペ終了後、ようやく落ち着いて文章を書ける時間が少し取れたので、コンペも締め切りとなった事ですし、参加している身という事で今までなるべく控えていた個人的な感想や意見をここに書こうと思います。
否定的な意見もやや散見される痴漢抑止バッジですが、前回のノートにも書いているとおり、僕は一定の効果はあると考えています。
それが持続するかどうか、普及率によって変化するか否かという問題もあると思いますが、効果は確実にあるはずです。
しかし、このデザインコンペが成功だったのかというと、終了後振り返ってみて、確信をもって首を縦に振る事はできないかな……と、正直僕は感じました。
もちろんコンペを開催する事は素晴らしいのですが、今回のコンペは参加にあまりにも制限が無さ過ぎて、個人的には自由な無法地帯みたいになってしまった印象が拭えなかったのです。
なぜクラウドソーシングサイトで案を募ったのか。
プロでもアマチュアでも、サイトには報酬を受け取って作品を提供するビジネスパートナーとしてのワーカーがそこにたくさん居るからです。
センシティブな案件ではあるものの、「商品」のコンペティションだった。だから本来、商品としてのデザイン案が集まるはずでした。
しかし「痴漢抑止バッジ」のデザインコンペは前回のノートにも書いたとおり、ただのデザインコンペではなく「抑止効果」と「バッジを付ける女性が身に着けやすいデザイン性」の両立が必要という、難易度の高いコンペなのです。
僕も初めの頃は「相手に圧迫感を与えれば抑止になる」などと単純に考えたり、その後も暗中模索でいろいろな方向からアプローチしたりして様々なデザイン案を提案していました。
痴漢が発生するメカニズム、元被害者の声、痴漢加害者のカウンセリングによる痴漢の心理、その他、デザイン方向の視覚効果、色効果など、抑止に有効そうな情報を自分でも集めつつ、募集情報に追記が加わる度に参考にしてデザインの方向を軌道修正していきました。
僕を含め、初期の頃から参加していたワーカーにとっては当時は手探り感が強かったのですが、後発であればあるほどヒントも増えていくので、(いいデザイン案を先取りされるなどのリスクを除けば)本当は後発の方がデザインを考えるうえでは有利でもあったりするはずです。
けれど、募集情報を見ないワーカーの方々も散見され、募集情報内で(既存のポスターなどに対して)「こういう表現はどうかと感じる」と疑問を呈しているような、まさにその表現でバッジデザインを提案しているワーカーの人もいました。
それでも登録しているワーカーであれば誰でも参加はできます。
上記のような提案も(結局は「自分は募集情報を見ない人間」である事を自ら表している形になっているものの)ありなのかもしれません。クライアントを侮辱している事になりますが…。(いや、やっぱり良くはないか…;)
しかし今回のコンペは案件が案件なだけに、ワーカーでない人までもがクラウドワークスに新規登録して、大量に参入してきました。その結果、素人の方々が一気に流入してきて、個人的には(凄く酷い表現でいうと)「場が荒らされた」ような印象を覚えました。
もちろん、ワーカーでない人が新規登録する事自体は、問題はないと考えています。
誰だって、プロだって、初めはみんな新規です。クラウドワークス上ではキャリアゼロの状態からスタートします。
今回のコンペのためだけに新規登録――……も、アウト寄りのグレーだと思いますが、プロジェクトに一役買いたい、お手伝いしたいという思いを叶えるにはクラウドワークスのワーカーになるしかないので、僕はいい気分はしないしクラウドワークス側にとっても迷惑かもしれないけど、まだ気持ちは理解できるのです。
それで素晴らしいデザインの提案がなされるのであれば、いいと思うのです。
でも、「意識」まで素人な人も多く見られたのが残念で仕方なかった。
「商品コンペ」の意識がない人、痴漢被害者への配慮のないデザインなど……今はコンペが終了したので提案例の表示はクローズになっていますが、開催中は誰でも見られる状態でした。
僕自身が確認できている限りで、おそらくバッジを身に着ける事になると思われる中高生(アイテムがバッジなので多分、中高生メインになる)でコンペを見ていたのは一人しか確認できなかったので、多くの該当世代の女性はコンペの提案例を目にしていないと思われますが、もしいま現在、痴漢被害に遭っている子たちが目にした場合、傷ついたのではないかと感じるデザインも散見されました。(もちろん提案したワーカー自身はそんなつもりもないのだと思いますが。)
僕は18個のデザイン案を提案したのですが、僕自身も初期は暗中模索だったため、もしかしたら現役被害者の方々を傷つけている事になるのでは?と、自分でも思うデザイン案もいくつかありました。それについては自戒の限りです。
しかし僕は未成年ではないし、しかも男性です。初めからハンデがある自分はすぐに正解に近づけないだろう事は分かっていたので、提案を繰り返す中で少しずつ軌道修正していこうと最初から考えていました。
独自に情報を集めていたのも、そのためです。
そうするうちに、痴漢に遭う子たちというのがどういう人物像なのか、どのような心理状態なのかという事も、少しずつ想像が可能になってきました。
