オーストリアで手打ち麺づくり(中華麺)
この記事では、手打ち中華麺のレシピを紹介します。美味しくできたので、ぜひ試してみてください!
中華麺の作り方
中華麺はこちらのYouTube動画を参考にしました。
材料
小麦粉(Weizenmehl Type 480): 250g
Hoferで購入した、100gあたりタンパク質12gの小麦粉を使用しました。かんすい: 2g
塩: 2g
水: 96g + α(生地のまとまり具合を見て追加)
手順
かんすい水の準備
水にかんすいと塩を完全に溶かします。最初は白く濁りますが、無色透明になるまでよくかき混ぜます。生地の準備
ボウルに小麦粉をふるい入れ、かんすい水の半分を加えます。ボウルを振って粉と水を混ぜ合わせ、その後残りの水を加えます。生地をまとめる
手で粉と水を混ぜ合わせて生地をまとめます。まとまり具合を見て少しずつ水を追加します。(入れすぎに注意!)生地を寝かせる
まとめた生地をビニール袋に入れて30分以上寝かせます。もっちり食感のための工程(オプション)
もっちり食感を出したい場合は、生地全体に水分が行き渡ったら、めん棒で軽く伸ばして折り畳み、ビニール袋に入れて足で踏みます。この工程を3〜4回繰り返します。(複合①)
※もちもち食感を抑えたい場合は、工程⑤は省略しても大丈夫です。生地を延ばす
再度めん棒で薄く延ばし、パスタマシンに入れて延ばします。これを畳んでまた延ばすを3回ほど繰り返します。(複合②)麺に裁断
パスタマシンを使って、麺を裁断します。
かんすいと重曹の違い
ネット上のレシピなどでは「かんすいの代わりに重曹でも可」と書かれていることがあり、実際に重曹を使って中華麺を作るレシピもあります。そこで、「かんすいver」と「重曹ver」を作って比較してみました。
使用した重曹はBillaで売っているNatronです。
その差は歴然でした!
かんすいを使った方は香りや味が完全に中華麺でしたが、重曹を使った方は無臭の麺が出来上がりました。
その後、ソース焼きそばにして食べたところ、ソースの味が濃すぎて、最終的な味はかんすいでも重曹でも大きく変わりませんでした(笑)
冷やし中華やラーメンのように麺の味をダイレクトに感じる料理には「かんすい」を使った方が良く、焼きそばのように追加の味付けで麺自体の味がそれほど重要でない料理には、重曹でも十分だと感じました。
焼きそばソース、ラーメンスープ、冷やし中華のたれ
ちなみに、焼きそばソースはAmazonで購入した粉末タイプを使いました。非常に便利で、40袋入りのものを1回に2袋使用するので、20回分もあります。我が家では早々に冷凍庫に入れて保管しています。
その他、楽天で冷やし中華のたれ、ラーメンスープの素も売ってます!
冷やし中華のたれと麺はウィーンの日本屋さんでも購入可能ですが、賞味期限切れの半額品で5€程でした。日本から持ってくることをおススメします!