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最低限これだけやっておけば大丈夫! コンテンツ分析の際に見るべきPOINT3選!
Photo: Getty Images
WEBコンテンツ制作をするPomaloにとって、分析レポートは重要です。
ただコンテンツを作って終わりだと、重要なデータを無視しているようなもの。
ユーザーが興味の無い記事を作り続けていたなんて最悪のケースも、、
そうならないためには、実際はどれくらい見られたのか、どのくらいECサイトでの購入貢献があったのか、等のデータを細かく分析する必要があります。
分析レポートは、次回制作分のコンテンツの方向性を決める重要な指標が多く詰まっているので、ここでは時間が無い際でも最低限確認しておくべきポイントをご紹介します。
本記事における数値はGoogle Analyticsを参照しております。
POINT1. 全体のKPIに対しての達成率
コンテンツのKPIに対してどの程度の成果が出ているのか、というのがレポートを見る時に必要な視点です。
例えば、KPIがユーザー数とPV数なら、それらの数値の推移がひと目で分かるようなグラフを作成し全体感を把握しましょう。昨年や昨月比べPVが下がっているようであれば、その原因や解決策を見つけ出すための分析に移る必要があります。
全体感を把握することは、この後のレポーティングで何に注目して行くべきかを判断するための重要な1歩です。
もしもPVが下がっていたとして原因を探す必要がある場合は、
以下のそれぞれの数値をまずは見ていきます。
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原因を見つける時に簡単に確認出来るチェック項目✓
①記事本数:記事本数が減っていないか。
②直帰率とページ/セッション:ユーザーはサイト内を回遊しているか。
③流入チャネル毎のセッション数:集客が弱かったチャネルはないか。
①が原因なら、
記事本数を増やす or 1記事あたりのPV数を増やす
等の対応をすればPV数は増やせます。
②が原因なら、
記事のレイアウトを変えたり、メディア回遊バナーを設置するなど、
ユーザーの回遊率を上げるためにメディアサイト内を充実させる必要があります。
③は特に重要な「集客」に関わる点、
どの集客チャネルが効率が良いのか、まだ集客を増やす余地はあるのか等
直接的にセッション数増加に関わる施策をたてるきっかけになります。
以下では、そんな「集客」に関する分析のPOINTをご紹介します。
POINT2. 流入元のデータ一覧
Google analyticsで各集客チャネルごとのセッション数を出し、推移のグラフを作成して見ていきます。このページでも、今後のコンテンツの方向性を左右するポイントがあります。それぞれのセッション数の値から、どのポイントを注力するのか判断し、そのために必要なコンテンツの属性を見つけ出す事が重要です。
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ここで確認出来るチェック項目✓
セッション推移:増えているチャネル/減っているチャネルは何か。
見るポイントはシンプルです。
セッション数に増減があったチャネルはその要因を分析し
「強化の余地があるのか」、「今後も減る可能性があるのか」を判断します。
上記の図の場合、
増加:Organic(前月対比150.52%)
減少:Display(前月対比69.05%)
となっています。
広告領域のDisplayが減少する要因は、「広告予算の減少」か「広告効率の低下」です。要因が分かったら広告の強化や最適化で対策を打ちます。
自然検索流入のOrganicが増加する要因は、「いづれかの記事が検索ニーズにマッチしている」「検索ニーズにあった記事の本数が増えた」等が挙げられます。
Google analyticsで検索キーワードを分析し、どんなキーワード、内容の記事が検索ニーズがあるのかを導き出します。以降はそういったキーワードを盛り込んだ記事の制作に移ることができます。ご予算に余裕があれば、検索ニーズに特化したコンテンツを新規で制作し記事本数を充実させる、といった施策もオススメです。
せっかく良いコンテンツを作っていても、閲覧への入り口である集客に抜け漏れがあるともったいないです。流入元を見ることは、サイトのPV数に直結する部分なので、このポイントの活用はメディア運営で必須になります。
POINT3. 記事ごとのKPI達成率
ここでは、公開した記事ごとに、ユーザーの反応の良し悪しを見極めます。
その際に、全ての指標が良し悪しの判断材料になります。
・閲覧開始数:記事を見た回数
この数値が高ければ、「集客がうまくできた」「目を引くサムネイルだった」等の推測から、検証するためのフェーズに移れます。
・PV数:記事を見た後の行動も含めたページビュー数
この数値が高ければ、「記事を見た後にしっかり回遊している」等
メディアとして高い評価があることが分かります。
・平均滞在時間:記事に滞在した時間
滞在時間が長ければ、「最後まで記事を読んでもらえた」「内容が充実していた」等、読み物として高い評価があることが分かります。
逆に短ければ、記事のレイアウトを変えるなどしてユーザーが注目する
内容のコンテンツを作る必要があります。
・商品遷移率:全PVのうち、記事からECサイトへ遷移した割合
遷移率が高ければ、「商品の購入意欲を掻き立てた」と判断できるため
その記事の特徴(アイテムの雰囲気、写真のトンマナ)を分析し、次回制作の記事でも検証するフェーズに移れます。
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見るべきポイントと、そこからどんな事が推測されるのか
それぞれのレポートで見るべきポイントが分かっていれば、それだけ分析にかかる時間も少なくなります。また、そのポイントに何かしらの変化があれば、それがどんな状態を指すのかを推測することも必要です。
サイトの傾向がわかれば、10分程度でポイントを抑えられるようになります。
それでも要因や改善策が分からなければ、更に細かい分析が必要になるので、
そんな時は、私達Pomaloが開発したコンテンツ専用の分析レポート「CONTENS ANALYST」もご用意がございますので、ぜひご活用頂けますと幸いです。
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