とんでもない教師
最近読んだ漫画作品の中で、とんでもない教師が出てくる作品があります。
今回はその作品をご紹介したいと思います。
※ネタバレは極力しないようにしていますが、何も知らない状態で作品を楽しみたいとお考えの方は、作品名を確認後その先からは読むのをお控えください
作品について
イオナ という澤井健さんが描かれた漫画作品をご存知でしょうか。
小学館のビッグコミックスピリッツにて、1990年から1993年にかけて連載された作品です。
2018年に文藝春秋より全6巻で電子版として復刻しています。
※↑ 上記リンクがその電子版です。
鴻ノ宮小学校5年4組の担任が産休を取ることになり、代任として赴任してきたのが五十嵐一女、通称イオナ。
しかし彼女は、赴任初日からとんでもない格好で登場、お気に入りの児童を贔屓するなど教師らしからぬ行動を起こし、それに生徒は振り回され続け......という物語。
今の時代に
今の時代にイオナのような漫画が登場したら、SNSが大騒ぎになるかもしれないな......と思った作品です。
普通の学生生活に普通ではない人物が登場します。
「今の時代に」ですが、今後何らかのタイミングでSNSでワンカットが投稿されるようなことがあれば、一気に拡散されるのではないかと思います。
私が過去に実際に見た高校の頃の自然科学の教師よりは凄いので(教室から教師がいなくなる等)あまりネタバレはできませんが、気になる方はまた読んでみて下さい。
日本中を探し回ると「ひとりくらいはこんな教師が存在するものだろうか?」ということについて考えてしまいます。
元々は絵柄が気になり読み始めた作品だったのですが、読み続けています。
1990年から1993年にかけて連載されていた作品ということもあり、作風やファッションも今の時代とは異なる点なども感じ取れて魅力的です。
私は今のところまだ1巻までしか読めていませんが、これから先生のいいところが見えてくることを、つい願ってしまいます。
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