4. ヤハウェがバベルの塔を滅ぼし、この民族の同盟を分割し、彼らを他の民族の中に分散させたのです。聖書には「ヤハウェが新しい言語を創造しなかったのは、すでに多様な言語が存在していたからである」と、はっきりと書かれています。
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MAY 26, 2024
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ハンコック:ここで、テクノロジーについて考えてみたいと思います。わたしはジャーナリストであり、その仕事の関係でエチオピアに行ったのですが、その時わたしは、エチオピアが失われたアーク(聖櫃/契約の箱)を所有していると主張していることを聞き、出エジプト記に記述されているアークの設計図を知り、非常に興味を持ちました。後に約束の地を征服する際に、アークがおこなったことを見ると、これはある種の武器のようであり、それ以外の方法で解釈するのは非常に困難に思えます。アークとは、一体何であるとお考えですか?
ビグリーノ:聖書に書かれていることは真実の可能性があると思います。というのも、アークとは、ある種のエネルギーを生み出し内包する物体として定義され、モーセやイスラエルの民とヤハウェ/エロヒムとの間のコミュニケーションの道具でもありました。
ハンコック:映画『レイダース/失われたアーク』では、"神" と話すための無線機と誤訳されていますよね?
ビグリーノ:はい… "神" じゃなくてヤハウェですからね。まあ、彼が何者であるかはさておき…。
ハンコック: そうですね。
ビグリーノ:これは間違いなく、聖書の中で明らかになっていることです。もちろん、聖書が真実でないと考えることもできますが、しかしわたしは、聖書が、世界中の歴史書と同じように真実の歴史書であり、常に真実が書かれているという前提でいたいのです。真実は含まれていますが、聖書が唯一の真実というわけではありません。しかし、今日書かれている歴史書だけでなく、第二次世界大戦について書かれた本なども同じく "歴史" です。
ハンコック:そうですね…では、アークの技術的な側面について、また、聖書の中で、他にも霊的な解釈よりもむしろ技術的な解釈に値するようなものがあれば、教えていただけますか?
41:04
ビグリーノ:その他のものとして、カヴォドという名前の空飛ぶマシンがあります。カヴォドは常に "ヤハウェの栄光" と訳されています。
しかし、エゼキエル書には、それがテクノロジーを搭載した道具であったと考えることができる、いくつかの明確な翻訳があります。サン・パウロ出版のイタリア語版には「エゼキエルは、彼の背後でカヴォドが空中に浮いた時に生じた音を聞いた」とあり、"バラック" ではなく "バロン" が、ヘブライ語の正確な訳です。
ハンコック:それは、カヴォドとどう関係があるのですか?
ビグリーノ:"バロン" とは、カヴォドが地面から上昇していた事実を示す言葉です。
ハンコック:つまり、それは浮かび上がったのですね?
ビグリーノ:はい、エゼキエルの背後で大きな音を立てながら。
43:01
ハンコック:モーセの顔を焼いたのもカヴォドですか。
ビグリーノ:そうです。
ハンコック:それも同じ音を立てていたのですね?
ビグリーノ:はい、同じ音です。
ハンコック:非常にテクノロジーを感じますね。
ビグリーノ:はい。
43:18
ハンコック:バベルの塔の話についてはどう思いますか?
ビグリーノ:とても興味深い話題ですね。バベルの塔の話はとても奇妙です。というのも、聖書には「その民は空に到達しようとしたので、ヤハウェは破壊するために介入し、彼らの言語を分けた」と書かれています。しかし、実際の聖書のそれより前の部分を注意深く読むと、言語は以前から分かれていたことがわかります。
ハンコック:なるほど
ビグリーノ:それぞれの民族がそれぞれの言語を話していたところを、ヤハウェがバベルの塔を滅ぼし、この民族の同盟を分割し、彼らを他の民族の中に分散させたのです。聖書には「ヤハウェが新しい言語を創造しなかったのは、すでに多様な言語が存在していたからである」と、はっきりと書かれています。
ハンコック:でも、ヘブライ語を話せないわたしたちには、それがわからないのですね。
ビグリーノ:そうです。
ハンコック:…翻訳が情報を歪めてしまうために。
45:07
ビグリーノ:はい。ヘブライ語聖書は、バビロニア追放後に書き直された部分があるからです。そのため、わたしたちは確かな情報を得ることができませんし、結局のところ、新しい翻訳家は、彼らが人々に伝えたいことを書き、そのようにして一神教を創り上げたのです。
ハンコック:つまり一神教は、聖書の自然な結果ではなく、意図的に人間が作り出した戦略だということですね。
ビグリーノ:はい。聖書には一神教がありました。
ハンコック:一つの偶像を崇拝する一神教ですか?
ビグリーノ:どの民族も、多くのエロヒムの一柱に仕えていました。どの民族にも、一柱、または複数のエロヒムがいたのです。
ハンコック:これらのエロヒムについて考えてみたいと思いますが…これはつまり、人間がどのように組織されるべきかについての考えを持っている、高度な知識を管理する秘密結社という概念が、モーセの時代には既に存在していたということになります。彼らは、今もわたしたちと共にいると思いますか?
ビグリーノ:もちろんあり得るでしょうね。完全に同意します。彼らが一体どういった存在なのかは定かではないですが。でも、例えば、プロテスタントのバリー・ダウニングという牧師は、著書の中で「エロヒムは地球にいて、世界中を支配している」と書いています。
ハンコック:秘密政府のようなものがあるということですか?
ビグリーノ:まさにそうです。彼はプロテスタントの牧師で、神への個人的な信仰を持っているのですが、彼は「エロヒムは決して神などではない」と言っています。
47:54
ハンコック:エロヒムが神ではないのはわかりますが、彼らは善でしょうか?それとも悪なのでしょうか?
ビグリーノ:彼らは、まるで人間のような存在です。
ハンコック:つまり、善と悪の両方ということですか?
ビグリーノ:立場によるんです。しかし、悪魔は常に敵であると定義しなければなりません。
48:20