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恋愛下手な私の初デート?の話
前回の記事でも書いたように
元々私はそこまで恋愛体質ではなく、
学生時代は特に
彼氏が欲しーーい!!って気持ちも
そこまでなかった。
恋愛漫画を読んでキュンキュンもするし
恋愛したい!ってなってたし
周りの付き合っている子達を羨ましいな〜とは思っていたけど
自分に彼氏ができる という事が
全く想像つかなかったし
自分には無縁だなぁと思っていた。
なんとなく気になるなぁと思う相手でも
ちょっとした事ですぐに蛙化現象が起きていた🐸
蛙化現象とは、好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象を指す。
高校卒業まで残り数ヶ月の頃、
当時流行り出したmixiで
メッセージのやり取りを始めた他校の1つ歳下の野球部男子がいた。
当時周りにはmixiで出会った人とメッセージのやり取りから、携帯メールに移行して、そこから付き合う子も沢山いた。
(昔で言う出会い系、今で言うマッチングアプリみたいな感じかな?
mixiは同じ趣味の人と繋がったりわりと健全だったイメージ)
話していて楽しかったし、
メールアドレスを交換してからも
毎日メールのやり取りをするのが楽しくて、
お互いカフェが好きと言う話から
今度一緒にカフェに行こうという事になった。
それまでにも友達の紹介で
他校の男子とメールをやり取りする事もあったけど、
直接会いましょうとなったのはそれが初めてだった。
というか異性と2人で出かける事も初めてだった。
(そういえば当時はメールを始めたら
まず1番にお互いの顔写真を送り合うっていうのが当たり前だったなぁ。笑)
当時、高校球児が好きだった私。
現れたのはTHE高校球児って感じの坊主くん。
(以下、坊主くんと呼びます)
事前にメールでお互いプリクラ画像を送り合っていたが、実物もまぁ写真通りって感じで、
顔も普通にかっこいいし背も高い。
カフェでお話するのも楽しくて、盛り上がった。
めっちゃ目見て話してくれるから
緊張する!とか
めっちゃまつ毛長いね!とか言ってくれて、
なんとなく好意を持ってくれてるような気がして、嬉しかった。
初めて会った後もメールは続き、
坊主くんのことが気になる存在になっていた矢先、中学の同級生Yちゃんからメールが。
「◯◯高校の坊主くんといい感じなんでしょ〜?😍」
Yちゃんとは中学1年の頃同じクラスで
普通に仲良かったし
中学卒業後もプライベートで遊ぶ事はなかったが、
偶然会ったら仲良く話す関係だった。
でもお互いふざけ合うだけの仲というか
恋愛の話や深い話などは絶対しないタイプだった。
なぜYちゃんが知ってるんだ?!
話を聞くと、どうやらYちゃんの友達と坊主くんが知り合いのようで、
そこからどういう流れで私の話になったのか詳細はわからないが
坊主くんが私のことをいろいろ聞きたくて
友達伝いで私と地元が同じ子を探していたんじゃないかな?と思う。
高校生だとよくある事。
でもその話を聞いた瞬間、
少し冷めてしまった。
そこまで深い関係じゃないYちゃんに
自分の恋愛状況を知られるのも恥ずかしかった。
mixiで出会った事までは知らない様子だったが、
それがバレるかもしれない、という事も
当時の私は恥ずかしかった。笑
(普通に言う子は言ってたけどね)
Yちゃんは軽い気持ちで半分冷やかしくらいな感じで言ってきたのだが、
私はその時点で少し坊主くんに引いてしまった。
おばさんになった今は、
そんな事で冷めるか??
むしろ周りに私のこと相談?みたいな事してて、かわいっ♡
と思うが、
男子があまり得意ではなかった思春期の頃の私は、
そういう事、周りにぺらぺら話すんだ…と嫌悪感を抱いてしまった。笑
もう1つ気持ちが冷めた瞬間、
それは高校卒業前に通っていた教習所の話を
メールで話していた時。
「ぽむが免許とれたら、いろんなところドライブ連れてってもらお〜😆」と坊主くん。
(坊主くんは1個下だから、まだ免許がとれない)
え、私のことアッシー(←古い)に使う気でいる?
嫌だ…そんな都合よく送迎とかしたくない…
と嫌になった事。(心狭い。笑)
当時は歳上の男性と付き合っている友達も多かったから、
その子達は当たり前に彼氏に車で送迎してもらっていたし、だから余計に
なんで私が?!って気持ちになったんだと思う。
坊主くんも半分冗談で軽い気持ちで言ったんだと思う。
今思うとくだらないな〜と思うけど
高校3年生の心情でお考えください…笑
覚えているのはこの2つだけど、
他にも蛙化現象が起きてしまった事が
多分いくつかあったと思う。
そんなこんなで自分の気持ちが少しわからなくなりつつもメールは続き、
次はカラオケに行こうという事に。
カラオケ当日、私の地元の駅で待ち合わせして
そこから私の自転車で2人乗りして
駅近くのカラオケへ。
初めての2人乗りに少しドキドキしたし
憧れもあったから青春を感じた。笑
当時から異性に警戒心を持っていた私は
カラオケの部屋でもなるべく距離を取って座り、
男女の怪しい空気にならないよう徹した。笑
途中、一緒に写真撮ろう🤳と
坊主くんが近くに来たが
隙を見せないようにひたすら喋っていた。笑
私とのことぺらぺら話すんだし、
写真もどうせまた周りの友達に見せるんだろうな…
と思ってしまった。
カラオケから駅までの帰り道も
2人乗りで帰った。
赤信号になり停まっている時、急に
「あ〜手が冷たい。」
と言って、私の手を握ってきた。
そこからしばらく無言で見つめられた。
やばい、これは怪しい空気だ…!
そう察した私は、お得意のムードぶち壊し作戦でべらべら話し始めた。笑
普通ならドキッとするはずだが、
その時、やはり少しの嫌悪感を抱いた。
異性に触れられる事に慣れていなかったせいもあるかもしれない。
その日から私はメールの返信が遅くなり
だんだんメールを返さないようになり
やり取りは自然消滅した。
今の私なら、
とりあえず付き合うだけ付き合ってみたらいいじゃーん!って思うけど、
当時の私に付き合うという事はやはりハードルが高かった。
それから1年後くらいに
ゲームセンターのプリクラコーナーで
坊主くんを見かけた。
彼女らしき女の子と2人で
プリクラ機の中へ入っていった。
その時目が合ったけど、
坊主くんは私のことに気付いたかはわからない。
これが私の初デート、
(デートと言っていいのか?)
初めてデートらしい事をしたお話でした。
めちゃくちゃ長文になりました…🤣
この後からも恋愛下手な私は
いろいろ拗らせていきます。笑