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疑似プロのレオくんやっぱすげぇや

疑似プロ審査でのレオくんの立ち振る舞い本当にめちゃくちゃかっこいい。

同じような立場になって改めて実感した。

■指摘されたことが思うようにできないレオくん(30:09~)

プロのボイストレーナーから求められる高い技術。

「なんて?」「違うでしょ?」
よく言えば熱量をもって、少し悪く言えばズバズバ指摘されレオくん。思うようにできず、周囲の言葉も何語を話しているのかも分からないほどの焦りが見ているこちら側にまで伝わってきた。

のちにカメラの前で「自分に腹が立ち、悔しい想いをしたレッスン時間」と話す。

■どうやってやっていたのか分からなくなるレオくん(34:45~)

ボイストレーニング後のレコーディング。SKY-HIから「すでに実力者しか残っていないから、ここで存在感を出しておかないと厳しい戦いになってくる」という厳しい評価を受ける。

その後、「どうやってやってたっけな…」と頭を抱えながら一人で練習する姿を見せる。できていたことができなくなったことに動揺している姿がカメラの前で映し出された。

そんな八方塞がりにも見える状況で、「ヤバイもうケツ浮いちゃったもん」と、カメラマンも思わず笑ってしまうような、こちら側を和ませるための余裕を彼は持っていた。

■自分と戦いながらチーム全体のことも考えるレオくん(36:27~)

カメラの前では、提示されるプロとしての基準をレオくんは唯一クリアできていないように見えた。誰よりもきっと焦りがあるだろう中でレオくんは、チーム全体のことも考えていた。

負けたチームから1人脱落するという”チーム戦”であることを再認識させ、メンバーの意識を一つにする声かけ。朝練を口約束にさせないという、自分だけじゃなくチームで勝つという意志。

もしかしたら、チームが負けたら自分が危ないという意識もあったかもしれない。しかしレオくんは、一つ前の審査「クリエイティブ審査」の段階からずっと、現状維持で満足しない向上心を持ちメンバーと共に良いものを作ろうとしていた

■審査当日、メンバーに安心感を与えるレオくん(4:58~)

チームで唯一歌・ダンス共に未経験のレイちゃん。とても緊張している彼へ鼓舞した言葉が熱すぎて文字起こしした。

自分が自分のことを認めるのは難しいけど
周りが認めてくれていることは
それはそれで客観視できているってことだし

俺らはそういうことで冗談言う仲じゃないじゃん
だから俺らの言葉を信じて最高のものを作ろう

いけるいける!大丈夫だから

後に番組内で語られることだが、おそらくこの時点ではボイストレーナーに褒められたことがなかったレオくん。

そんな中で他のメンバーに気を回せる余裕を見せる。

たくさんの悩みや不安や葛藤を抱えていただろう。その中で「もがきながらも成長できた一週間だった」とパフォーマンス前に笑顔で伝える強さ。メンバーが話している姿を微笑みながら見つめる優しさ。

圧倒的光属性。

■BE FREEでのレオくん


そして迎えた本番。

不安なぞ一切感じさせない堂々としたパフォーマンス。

表情、ダンス、歌、わたしには全て安定して見えた。

好きな箇所を紹介する。

「全て思いのままさ(1:10)」の「おfもいの」という息の入れ方。

「まだ物足りないんだろ(1:17)」のポジション移動
これ後方のメンバーへの信頼あっての空間把握力なんだろうな…。

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ちなみに私は自分のパート以外の部分を口ずさみながらパフォーマンスする人が好き。BeFreeチームを見てると、みんな同じパートで口ずさんだり、ラップパートで同じ表情をしていたりして、これがSKY-HIの言う一種の「感情の共有」に当てはまるのかなと思った。

しかし、わたしは素人目線で良いはわかるけどプロ目線の悪いはわからないので、正直結果発表を見るまではレオくんを全然信じていなかった

■のちにSKY-HIから評価されるレオくん(1:14~)

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杞憂やったんよ~~~言うて。

良かったね‥‥。

また、下記はBE:FIRSTとしてデビュー決定後に発表された、疑似プロ審査当時の評価が記載されたインタビュー内容である。

4位のLEO(現BE:FIRST)も、想像より順位が高かったんじゃないかな。放送ではスランプに陥って解決の糸口が見えずに苦しむ姿が映っていました。実際に彼は本番前夜までずっと悩み続けていて、1度も解決できないまま本番に臨んでいます

ただ、SOTA(現BE:FIRST)のように本番で突然全く違う姿を見せたのともまた違うのですが、LEOが持っている性格と『Be Free』という曲が合っていたこともあり、本番でキラッと輝いた印象があります。課題だった発声の部分が完全にクリアになったわけではないけれども、マイクに声を当てる感覚は明らかに変わりました。その前は、ブレスを込めて逃げる感じが見受けられましたが、今はそれもない。

現段階では『デビューに間に合うかどうか』というラインですが、それでも彼がこれからもどんどん改善していける可能性があるのは分かったし、彼自身が努力の方向性をきちんと理解して進めているので、まだまだ伸びていくでしょう」

(引用:NIKKEI STYLE)

■擬似プロを通してのわたしが見たレオくん

私は今、疑似プロボイストレーニング中のレオくんと同じような状況下にいる。

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キャリアチェンジを行ない、違う職種に挑戦すると決めたのは良いものの、そこでの職務で自分の実力不足を痛感している。さらに、実務前日に新しくアクセスシートなるものを作成することが義務付けられてから、研修でできていたこともできなくなった。これで良いのだろうか?と正解が分からないまま作成する恐怖が頭を固くし、アイデアをうまく抽出できなくしている気がする。

そんな中ひねり出した原稿に赤ばかりのFB。こんなに赤入れされたこと研修でもない。大学の時のインターンシップ以来かもしれない。ただ、あの頃より”示したい内容”や”文章のルール”を知っている分、余計たちが悪い。私はこの部署に必要な存在でしょうか。と全てを手放したくなる。そして同僚に不安をぶちまけてしまう。読みたい本を読む、描きたい絵を描く、noteの題材を考えるなど、気を紛らわせる余裕も今やない。FBに返信が遅い(忙しい方というのもあるが疑心暗鬼なので)のも気になる始末。とうとう眠りも浅くなった。とうとう大勢の刑事に四方八方から徐々に囲まれていく夢を見た。これは、「周囲から強力なストレスを抱えている、もしくは周囲の評価を気にしすぎて身動きが取れない状況」の表れとのこと。まさにやん。

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こんな正解が見えない苦しい状況の中、疑似プロのレオくんを思い出した。

めちゃくちゃ優しくて強い人なんだなと思った。

嫌われたくないから優しくするのではなく、よりよくするために厳しいこともきちんと伝える強さ。そして、追い込まれた状況下でも周囲を鼓舞する優しさ。両方を持ち合わせているレオくんは本当にかっこいい。

なにより、自分も”余裕”がない状況で、周囲を気遣う”余裕”を見せてくれたレオくんは本当に凄い。まるで太陽のような存在としてそこにいたように思う。

ここまでで"余裕”を見せてくれた、と何度か記載したが、本当に余裕があるから見せる余裕ではないはず。
余裕がない中で、余裕があるように(実際にはあるのかも)見せてくれる精神の強さが彼には備わっているということだ。

正直今、noteを書く余裕もない精神状況ではあるのだが、本当にかっこよく素敵な姿を見せてもらっていたことを強く実感したタイミングでまとめておきたかった。

私も悩みもがいている最中ではあるものの、”成長できる期間だった”と言えるように頭をフル回転させていきたいと思う。

余裕がある人ってまじかっけぇよな~!

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