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23年10月第2週の振り返り(今週の買付銘柄・雑感・クミアイ化学に新規投資)



〇今週の買付銘柄

10月10日(火)から13日(金)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。

【主力候補】
・三菱UFJ×1
・伊藤忠×1
【準主力候補】
・BTI×3
・積水ハウス×2
・アステラス製薬×4
【その他】
・アルコニックス×5
・クミアイ化学×100🆕


〇雑感

プチ波乱となった先週と比較すると、今週は日経平均・TOPIXともに落ち着いた値動きとなりました。

日経平均日足(SBI証券より引用)
TOPIX日足(SBI証券より引用)

先週の記事で、「6月から続いたレンジを下抜けした為、3万1000円が上限として意識される局面に移行するかも」と書きましたが、今週はあっさりとその上限を突破。13日(金)の日経平均終値は3万2315円となっています。

ただ、金曜日は日経平均(-0.55%)に比べバリュー株構成比の高いTOPIX(-1.44%)が弱かったこと、日経平均は5%超上昇したユニクロ効果が大きかったこと、夜間先物では3万2000円を割れていることなどから、来週月曜日も軟調な相場展開となるかもしれません。


さて、私は21年12月末から株式投資を始めて以降、その都度割安と思える銘柄を中心に、1株投資をほぼ毎営業日続けてきました。

その結果、株数および配当金も順調に積み上がり、おまけの含み益バリアも大きなものとなっています。

配当投資では、①できるだけ安く買うこと②株数および配当金の最大化という2点が柱だと思っていますが、完璧ではないものの、一株投資はそのどちらも満たし得るベターな投資スタイルだと思っています。

また、コツコツ積み上げることが好きな私の性格にマッチしている投資スタイルとも言えます。投資に限らず、性格にマッチするか、という点は長く続ける上で大切なポイントです。

更に言えば、市況動向を正確に読み切ることができない以上、単元での投資に比べ、市況変動の影響をマイルドに感じられる一株投資は、私のような投資初心者にとって続けやすい投資スタイルとも言えます。

投資およびX(旧Twitter)を始めた当初は、「一株ずつ買っても意味ないよ」みたいなことを言われたこともありますが、そんなことはないはず。

「塵も積もれば山となる」「継続は力なり」です。

日々配当金の積み上げが実感でき、倹約意識も高まる一株投資は今後も私の投資スタイルの核となり続けるでしょう。


〇クミアイ化学に新規投資

クミアイ化学工業(4996)に新規投資しました。

同社は、JA系列の農薬専業化学薬品メーカー。数か月前からちょくちょくタイムラインで見かけるなぁと思っていました。

98年10月期以降、25年以上にわたり非減配を貫くポメまる好みの銘柄。リーマンショック時にも減配していません。また、1株配当は3円(98年10月期)から42円(23年10月期)と約25年間で14倍に増えています。

昨年、長期非減配銘柄をリストアップした時から目をつけていた銘柄の一つですが、6月の中間決算時に大幅増配(24円→42円)し、配当利回りが高まって以降、値動きを監視しつつ買付タイミングを窺っていました。

9月の3Q決算で大きく下落してから利回り4%を目安に複数回に分けて信用で買付。そのうち100株だけを現引きし、長期配当口座扱いとした次第です。


以下、同社のバリュエーションです。

【クミアイ化学株価指標等】※23.10.13時点
・予想PER:8.03倍
・PBR:1.03倍
・配当利回り:3.77%
・自己資本比率:56.4%
・時価総額:1,485億円
・5年PER推移:6.5~15~24.3
・5年PBR推移:0.81~1.11~1.49
・5年利回り推移:0.84~1.65~4.11

現在のバリュエーションを5年推移のそれと比較しても割高感はなく、一株投資でコツコツするにも悪くない水準と認識しています。

6月の中間決算時の大幅増配により、過去5年で見ても利回り水準が跳ね上がりましたが、それでいて配当性向には余裕があり(30%程度)、過去の非減配実績や業績の安定性も踏まえると、減配可能性は低いかなと考えています。

クミアイ化学決算説明資料より引用

また、上記のように、12月の本決算時に発表されるであろう次期中計においては、「より株主の皆様の目線に立った株主還元」を開示予定とあり、配当政策の変更などより厚みのある株主還元が発表されることを密かに期待しています。

なお、同社は10月権利確定銘柄であり、配当受取月の分散という観点でも良き。大きく下落することがあれば、もう100株追加投資することも検討しています。

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