今はだいぶ知られている事ですし、コンペの募集情報にも記載されている事ですが、痴漢に遭うのは外見の性的魅力(美人度や露出度など)が起因するのではなく、「抵抗しないかどうか」で判断します。
つまり、気弱そう、おとなしそうな子がターゲットになりやすい。
(痴漢が満員電車の中だけとは限りませんが、)割合多くは満員電車もしくはバスで行われる痴漢ですが、周囲にかなりの人間がいる中で犯行を行うのは性的嗜好ももちろんありますが、結局はストレスの発散が大きいからです。だから性犯罪でありながら、相手を定める基準が性的基準優先でなかったりする特殊性があります。
僕はデザインを考える時、「自分がバッジを付けるとしたら」という仮定で考えました。
もし自分が被害に遭えばすぐに「誰だてめっ!このやろっ!」と、すぐに手を掴むのではないか。
もっとも男性である自分は痴漢に遭う確率がグッと低いので、そういう状況を想定したことすらなく、いざ本当に被害に遭ったらパニックになって前述のとおり体を動かせるかどうかという気もします。
そう考えると、「痴漢に遭う」って、おそらく想像するより怖いのではないかとも感じます。そのうえで、元被害者の方々の声なども読んでいき、できるだけ自分の中でシミュレーションしていきました。
自分自身、注目されるとビビってしまう人間でもあるので、そのうえで抵抗力がそれほどある訳でもない人間であると想像した時、それは相当な恐怖感を伴うのではないかというのが、非未成年の男性である自分にも100%とはいえないまでも近い想像ができる気がします。
加えて満員電車で被害に遭ったとしたら、もとより声など出しにくい空気の空間なので、抵抗も難しい事は多分、想像に難くない。
言葉の表現が難しいし、この表現が適切かは分からないけれど、痴漢に遭いやすいタイプの子たちは、おそらく活気に溢れたタイプではないだろうと思います。
思った事はズバズバいうようなタイプであれば、されるがままにはならない。すぐに犯人の手を掴んでいるはずです。
それが難しい、もしくは難しいだろうと外見的に見える「おとなしそうな子・内気そうな子」が犯行の対象に選ばれます。
バッジのエンドユーザーは、まさにそういう子たちが対象になります。
商品のコンペティションである以上、エンドユーザーに対して配慮し、ユーザーの心理を知って、想像しなければならない。
しかし、コンペには沢山の「痴漢、許せない!」という人々が大挙してきました。新規登録者以外にも、元からのワーカーの方々の中にもそのような人がいました。
痴漢に対して「ゴミ」、「クズ」、「ブタ箱」、「殺す」など、過激な文言を宣言するデザインなど……。
本当にそれが「商品」になるという事を前提に考えられたのか、被害者の子たちがそんなバッジを身に着ける事を想定しているのかと思うような、たくさんの「感情」と「憎悪」の掃き溜めみたいな場になったのを見て、僕は悲しくなりました。
被害者でもない自分がこう感じるくらいなら、もしこれをいま現在の被害者の子たちが目にしていたら、どう感じただろうと考えました。
他にも、痴漢被害者が身に着けるバッジのデザインなのに、犯行の様子を描いたデザインだったり、セクシーな女性のシルエット、性的キーワードの挿入など……あまりに被害者の配慮に欠けたデザインもありました。
クラウドワークスのシステム上、提案したらそのままデザインが公開になります。非公開にもできますが、そうすると提案例に対する意見が聞けないので公開にされていたのだと思いますが、結果的に自由過ぎて無法地帯になってしまった感が否めません。
このバッジとプロジェクト自体初めてで前例がなく、何から何まで実験的な事になると思うので、全て完璧にはならないと思いますが、今回のコンペについて振り返って感じた事は、そういう部分でした。
抑止バッジの今後についての考察
コンペの提案例を見ていて、全体的に多いなと感じたのは、「痴漢だけに対してのメッセージになっているデザイン」でした。
もっとも、発案者の高校生の子が今現在使用している現行バッジに「痴漢は犯罪です・私は泣き寝入りしません」という文言があり、同じ文句がデザインの募集情報にも記載されているので、当然と言えば当然です。
でも募集情報では、「痴漢は犯罪~」の文言と、それ以外に抑止効果があると思われる別の文言も認められています。
前述のとおり僕は被害者の視点で「どういうデザインがいいか」と同時に「どういうデザインは嫌だろうか」とも考えました。
すると、僕は「痴漢は犯罪です・泣き寝入りしません」の文言が入っているバッジは身に着けたくないと感じました。
ある意味、当たり前です。
誰だって自分が痴漢されているという事をおおっぴらに公衆に向けて知らせたいとは思いません。
「何言ってんだ、実際にそのバッジを付けている子が今いるだろ!」という人もいると思いますが、発案者の子も何の抵抗もなくバッジを身に着けている訳ではないはずです。実際に身に着けるまで相当な葛藤があっただろうと考えられますし、身に着けてからも心ない言葉で傷ついたりなどしています。
単純に、痴漢の被害と天秤にかけた末に、バッジで被害を無くせる方がマシだと考えたに過ぎない訳です。覚悟が大きかったから故、成立している状況でもあります。
ではその勇気と覚悟がない子たちは?
