9.ドワパラはカリの2倍、トレタはカリの3倍、サティヤはカリの4倍。つまり、カリ・ユガの期間を2倍、3倍、4倍にして、全部を足すと、最初の数字の10倍になる。
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MAY 16, 2024
では、ヴェーダの年を表にしてみます。
まず、“人間の年数の合計”を見てみましょう。
最も短いカリ・ユガは432,000年、そして864,000年、1,296,000年、1,728,000年、これらを合計したマハ・ユガは、カリ・ユガの10倍の4,320,000年です。
ドワパラはカリの2倍、トレタはカリの3倍、サティヤはカリの4倍です。つまり、カリ・ユガの期間を2倍、3倍、4倍にして、全部を足すと、最初の数字の10倍になるのです。ここで、ヴェーダの年代の最初の432,000という数字が、シュメールの王のリストの合計年数と同じになっています。
つまり、ひとつのシステムの中に、あたかも2つの異なる伝統があるかのようになっているのです。
シュメール人は、432,000年という、ユガの細かい時代に関する知識を保存し、これらの細かい時代を、10人の大洪水以前の王の統治によってシンボル化しています。
そして、432,000年に達した時点から、ヴェーダのサイクルが始まっていることがわかります。そして、人間の年代と、その360倍という神の年代によって、このような数字の表ができます。
興味深いことに、カリ・ユガなどのそれぞれのユガには、その時代本体の他に、前後に移行期間があると考えられています。この表から、カリ・ユガが360,000年であることと、サンディヤと呼ばれる上昇期と、サンドヒャムサと呼ばれる下降期が、それぞれ36,000年ずつであることがわかると思います。
サンディヤとサンドヒャムサは、それぞれのユガの10分の1ずつなので、36,000(サンディヤ/上昇期)+360,000(カリ・ユガ)+36,000(サンドヒャムサ/下降期)=432,000 となります。
ここでまた、同じ数字が何度も繰り返されていることにお氣づきでしょう。例えば、ここのサンディヤは144,000で、その下のサティヤ・ユガでは数字が+ひと桁大きくなるといったように、同じ数字が何度も何度も繰り返されるというパターンになっています。
初めてこのような情報に直面したとき、多くの人は「この数字はいったい何を意味しているのだろう?」と混乱し、たくさんの数字を頭の中で整理しないといけなくなります。しかし、一旦これらの数字を研究し始めると、それぞれの数字が一種のニーモニック(記憶を助ける数字)であることに氣がつきます。というのも、それぞれの数字には、それに関連する現象がすべて集まっているからです。そしてそれは、今日でも使われているのです。
つまり、1平方フィートが144平方インチであることは、誰もが知っています。建築家、工芸家、芸術家なら誰でも、測定の基本的なルールを知っているはずです。
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