拝啓 大好きなアイドルへ


毎日朗らかにかけてくれていた声が聞こえなくなった。途端に世界がひどく静かなものに感じる。

いかに自分の生活において大切な要素だったのかを改めて実感している。ひどく寂しくて、毎日WebやInstagramを癖で更新してしまう。
届けてくれた言葉がこんなにも自分の中に蓄積されていたのか、と驚きもしている。

と同時に、今それだけ自分だけのために時間が使えているのであれば、これほど嬉しいことはない。
今日楽しいことはあったのかな。美味しいものは食べられた?少しでも気持ちが穏やかに過ごせていますように。

…と、暗い前置きはここでおしまいにして。
誕生日でも、何か特別な日でもないけれど、ひたすら「ジェシーちゃんのこんなところが好き!」を書き連ねてみようと思う。ただただ好きを連発するお時間です。今から修学旅行の夜を始めます。
真正面から「なんでこの人がこんなに好きなんだろう?」と改めて考える時間って案外少なかったりする。せっかくだから、今というタイミングでゆっくり考えてみた。意識して考えてみればみるほど、余計に好きが募った。
もしよければ恋バナにお付き合いください。



◾️王のパフォーマンス

「この人には絶対に勝てない」
ライブで本人を目の当たりにした時に、必ず思うこと。とてもアイドルを前にしたオタクの言葉とは思えない。戦ってる?

佇まいひとつで、その空間を自分のものにする。我々の目線を奪う。ふとした瞬間に会場をじっと見渡す。花道をゆったりと歩くだけで、途端にそこが高貴なランウェイに早変わりする。
ライブならではの、臨場感たっぷりのフェイク・がなり・煽り。身に纏う布なんてあればあるほど良い。逆にシンプルなデザインになると、抜群のスタイルが際立つ。ステージの上でキラキラと生きる姿が、たまらなく好きだ。

「前髪を上げると戦闘態勢になるんですよ。だからライブではすぐ前髪上げちゃう」と話す。
あまりにも、王。毎回この人に負けに行くために会場に足を運んでいるようなものです。

布なんてあればあるほどいいですからね、を詰め込んだかのようなドーム衣装。

◾️ジャンル:ジェシー

パフォーマンス中にびっくり箱のごとく飛び出す動きに毎回度肝を抜かれる。音ハメが気持ちいい。
私はダンスの知識がほぼ皆無の人間なので「今の動き何!?」に出会うたびにうまく言語化できずに歯痒く思うのだけれど、この人は「ジャンル:ジェシー」なのだということは分かる。
昨年主演を務めたミュージカル「ビートルジュース」はそれが120%詰まっていた。また観たいな。

最近のものだと、アンセムは自パートではない時こそ自由さを発揮していてすごく好き。超〜〜〜楽しい!が伝わってくる自由自在な動き!ラスサビ前のPut your hands up!後の動きとか、ずっと「な、何ーーーッ!?サイコーーー!」と思いながら見た。

「踊りながら自分で"今出たこの動き、何だ?"って思うことがある」
以前自身のパフォーマンスについて話していたことがある。無意識のうちに繰り出される突飛な動きを目撃するたびに、音楽を心から楽しみ、一体化する姿が本当に好きだなと思う。

同時にどこまでもステージ上の自分を俯瞰で見ている。ビジュアルコメンタリーでは自分が映るたびに静かにじっ…と見つめる姿が印象的だった。
その理性と本能の両方で作り上げられるパフォーマンスに、虜になる。

◾️眉

この話をする前に、みんな(主語デカ)が大好きなこれを見ておこう。時間指定済なので、あなたの数秒を私にくれませんか。

いや良すぎ………?百発百中スナイパーレベルの片眉上げ師すぎませんか?こんなん世界中が恋するわ。

このMVについて「海外のセクシーなジェントルマンっぽい見せ方ができた」と話していたのも好き。
いつか高級腕時計やウイスキーのCMを見てみたい。こういった意図的に繰り出す動きはもちろん、ふとした会話の中でこういった動きが自然に出てくるたびに、今日も地球のどこかでオタク(私)が音もなくその場で蹲っています。 

こういう表情にすこぶる弱い(自己紹介)

