AI活用方法かくあるべし(仮説)
はじめに
Pomelaといいます。
Noteはよく読むのですが、書くのは初めてです。新参者ですが、どうぞよろしくお願い致します。
さて、近年、AIの発展はめまぐるしいものがあり、その中でもChatGPTやStablediffusionは注目を集めています。本稿ではChatGPT/Stablediffusionを使ってみての所感と一つの仮説を書いてみたいと思います。
ChatGPT
すでにご存じのように、ChatGPTはOpenAIが開発した自然言語処理のための技術で、大量のテキストデータを学習して人間のように文章を生成することができます。
ChatGPTを試すにあたり、単純に会話をするだけでも良かったのですが、何かお題目があった方がよいと思い、なりきりChatBotに着目しました。
なりきりChatBotの仕組みですが、ユーザがキャラクターの設定をChatGPTにインプットして、それをもとにChatGPTがそのキャラクターになりきって会話をすることになります。
https://seesaawiki.jp/chatgpt_char_prompt/
しかしやってみて分かったのは、キャラクターの設定をするが想像以上に大変だということでした。具体的にはキャラクターの設定を一つ一つ決める必要があります。
つまり「人間がAIの動作を定義」する必要があるということです。でもこれって「プログラムを作る」ということと、本質的には何も変わらないのではないか?」という考えに至り、AIに対する期待感もあってか少しもやもやしました。
Stablediffusion
StablediffusionはStability AIが開発している画像生成の技術で、大量の画像データを学習してプロ並みのイラストを生成することができます。
それではStablediffusionで初めて生成したイラストをご覧ください。
素晴らしい出来だと思いませんか?正直使ってみて一番驚いたのはStablediffusionでした。次にどのように使うのかというと、呪文を唱えるように描きたいイラストに関する単語をプロントに並べて実行するだけです。
しかしこれもやってみて分かったのは、思い通りにイラストを出力させるためには、単語の強調や語順の調整と拡張機能(ControlNetなどでポーズ指定)を使わなければなりません。
そうです、これも「人間がAIの動作を定義」する必要があるということに気付き、ちょっとめんどくさいなと思いました。
AIの使い方についての仮説
こんな素晴らしいAIに対して「もやもやした」とか「めんどくさい」とか、「お前は一体何を言っているんだ?」という感じになっているかも知れませんが、少し落ち着いてください。
私が考えたのは、本来AIのあるべき姿は
「人間がAIの動作を定義」するのではなく、
「人間がAIに仕事を委任」するべきではないか
ということです。
もっとも、「人間がAIに仕事を委任」できるのはもう少し先(2~3年先)になると考えているため、短期的にはプロンプトエンジニアリングなどを始めとした「人間がどのように指示をすればAIが思い通りに動いて貰えるか」に知恵を絞るべきでしょう。そして、中長期的にやってくる「人間がAIに仕事を委任」するような世界を想像しながら、AIとの付き合い方をスマートにシフトしていくべきだと考えます。
はじめてのNoteなのにかなり偉そうなことを書いてしまいましたが、あるべき論と、そういった世界がくるであろうという直感めいたものがあったので、本稿を描くに至りました。
今後は、ChatGPTやStablediffusionに関しての取り組みを投稿するつもりなので、興味があればまた読んでいただければ幸いです。
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