バッジを身に着けるまでの間には、縁が全くない自分やその他の大人たちが考える以上に大きなハードルがあるだろうと僕は考えます。大人の男性の僕ですら、そんな勇気がないのだから。
発案者の子は何度も被害対策を講じては効かず、講じては効かずで試行錯誤を繰り返した過程があるから、まだその覚悟を持つ事ができた部分もある気がします。
そもそも現行バッジが効果的なのに、わざわざデザインコンペを開催した理由は、抑止効果に加えて「身に着けやすさ」をプラスする事が目的です。
現行バッジにある文言だからコンペの募集情報でも同じ文言が記載されているのだと思いますが、できれば望ましいのはそれ以外の文言ではないかな、と僕は思うのです。
だから僕は「痴漢」や「泣き寝入り」という言葉は一度も使いませんでした。
それらがなくても、理論としては「目の前の相手は抵抗する」という宣言の内容が分かれば、抑止効果は十分あります。
商品化しても身に着けてもらわなければ本末転倒なので、抑止効果と同時に、身に着けるまでのハードルを意識していました。
もっとも、どうせ抑止するならハッキリとした文言があった方がいいという被害者の子もいると思います。
「抵抗はあるけど、被害がなくなるなら我慢できる」という場合、「痴漢」という単語がある方を望む子がいる確率も僕は否定できません。
商品化枠は3枠なので、どちらもあってもいいかもしれません。
ただその場合、以下のような別の懸念要素があります。
「痴漢に対するデザイン」が全体的に多いと感じた印象は、別の表現に置き換えると「痴漢しかそのバッジを見ない前提のデザイン」という表現に置き換えられます。印象として感じたのは、それでした。
ほとんどの人が頭に想定していないように感じたのは、「商品化バッジ」と(発案者の子が付けている)「現行使用バッジ」は別物であるという点です。
デザインが違うという意味ではなく、商品として販売される前と後とでは世界が様変わりし、「痴漢抑止バッジ」の存在自体が変化してしまうという意味です。
シミュレートしてみてください。
販売初期はそこまで大きな普及率ではないかもしれません。
しかし現時点でもネットで大きな反響を呼び、欲しいという人は多い。
販売され、完売し、日常の風景にバッジを付けた女性を目撃して「あっ、あのバッジだ!」と感じるようになるかもしれません。
その後、被害に遭わなくなったという声がSNSにポストされると、瞬く間に拡がり、ニュースで扱われ、販路の目処が立ち、大量増産する事も考えられます。
そして普及率が拡大し、たまたま目撃する程度だったバッジ装着者が、次第に毎日目にするようになり、気づけば、電車に乗ると視界に2~3人はバッジを身に着けた女性がいるような状況になっている可能性もあります。
シミュレートしてみてください。特に男性。
満員電車に乗って、視界に「痴漢は犯罪!私は黙りません!」との文言が入ったバッジを身に着けた女性が何人もいる状況。
「俺、痴漢じゃないし!」と、ストレスを受けるはずです。(いや、そんな事ないけど……って人はちょっと想像が足りないと思う。)
想像しにくいという人は、バッジを誰かの疑惑の視線に置き換えてみれば、少し想像しやすいかもしれません。
「痴漢」「おい、痴漢」「何もするんじゃないぞ痴漢」「分かってるだろうな、痴漢」「見てるぞ痴漢」
「痴漢」「痴漢」「痴漢」「おい痴漢」「犯罪だぞ痴漢」「容赦しないからな痴漢」「痴漢」
……と、日々訴えられているような環境を、普及率に伴って作り上げてしまう可能性があります。視界に映る数が沢山になる事を言っています。特定の場所にちょっとだけあるようなポスターなどとは全く異なります。
むしろ犯罪の気が全くない人ほど「俺、痴漢じゃないし!」とウンザリするし、そもそも痴漢犯罪は犯人のフラストレーションが蓄積して理性が低下する事で発生します。
そうなるとマタニティ―バッジの事例のように攻撃性を刺激したり、むしろ痴漢を生み出してしまう事にもなりかねない気がします。
しかしバッジが普及する事で痴漢犯罪を抑止する事がプロジェクトのそもそもの目的です。
そうなるとバッジのデザインが重要ですし、そもそもバッジを目にするのは痴漢以外の何でもない普通の人がほとんどです。
全ての人がそれを目にする前提でデザインしなくてはならない。抑止効果を失わずに。僕はそれを意識してデザイン案を提案してきました。