バラードで感情が入った瞬間に眉を切なげにぎゅっとする瞬間も好き。歌声と相まって、感情が痛いくらいに揺さぶられる。なので、眉毛がしっかり見えるオールバックももれなく大好き。ふわっふわの前髪の隙間から見える眉毛ももちろん大好き。※全部

◾️脚が長い

これはもう誰が見ても納得の事実だけれど、日々さらに伸びている気がしてならない。それだけ毎回新鮮に「待って……脚……長いね……?」と思う。
皆さん、先日発売された「GONG / ここに帰ってきて」初回Bの特典映像はもう見ましたか?
Alright序盤でソファの上にスッと仁王立ちするジェシーちゃん、とてつもなく脚が長くて声出た。そんな長かったっけ?
身長184cmに股下92cmという恵まれたギフトを、さらにモデルとして魅せる姿の美しさよ。

この画像をタップして「まだ脚あったの!?」とその場で横転したのはいい思い出。

◾️髪型100変化

ヘアスタイルがよく変わるジェシーちゃん、パーソナルカラーもびっくりの似合わせ力(ぢから)に毎回驚きます。この人に似合わない髪色ってあるんか?おいおいパーソナルカラー、もしかしてびびってるとちゃうん?←嫌な野次

oneST公演では日ごとにふわふわ前髪下ろし/オルバがランダムだったので、冒頭のMad Loveのシルエットで「どっちが来るかな」とワクワクするのが楽しかった。ひと口にオールバックと言っても、前髪の分け方や髪色でまた印象が変わるのも大好き。ジェントルもノーブルもワイルドもお手のもの。それら全てを自分のスタイルにできるすごさよ。

目を引く派手な髪が多い分、演技の仕事が入った時の暗髪に、顔立ちの精悍さをよりダイレクトに感じてドキドキする。
何より、本人が色々な髪色や髪型を楽しんでいるのが伝わって嬉しくなる。ずっと「やりたい」と言っていた髭も見れて嬉しかった。個人的にはまたマンバンを………どうか………なにとぞ………
ジェシーちゃんが作り出す「魅せたい自分」を日々見られるのがとても幸せ。次はどんな「ジェシー作」が見られるのだろう?

◾️笑顔

ジェシーちゃんの笑顔って、見ている人を幸せにする。少なくとも私はそうだ。弾けるような笑顔に何回も元気をもらった。
特にパブリックイメージでは「AHAHA!」と元気に笑う姿が印象的だけれど、少し困惑が混ざった照れ笑いもすごく好き。
不意に話題が自分のことになった時・真正面から誰かに褒められた時……そういった自分への矢印を上手く処理しきれずに直面した時に出る、力の抜けた表情が本当にいとおしい。こちらも時間指定済です。

きょもちゃんに急に巻き込まれて戸惑う様子を「喜照」という2文字で表現したスタッフさん、ありがとうすぎる。これからの人生、本人はむず痒いかもしれないけれど、そういった場面がもっともっと訪れますようにとこっそり願っています。

Q.どんな時にアイドルしてるなって思う?
「雑誌の撮影で『笑顔作ってください』って言われて笑う瞬間とキラッキラの衣装に袖を通した時」

特別版ViVi 2022年5月号より

同じ笑顔でも、本業スイッチが押されたキラキラの笑顔も大好き。自覚が好き。笑顔が武器のジェシーちゃんが大好き。

ある時に、自分のボケについて「こういうことをして1人でも多くの方が笑って、明日も頑張ろうって…」と話す瞬間があった。
途中に挟まれた「1人しか笑ってないかもよ」という相槌に対して「いいんですよ、1人のために僕は心を動かせたんだっていう」と返していたのも、本当に大好きだった。

「負けるなよ!笑顔を大切に!」は今も大切なおまもり。笑顔の大切さをあなたのおかげで知った。

◾️「何でもおいしいって言って食べる」

食べている姿も無性に好き。
大きな体なのに、ちょこちょこと少し不器用に食べる姿はどこか小動物に見えることがある。
ブログでもよく「今日はこれを食べたよ!うまかった!」を教えてくれるので、そのたびに「いっぱい食べる君が好き」と思う。
たまにすごい食べ合わせをしていてびっくりする。ある時はタコスと冷麺。またある時にはピザにヒレカツ。わんぱくすぎる。トンカツを3日連続で食べていた時もあった。胃が…強い…
ジェシーちゃん熱望のわんこそば企画では、黙々と食べる姿がとにかくメロかった。
私が小学生だったらプロフィール帳の「好きなタイプ」欄に「わんこそばが強い人」って書くと思う。あと「気配斬りが強い人」←小学生すぎる

