24年12月第4週(今週の買付銘柄と一言・受取配当金報告)
〇今週の買付銘柄と一言
12月23日(月)~27日(金)に買い増しした銘柄は以下の通り。なお、全て単元未満の投資です。
23日(月)、ホンダ(7267)と日産自動車(7201)が経営統合に向け協議を始めることで合意しました。まだ本決まりになったわけではありませんが(破談の可能性もありそう)、両社が統合検討に合意したことは歴史的な転換点と言って良いでしょう。
各種報道や両社の開示資料を見ると、統合が実現した場合の様々なシナジー効果(シナジー効果がフルで寄与するのは30年以降か)が期待される一方、両社の企業文化の違いなど不安な点も数多く指摘されています。
一方で、現在および今後の自動車業界の激変ぶりを踏まえると、ホンダといえども単独で生き残るのが困難かもしれないという現実もあります。
ホンダが23日に発表した異例ともいえる大規模自社株買い(1.1兆円、24年合計1兆4500億円)により目先の株価は下支えされるかもしれませんが、中長期的にはどう転ぶか分からないということを想定しつつ、まずは統合に関する話し合いが順調に進むかなど、今後の進捗を見守りたいと思います。
〇受取配当金報告
以下、12月の受取配当金およびこれまでの累計受取配当金です。
12月の受取配当金は、円配当が15万7,377円、ドル配当が51.31ドル(1ドル=130円で計算して6,670円)、計16万4,047円となりました。月間ベースで過去最高です。16万円ともなれば、立派な不労所得と言って良いでしょう。
また、2024年の受取配当金は、円配当・ドル配当ともに昨年を大きく上回り、こちらも過去最高となりました。円配当は前年比67.3%増、ドル配当は49.3%増となっています。
なお、増加率は年々落ちていくでしょうが、毎年絶対額を増やしていければと思います。
(多くの銘柄で減配が相次ぐ事態とならない限り)、配当実績や配当方針に照らし減配しにくい銘柄を中心に分散して株数を積み上げていけば、受取配当金が増加していくのは当然のこと。大切なのは、①「株数および配当金の最大化」という視点だけではなく、②「割安と思える時に買う」という視点も忘れず、常にバリュエーションを大切にすること。②に比重を置きつつ①も意識しながら今後も粛々と続けていきます。
何ら焦る必要はなく、時間を味方にして継続していけば、配当雪だるまは着実に成長していくでしょう。