5. (最終回)今、あなたの身近に、車のタイヤ交換すらできないような、何もできない人が何人いますか?それはすべて、この来たるべきイベントのために、頭が悪く無知になるよう、人々が仕向けられてきたからなのです。今の人たちは、物事を何も知らないんです。
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ERIQMAPJAPAN
JAN 5, 2024
ジョーダン:あ…そういえば先日、完全にAIによって運営されている新しいニュースネットワークを見ました。それは、動画もキャスターもシナリオも、すべてAIが作成してるんです。ツイッターにそのアカウントがあり、プロの投稿をいくつか見たのですが、それは、映像制作から台本に至るまで、すべてがAIのニュースネットワークなんです。
スティーヴ:昨年、わたしたちは、ディープフェイク (人工知能に基づく画像・映像合成技術)や、AIが生成した動画)が出回っていることを、さまざまな情報源から聞きました。画像だけでなく、AIが生成した動画も、本物かどうか見分けがつかないほど洗練されています。
ジョーダン:どれだけたくさんのフォロワーがいる人氣アカウントであっても、それは実在の人物ですらないですよね。
スティーヴ:こう考えてください…まったく本物に見え、誰もフェイクだと見分けられない、完全に架空のニュースサイクルが存在します。それが今、彼らが大衆をプログラムするために使っている方法なのです。
そしてまた、ほとんどの人は、どんな種類の話であれ、うわべだけを見て、深くは考えません。たいていの人は、16~20秒ほどのショート動画やサウンドバイトを、自分の信念体系のもとで次々と消費していきます。
ジョーダン:そうです。自分たちの先入観を裏づける確証バイアスがあれば、人々は自動的にそれを信じます。先ほどあなたが、“AIボットが自分自身と会話している5~6人の人間のように見える”とおっしゃったのは、そういうことですね。そのコメントを読んだ人は「ああ、これを信じている人がたくさんいるんだな」と信じるようになるのです。そうやってバズっている様子を見て、さらに多くの人たちが、それが本当だと信じてしまうのです。
そして、テレグラムとツイッターという、2つのプラットフォームを見てみると、そこで目にするコメントの何パーセントがAIなのかはわかりませんが、しかし、これら2つのプラットフォームには、あらゆる陰謀クリックベイトの戯言が溢れていることは間違いありません。ポッドキャストをしている人たちのコメントやいいねやエンゲージメントの80%は偽物で、おそらくAIだろうと思います。
スティーヴ:はい、ほとんどがフェイクです。彼らは、自分たちがそれらのプラットフォームをコントロールできると分かっていますからね。テレグラムやツイッターだけじゃなく、フェイスブックやインスタグラムも同様だと思います。
ジョーダン:最近、わたしはフェイスブックをやってないのでわかりませんが…。
スティーヴ:ぜんぶAIですよ。
ジョーダン:やっぱり。
スティーヴ:今後は、どんどん悪くなるいっぽうです。だからわたしは、テクノロジーからできるだけ距離を置き、そして、 “自分の影響力の範囲”に働きかけるよう、みんなに呼びかけているのです。
“自分の影響力の範囲”というのは、手始めには、自分の親しい友人グループのことです。まずは自分が信頼している人たちから始めて、それから、自分の友人たちが信頼している頼りになる人たちを、 “自分の影響力の範囲”に加えていくんです。
今すべきことは、人々の意思決定サイクルに外的な影響を与えるSNSやニュースに簡単に操られない信頼できる人たちを通じて、自分の視野を広げることなのです。
というのも、このサイバー攻撃が、 “イベント201”後のコロナパンデミックのように、半年以内に起こると仮定すると、人々の意思決定サイクルは、近隣や地域レベルにまで及ぶことになり、すぐに部族間の争いに発展してしまうからです。なので、信頼できるだけでなく、物事を実行するスキルを持った、頼りになる人たちを周囲に求める必要があります。
