2022年5月22日のオハヨウ占術研究
おはようございます、あらたまです。
ここ数日、毎日糸と針を手にしています。
運針を上手になりたくて、しくもく、しくもく、と。
指がつりそうになるのをなんとか堪えて、一針ずつゆっくり縫い進めます。半日も続けていると、掌に疲れが溜まっているのが分かります。
掌みたいな小さなパーツも、筋肉や骨が詰まっているから、複雑な動きができるんですね。その筋肉も骨も全身に繋がっていて、極端な話、掌と背中みたいに一見関係なさそうなパーツ同士も繋がっていて、私というひとりぶんの人体を形作っているのです。
繋がっているからこそ、バランスを取り合えるし、補い合うことができます。
経絡を揉んだり温めたりすると、体の巡りが良くなって心身が楽になるのは、つまりそういうこと……なんでしょうね。縫い物するだけでなんで全身がぐったり疲れてしまうんだろう?と考えて、こんなシンプルなことを忘れてしまうほどに視野が狭いことに思い至り、苦笑いしてしまいました。
始めます
本日、私が週運で引いたのは雷沢帰妹(らいたくきまい)でした。五爻。
補助輪アドバイスはワンドQの逆でした。
卦辞はただただシンプル。
「帰妹、征けば凶。利ろしき攸なし」とあります。
動くのにタイミングが悪い、以上。みたいな?
卦の構造として「喜びを求める心(内卦の兌)のままに動く(外卦の震)」と見えます。欲望のまま求める……まさしく、ですね。
衝動的に「〇〇したい!」と思う瞬間には、心のブレーキを思い切り踏み込んだ方が良さそう(;^ω^)
今回、私が得たのは五爻です。
爻辞をざっくりと解釈しますと「嫁ぐ若い女性の衣装は控えめ、月も満ちる一歩手前と控えている」という感じかなあ。
自分を前面に出さず、柔和に合することを重んじることが、無駄な騒ぎを起こさない秘訣――卦のメインテーマが結婚ということならば、尚更に響くアドバイスだなあと思います。御相手がいることならば「衝突」よりも「歩み寄り」で解決したいですものね。
補助輪タロットからは「ちゃんと鏡を見なさい」という言葉を拾いました。
欲望って何だろう?どこからやってくるのだろう?と考えた時に、ふと「自分の中の『欠け』を埋めたいのでは」と閃きました。完璧でありたい、溢れるほどに満ちていなければならない、という思い込みは、きちんと自分自身を評価できていない・評価が誤っているという事なのかもしれません。
爻辞にもありますように、月は未だ満ちておりませんが、それでも月はいつでもその時々の輝き方でそこにありますから「嗚呼、今日の月も美しいな」と思うもの。
アレコレと付け足していくよりも、むしろ一回引き算してみるくらいがちょうどいい一週間に為りそうです。
朝の占術研究にお付き合いいただき、ありがとうございました✨
研究メモに「を!?」と心の漣が起きた方も何も起きなかった方も、素敵な一週間になりますように……では参りましょうか!
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