しかし、全体的には「多分、痴漢にしかこれを見せる気があんまり無いんだろうなあ」と思うデザインが多い印象かな…と、個人的には感じています。
あくまで私見であり確率論でもあるので、これを強く訴える気はないのですが、プロジェクトの皆さんや投票をされる方の判断要素の1つにでもなればと思います。
別に自分のデザインを推したい訳ではなく、(選に漏れたらもちろん残念ですが、)私的にはこう考えていますという考察意見です。
そして前述のとおり中高生がメインになると思われるバッジでありながら、おそらく知らない中高生が多い以上、実質的には中高生が蚊帳の外で、大人たちだけで決めている状況になってしまっているので、投票の際はできるだけ家族や知り合いなどバッジ該当世代の子たちの意見を聞いて参考にして欲しいな…と思います。
(元痴漢被害者の方々も、今はたくましそうな方が多い印象でしたので、できるだけ自分の感覚だけを頼りにせず、やっぱり現在の中高生になるべく声を聞いてあげてほしいです。)
冤罪云々の論議も起きていますが、男性にとっても冤罪を減らすためのWin-Winのバッジ。
被害ができるだけなくなりますように。
(2015.12.3 追記)
最終候補12枠内に残りました。
投票で3枠、審査員選定で2枠が商品化されるそうです。
こちらのクラウドファンディングで1000円からの支援をすると投票権が得られます。
興味のある方・プロジェクトを支援したい方・バッジが欲しい方は上記のリンクをご覧ください。
<文言の変更について>
僕のデザインですが、当初の提案から文言を変更し、前述で避けてきたと記している「泣き寝入りしません」という文言に変更になっています。
プロジェクト側から文言変更の希望を受けたので、変更に応じました。
前述のとおり個人的には抵抗がありましたが、ある程度クライアントの意向に沿うのも受注者側の責務とも考えているので、希望が許容範囲であったため変更しました。
バッジを希望されている方々の中には、分かりやすい文言の方が安心するという方もおられるかもしれないという考えに基づいています。
(ただ、もし「痴漢」という単語の挿入についてまで要請があった場合は自分の許容範囲を超えていただろうとも思われます。そちらは特に希望はなかったので意を汲んでいただいたのかも。)
(2016.2.2 追記)
報告遅くなりましたが…すでに御存知の方もいると思いますが、最終投票で落選しました。
しかし薄々反応などから高い得票率を得るのは厳しいだろう事も予想できていたので「やっぱりそうか…;」という感覚でもありました。もちろん残念な事に変わりはありませんが;
ただまあ、実を言うとプロジェクトサイトに票集計の棒グラフ画面が掲載されているのを見た時、票数が分からないようにPhotosopか何かで票数バーの不足分を全デザイン補って現在の状況が分からないようになっていたのですが、
「あれ? バーずれてる…?」
と、実際のバーと補足分のバーの継ぎ目のズレに気づいてしまい、自分のデザインのバーが短かった事に気づいておりました…;
ああ、やっぱりあんまり票集まっていないんだな…と。
でも参加者も多かった中でよく戦ったのではないかと思います。
ただ正直、最終候補に残った時「これが選ばれたか~; 票取れるかな…?」という気もしていました。
でもまずは12候補の中に入らなくてはならず、実用的な抑止効果も必要で、でも最後は投票なんだよな……と、なかなかゴールが目指しにくい感じはあったので、次回またデザインコンテストが開催される時はその辺が整理されていれば良いなあと思っています。
クラウドファンディングも無事目標額を達成し、東京・大阪でバッジの無料配布が実施されます。
男性も付けたいという声がありますが、数に限りがあるので全部女性に譲ってあげてください。(というか男性は付けるべきではないと僕は考えています。)3月予定だそうです。
元々のバッジは既に効果実証済みですが、新デザインはこれからなので効果も未知数です。正直、うまく機能するのかは分かりません。
でもオリジナルで効果がある以上、方向性は間違っていないはずです。
自分自身は力になれませんでしたが、本プロジェクトにはこれからも注目していきます。
成功を祈りつつ。
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