今、あなたの影響力の及ぶ範囲に、車のタイヤ交換すらできないような、何もできない人が何人いますか?それはすべて、この20年間、この来たるべきイベントのために、頭が悪く無知になるよう、人々が意図的に仕向けられてきたからなのです。今の人たちは、物事を何も知らないんです。
昨年11月8日以降、わたしは、政治に関心を持たなくなり、政治家と話すのをやめました 。そして、どうすれば人々が最悪のシナリオに備えることができるのか、どうすればそれが実現すると考えるのかに、注意を払うようになったのです。
でも、そこまで最悪の事態になると思うか?といえば「ノー」です。
しかし我々が、最悪の事態に備え、100%の確率で80%の準備ができているとすれば、いざというときにも慌てずに済みます。ただ、仕事に向かえばいいだけになるのですから。
そして、最悪の事態に備えることこそが、人々が今すべきことなのです。なぜならこれは、必ず起きることからです。
そして、サイバー攻撃が解き放たれると同時に、解き放たれることになるもう一つのピースがあります。それは、軍や警察や警備員などの制服を着た男たちが大都市を掌握し、秩序を保とうとすることです。しかし、それは彼らにとって、うまくいかないでしょう。というのも…ここで、核心に触れる部分をお話します。
電氣、水、物流のすべてがオフラインになる、最悪のシナリオが起こったとき、銃が出てくるのは、おそらく48時間以降になると考えられます。
おそらく、最初の24時間はパニック状態で、48時間後には憎しみと不満が高まります。そして3日目には、外国語を喋る人間が頭を撃ち抜かれ、首に入れ墨のある人間が頭を撃ち抜かれ、 見知らぬ地域を歩き回る軍人の一団が頭を撃ち抜かれる…というのが、基本的な流れです
これは嘘ではありませんよ。イラクでこういうことが起こったとき、部族レベルまでそれが降りてきて、よそ者は手当たり次第に銃弾を浴びせられたのですから。場合によっては、今回もそうなるでしょう。
でも、わたしが今ひとつ納得できず、首尾一貫した考えにまとめられないのは、 “なぜエリートはバンカーを作るのか?”ということです。彼らは、地下に潜って嵐を乗り切り、その後出てきたら、すべてがバラ色になるとでも思っているのでしょうか?だって、ここまで激しく人々が怒っている場合、その怒りによってコミュニティ全体が団結し、目の前の外国人らを相手に、しばらくは血で血を洗うことになることは避けられませんからね。
ジョーダン:だから、自分の隣人が誰なのかを知っておいたほうがいいですね。身近にコネを持ち、 そして、大都市を離れる必要があります。
スティーヴ:そうですね。
ジョーダン:もしもの時は。
スティーヴ:それほどまでになってしまった場合は、ですね。彼らは支配を維持する必要があるので、そこまでさせないようにするでしょうけど。
ジョーダン:反撃が多すぎて混乱するでしょうね。
スティーヴ:はい、怒りに燃える武装したアメリカ人が多すぎます。
ジョーダン:ですね。
スティーヴ:このような状況に陥ると、あっという間に個人的な感情が入ってしまいますし、イラクでも凄惨な事件が起きました。政治的打撃を人々に与えていたモスルの警察署長は、警察隊の職務が解かれた日の夜、どうなったと思いますか?彼は車のトランクに放り込まれて連れていかれ、二度と姿を現すことはありませんでした…これは、そういうゲームなのです。
でもわたしは、そこまでの暴動にはならないと思います。なぜなら、あまりにも、そのことによる不利益が大きいからです。そしてもうひとつの問題は、社会のガードレールが壊れてしまうということです。壊れたら、元に戻す方法はありません。
ジョーダン:彼らが必要とするのは、自分たちが管理できる程度の混乱であって、自分たちの目の前まで来てしまうほどの混乱ではありませんからね。
スティーヴ:まさにその通りです。
ジョーダン:今回は、お時間を割いていただいて、本当にありがとうございました。
(END)
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