24年2月第4週の買付銘柄・JリートETFに新規投資・マネクリに記事掲載
〇今週の買付銘柄
2月19日(月)~22日(木)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。
〇JリートETFに新規投資
①iSJリート(1476)、②MXS Jリート(1597)、③One・Jリート(2556)の3つのJリートETFに新規投資しました。
以下、日経平均と東証REIT指数の月足チャートです。
昨日の日経平均株価の終値は3万9,098円と、バブル期の史上最高値を終値ベースで更新。23年に年間で28%上昇した日経平均は、24年に入ってからも騰勢を強め、昨日までにすでに16%上昇しています。
一方、東証REIT指数は御覧の通り。21年7月から断続的に下げ続けており、現在、21年7月高値からの下落率はおよそ22%と、株式とは対照的に冴えない動きとなっています。
現在日本株が高騰し、積極的には買いづらい展開が続いています。一方で、今回私が投資したJリートETFの分配利回りは4%を超えており、先行き不透明感はあるものの、少しずつなら買っても良いだろうと考え、新規投資に至りました。
以下、今回私が投資したJリートETFの概要です。
詳しくは、下記のサイトが参考になるかと思います。一つ目のサイトが各ファンドのパンフレットなどが見れる一覧。下3つが、私が投資したJリートETFのサイトになります。
上記で紹介したETFは全て配当込みの東証REIT指数に連動を目指すもので、商品特徴は同じ。また、組入銘柄の上位ベスト5も、比率も含めて同じ。つまり、3つのETFの中身はほぼ同じだということになります。
にもかかわらず私が3つとも投資したのは、それぞれ分配支払基準月が異なるからです。3つに投資すれば、1年間毎月分配金を得ることができます。
敢えて3つのETFの違いを言うと、「日々の出来高」に大きな差があることでしょうか。例えば、昨日の出来高で言うと、1476は約245万口の出来高があるのに対し、1488は約12万口、2556にいたっては約4万口しか出来高がありません。毎月分配に拘りがない方や大きな資金で売買される方(流動性の高さを意識される方)に関しては、1476が無難かもしれません。
ちなみに、1476と分配支払基準月も含めほぼ同じのNFJ-REIT(1343)もあります。信託報酬が若干1476の方が安いので、私は1476にしましたが、どちらでも良さそうです。
さて、各ETFの過去7~8年間の分配実績を見ると、概ね安定的かつ増加傾向にありますが、(Jリート全体の)業績が落ち込めば、減配もあることは覚悟しておくべきでしょう。最近のリートを取り巻く環境(日米の金融政策・オフィス市況の先行きの厳しさ等)には不透明感もあります。
また、各種報道等を見ていると、REITの下落理由について、「買い手不在の影響が大きい」「運用益を分配金として払い出す毎月分配型の投資信託からの資金流出が続いている」「(よく言われることですが)毎年3月頃には決算対策として地銀が益出しorLCする=投資口価格が軟調になる」など、需給面の悪化もあるようです。
以上のような不透明感を念頭に置きつつも、アセット分散の観点、リートのインフレ耐性、株式と比べての利回り面での投資妙味、指標面での割安感(Jリート全体のNAV倍率が1倍割れ)等々を踏まえ、少しずつ買付を進めていければと思っています。とはいえ、私はあくまで株式中心に考えていますので、REIT比率はリスク資産全体の10%程度を目途に考えています。
なお、個別のREIT銘柄への投資も検討したのですが、銘柄管理含め今の私にはちょっと難しいなと感じたので、東証REIT指数にまるごと投資できるETFを選択しました。各ETFとも一口1700円程度で買えるのも良いですしね。
〇マネクリ(マネックス証券)に記事掲載
マネックス証券の投資情報サイト「マネクリ」に私のインタビュー記事が掲載されました。
このような機会を頂けましたのも、日ごろ応援して下さる皆さまのお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。
私は株式投資を始めて2年程度に過ぎませんが、名目上の資産が大きく増えているのは、市況環境が良い(大幅な株価上昇+円安)ことに尽きます。また、これまで継続的な入金ができたのも、日ごろ倹約に励みながら家計管理を行い、パートにも出てくれている妻の協力あってのことです。
感謝の気持ちを忘れず、驕らず、特に投資に関しては良好な相場は永遠には続かないということを肝に銘じながら、今後どのような相場となっても、ブレずに自分の投資方針を貫いていきます。