番組の企画で対戦相手がジェシーちゃんと知った時の大昇くんのコメントは今でも好き。めっちゃご飯食べるジェシーちゃんが対戦相手、確かに怖い。

らじらーでSixTONESのわんこそばチャレンジが話題になった時の八乙女くんの話もかわいかったな。
今後も美味しいものをたくさん楽しめますように。

◾️人とともに生きること

人との向き合い方を知るたびに、尊敬の念を抱いてしまう。たくさんの人から愛されるジェシーちゃんは、同じくらい人との向き合い方が素敵だ。

まず思い出されたのは、ミュージックソンだった。
ある時はお母さん。ある時は街頭インタビューで出会った女の子。それぞれの言葉に対するさりげない言葉に驚いたのを今でも覚えている。
無理に感想を述べているわけでもなく、適当に話しているわけでもない。あくまでさらっと口から出た言葉たち。それがあまりにも「目線が同じ高さ」で、心がじわっと温かくなった。

これは「世界くらべてみたら」海外ロケでのこと。
わらしべ長者企画でパワーストーンの交換先を探していた時に、石集めが大好きな女の子と出会う。
金額的にはジェシーちゃんがかなり不利になるのだけれど、この時の会話が本当に好きだった。

先述のミュージックソンで視覚特別支援学校を訪れた時も子どもたちと交流があったけれど、その時のことを振り返って「(今回レポートした小学生の子達に)将来、ジェシー大人になったねって言ってもらえるように」と話していたのも印象的だった。
「年下だから」「子どもだから」という感情を一切感じない、どこまでも対等な目線。それを感じるたびに胸がぎゅっとしてしまう。

ここ数年はドラマや舞台で座長を務める姿も目にするようになって、現場での振る舞いを知れることも増えた。最近だと「ビートルジュース」で共演されていた方々の言葉が記憶に新しい。

高橋卓士さんと可知寛子さんのツイキャスより

私たちは自分以外の人の考えや感情を100%を理解することはできない。時として自分の気持ちすら分からない時だってある。その事実に対して諦めるのではなく、じっと観察し、向き合うこと。時に「この人はこういう人なのだ」と許容すること。その努力を目にするたびに、人として心から尊敬する。

◾️思い出係

髙「6人で遊ぶ時の思い出係はジェシーだね。不意に写真を撮ったり、よく動画とか回してる(中略)だから、ジェシーのスマホには、プライベートな画像や動画がいっぱい入ってる」

non-no 2022年7月号より

その手に、たくさんの思い出を抱えて歩く人だ。
あと数分で自分が20歳になる瞬間の動画や、慎太郎くんがふざけて撮った自撮り、10代の頃の6人の写真。Jr.時代に書いた6人で叶えたい夢のリスト。大好きな先輩との通話時間を覚えていたこともあった。
大切な時間が、本人の中で大事に保存されている。

雑誌の対談やラジオ中に「これとか…」とすぐに出てくるのもすごい。年々増えていくであろう大切なものを、愛おしげに見つめる姿を垣間見るたびに、そういった存在で溢れる人生であれ…と思う。

余談だけれど、慣声の法則 福岡公演では、MC中記念撮影をする時間があった。(投稿2枚目)
その時は確か樹ちゃんのスマホで撮影したのだけれど、それを預かっていたジェシーちゃんが5人が話している最中にこっそり動画を回し始める一幕があり。それを指摘されると「ずっと回してた!記念にね!」と答えていて、これが思い出係…と実感した記憶がある。

◾️自覚

本人の口から「アイドル」の自覚やプライドを感じる言葉が飛び出すことがある。その度に痺れる。あなたが価値を信じる存在に、より輝きを感じる。

この「総合得点を高く」という話の時、本人の負けず嫌いが根っこにあるとも語っていて。メラメラしたものを感じてたまらなかった。
最初から自信に満ちた人ではない。不安や緊張を隠さないし、根っこがネガティブであると話す。だからこその強さを感じるのだ。現状から足を一歩踏み出すこと、その一歩を続けること。そこにとてつもない強さを感じる。

