CDの仕様について思うこと2
以前 CDの仕様について思うこと という記事を書いたのですが、今回はその続編です。
あれから色々調べていてわかったこと、カルチャーショックのことなどについてもお話したいと思います。
悩んでいた
以前もお話したのですが、私は10年遅れくらいのレベルで今になり韓国グループの音楽を聴きはじめました。
今まではV系や海外メタルの音源ばかりを聴いていたので、今回初の韓国系のCDの仕様について行けず、何がどうなっているのかさっぱりでした。
ですが色々調べているうちに徐々にわかってきたことがあるので、ここでCDにまつわるちょっとしたカルチャーショックなお話をすることにしたのです。
CDの仕様について
まず日本の場合は、シングル曲を何枚か出した後にその曲を含んだアルバムを出すという流れがおなじみだと思います。
そしてアメリカもおよそそのような流れで、フィンランドに関してはアルバムのみを出しているアーティストが多い傾向(むしろほぼそう)でした。
ここまではまだ理解ができていたので、Wikipediaやアーティストの公式ホームページを見て、特に悩むことなくスッと現地のCDを海外通販サイトで注文することができていました。
しかし問題は今回の韓国の音楽についてです。
Wikipediaに記載されていたのがこの4つのパターン。
・シングルアルバム
・ミニアルバム
・フルアルバム
・リパッケージアルバム
個人的にはまず“シングルアルバム”というものが謎で仕方がなかったのですが、これは所謂日本でいうところのシングルにあたるようですね......。
なぜアルバムという名をつけた?
いえ。これはきっと私の中にある固定観念がよくないのですが、更に悩ませる項目が。
“リパッケージアルバム”とは何なのかということについて。
こちらは
既存アルバムに新曲を追加してリパッケージして発売するものだそうです。
私はバンドの音楽しか聴いてこなかったので、「もしかしてアイドルのCDならば日本でもこのような仕様になっているのかもしれない」と思い、日本のアイドルグループのCDを参考に調べてみたのですが(国民的グループ・嵐を参照)一切そのような仕様は載っていませんでした。
これらの展開方法は、やはり韓国独自のものなのでしょうか。
困った出来事
CDは仕様がわかったので、今度はDVDについてです。
DVDに関しても、リージョンコードのことについて数日前にお話をしたところだったのですが、リージョンコード以前の問題を見つけてしまいました。
在庫が一切ありません。
本当にもう謎で仕方がありません。
日本だとLIVE DVDを発売するとして、初回限定盤と通常盤の2つのタイプが展開されますよね。初回限定盤が売り切れても、通常盤が今後も発売され続けるわけです。
ですが韓国だと初回限定盤らしきものだけが発売されて、そのまま売り切ってしまうのか何なのか、それらしき在庫が一切ないのです。
在庫がない=LIVE DVDを観ることができない......ということに焦り、せめてシングルアルバムの初回限定盤に付属するであろうPVのDVDでも観ようと思ったところ、今度はまさかのDVDが付属していないことに気づいてしまいました。
どうやら韓国ではPVはYouTubeで観るものだそう(無料)。
PVの映像ばかりを集めたMV集のようなものも無いとのこと。
結論:手元に好きなグループのDVDを置くことはできない
(※発売される前・された時点で即購入しなければならない)ということがわかりました。
確かに好きな韓国グループのWikipediaのページを開くと、PVのリンクが長々と並んでいることを知りました。そこから飛ぶと便利そうではあります。
PVはYouTubeで観るものという感覚、一部のアーティストにはあるかもしれませんが、日本だとまだ100%ではないですよね。
私は日本人なのだな(しかも随分と遅れているタイプ)ということを実感した、カルチャーショックな出来事でした。
たった1枚のディスクを買うだけであるにも関わらず、こんなにハードルが高いとは。
ところでLIVE映像はどこで観れるものなのか謎です。
どこかのサブスクリプションにでも登録すればいいのかどうか......。
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