セイロンベンケイ
両親がどこかへ旅行した際に旅館でいただいてきた葉「セイロンベンケイ」のことについて今回はご紹介したいと思います。
セイロンベンケイとは
セイロンベンケイはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属の植物。多肉質の多年生草本です。
「セイロンベンケイソウ」「マザーリーフ」「ミラクルリーフ」などと呼ばれ、南アフリカを原産地とし現在では熱帯地方各地に帰化しているそう。
日本では沖縄や小笠原諸島に生息。
土の中に埋めたり、水がある皿に浸けるだけで葉から芽が出る無性生殖の植物であるため、繁殖しやすい。
小笠原諸島の父島では至るところに繁茂して、現地の固有植物相を阻害しており、侵略的外来種として他の品種とともに問題視されているとの話も。
お土産
両親がどこかへ旅行した際に、旅館でお土産としてこの「セイロンベンケイ」の葉をいただいてきました。
確か一昨年あたりにいただいてきたと思うのですが、てっきり「縁起物の葉をいただいたのかな」程度にしか考えておらず置いたままになってしまっていたのですが、どうやら違うようで。
セイロンベンケイの葉は、水に浸けるか土に植えると育つとのことで、そんな葉が存在したのかと今日初めて知って非常に驚きました。
正直ちょっと食虫植物なんかに似ているような、あまり見たことがないような花が咲くことを知り、「育てようかな!?」と喜んでいたのですが
これがどこまでも繁殖していくそうで......。
安易に育てると大変なことになるのではないかと思い、結局育てるのを思いとどまったところです。
Googleの画像検索⇒ Google「セイロンベンケイ 花」
昔、適当にオシロイバナのタネを庭に撒くと恐るべき繁殖力で花が咲き続けたことがあり、それ以来植物の繁殖力というものを恐れています。
いくら抜いても土を入れ換えてみても、少しでも根か何かが残っているとまたそこから力強く生えてくるので、一度撒いただけで何年繰り返したことか。
咲かないのも困りますが、強い繁殖力を持つ植物はもっと困るということだけを胸に、例えばミントなんかは現時点では植えないようにしています。
繁殖力が強いものだと、水耕栽培にするのもいいかもしれませんね。
ということは、セイロンベンケイも水で育ててみるべきかどうすべきか......。
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