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18. (後編6) パルテノン神殿は、その緯度にある地球の円周の1秒弧の位置にあります。このことは、信じられないような精度で地球を測ることができた人がいたことを意味します。

QAJF Eriさんのサブスタックニュースレターです

こんにちは、EriQmapJapan@okabaeri9111 です。

「秘められた数字 ~ 空間、時間、宇宙サイクルの古代知識~(後編)」by ランドール・カールソン (2020/12/8) https://www.youtube.com/watch?v=R7oyZGW99os (後編)

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OCT 27

動画はこちらです

ここで、古代に測地的知識が存在したもう一つの例として、約2,400年前に建設されたパルテノン神殿をご紹介します。

これはパルテノン神殿の東側のファサード(外観)で、大ピラミッドと同じくらいよく知られています。ここでお見せしている方法で横幅を測ると、100ギリシャフィートです。

1ギリシャフィートの長さは、現在のフィートの長さである12インチより少し長いくらいです。

ここで、わたしたちが使っている米フィートに基づいて、パルテノン神殿の寸法を見てみましょう。

東側のファサード(外観)101.2957292フィートです。それを100で割ったものの、ギリシャフィートの長さは1.0129etc…になります。これが英フィートです。

忘れないように、メモしておくといいと思います。

パルテノン神殿の幅を、米フィートで測ってみました。

パルテノン神殿があるアテネの緯度は、北緯3758分です。3758...ということは、ほぼほぼ北緯38度ですね。

これは、古代建造物の遺物や文献を徹底的に分析し、数値と比率の関係から導き出したものです。20世紀を代表する計量学者ステッキーニは、様々なフィートの長さを決定し、1.0114064というギリシャフィートを導き出しました。

パルテノン神殿の東側ファサードの幅を100で割ると、ギリシャフィートは1.0129となり、その差は0.018インチで、ステッキーニが計算したギリシャフィートの長さを超えています。建築史家の間では、パルテノン神殿の幅はもともと100ギリシャフィートであったとされています。ということは、建設当時は101.14英フィートだったということです。

さてここで、子午線の1度の長さに戻ってみましょう。

アテネの緯度を見てみると、非常に興味深いことがわかります。アテネの緯度における子午線1度の長さは68.962マイル=364,121.647フィートです。

この数字を60で割ると、子午線弧の1分の長さが得られます。さらに、それを60で割ると、子午線弧の1秒が得られます。その長さは101.1449フィートです。そして、北緯38度における子午線弧の1秒は、国際楕円体とクラーク楕円体を見れば、それが正確であることがわかります。

ということは、北緯38度における子午線弧の1秒の長さと、パルテノン神殿の東面との差の合計は0.05インチです。

しかし、これも北緯38度の場合で、実際には37.58度です。ですから、弧を南に2分調整すれば、この0.05インチという数値は、ほとんど無になってしまうのです。

偶然かもしれませんが、しかし、パルテノン神殿は、その緯度にある地球の円周の1秒弧の位置にあります。このことは、信じられないような精度で地球を測ることができた人がいたことを意味します。

これが偶然でないと言うのなら、これを偶然の産物として片付けようとする人に立証責任があると思います。というのも、ここでお見せした2つの例は、他にいくつもあるからです。

ゴシック様式の大聖堂についてはまだ議論していませんが、これらもすべて、独自のキュビトで建てられており 、そのキュビトは、大聖堂が建てられた緯度の子午線の長さの倍数、または約数に基づいています。このような例はいくらでもあります。

というわけで、わたしがここで言いたいのは、必ずしも、800年前のゴシック建築の大聖堂の建築家たちが、その精度で地球を測定できたということではなく、誰かが地球を測ることができたということを暗示しているように思えます。

つまり、ピラミッドの建設からギリシャの時代を経て、800年前のヨーロッパのゴシック建築の大聖堂の建設に至るまで、非常に洗練された測地学の伝統や知識があったことが窺えるのです。

このことを追及すると、人々が何を知っていたのか、そしていつそれを学んだのかについて、またもや巨大なパンドラの箱を開けてしまうことになるのです。

これには別の側面もあるので、何百とある例のうち、ほんの数例をお見せしたいと思います。

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