時おりインタビュー中に「SixTONESのジェシー」について話すことがある。それが無条件に信じられる「軸」なんだなと、思ったりする。SixTONESのジェシーちゃんが大好きだし、愛情と責任が混ざった眼差しでグループを見つめる姿も大好きだ。

2020年、SixTONESがデビューした年。その年は未知のウイルスが日常を侵食し始めた1年でもあった。誰しもがイレギュラーに戸惑い、怯え、気持ちが沈んでいた。彼もそのひとりだった。

同じくらい、いやそれ以上の不安を持っていたはずなのに、ジェシーちゃんは私たちの一歩先を振り返りながら歩いてくれていた。本当にありがとう。
今もなお、あのソメイヨシノは私の中で大切な記憶として保管しています。

個人的な自分の話になるけれど、最近仕事が忙しくなった。ふと「あ、もう夜か」と気づくたびに、ジェシーちゃんがブログを毎日更新していた事実に驚く。以前番組で「Webの当日更新の締切は20時まで」と話していたけれど(今も同じかはわからない)私の何倍も多忙な中、それを毎日こなしていたのってとてつもなくすごいことだと実感した。

「今みたいな状況の中で、エンターテイメントに救われること、励まされることってみんなも毎日のようにあるんじゃない?少なくとも俺はそうだな。
(中略)
俺がエンターテイメントを続ける理由は、ストレートに言えば、小さい頃から続けていることで、これしかできないから。
でも" これしか "の中にいろんなものを入れられるし、入れていいのがこの世界の面白いところ。
でも地球上でこういう仕事ができる環境にいられるなんて、ありがたいし、奇跡みたいなこと。
しかも自分がやることで明日も頑張ろう!って思ってくれる人がいるって、すごいことだよね。
だからブログも文章が短い日があったとしても、毎日あげたいなって思ってる。」

テレビガイド すとーんずのれんさい より

もう何年も擦ってしまっているテキストだけれど今回も改めて。今もジェシーちゃんのおかげで「明日も頑張ろう!」と思えています。ブログそのものも嬉しいのだけれど、それに込められた想いを考えると、よりたまらない気持ちになります。

仮にアイドルという道を選ばない人生があったとしても、きっと多くの人に愛されただろうけれど、私たちの人生にアイドルとして現れてくれたこと、感謝してもし尽くせない。

◾️歌う人

好きなところを考える上で、1番に出てきたのがこれだった。歌う姿がたまらなく好き。音楽の無限大の価値を愛し、身を浸す姿が好き。やわらかな発音と声色を聴くたびに泣きそうになる。全身を楽器と化し、音楽と対話するようにフェイクを入れる。
音楽を愛するために生まれてきた人なのではと思うくらい、音楽の中にいるジェシーちゃんは本当に魅力的だ。

今日も、大切な人からもらった曲を聴いている。
最後のフレーズを受け取りながら「頭文字を繋げると"LIFE"になるからこれでお願いします、って伝えた大事な歌詞だよ」という言葉もともに。
明日も、たくさんの愛があなたへと降り注ぎますようにと世界の片隅で願っています。

色々と書き連ねてより実感したのだけれど、全てこれは「私」というフィルターを通した彼の姿だ。人によっては違うと思う部分もあるだろうし、私もこれが全てだと思っていない。「こんな人でいてほしい」と言うつもりもない。見せたい姿をこれからも私たちに見せてくれたら嬉しいし、それがたくさんの人の心を掴むといいなと願っている。

私がジェシーちゃんのことを知ってから、たかが数年の話だけれど、それでも両手で抱えきれないほどのプレゼントをもらってきました。こちらから返せることが本当に限られているのが悔しいくらい。
これからも健康と夢の実現を陰ながら応援できたらいいな。

話したいことを色々と取りこぼしているのに(大好きなアーチェリーの話やポメマリアンが入らず切腹)長々とした文章になってしまいました。無念。
ここまでお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました!

最後に大好きな動画を貼って、ようやく修学旅行の夜をおしまいにしようと思います。

テロップ「みんなが世話してくれて楽しい&嬉しいジェシー!!」←いっちゃん好き

2024.8.11

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