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FA杯 エバートン対トットナム シュート46本の打ち合い
FA杯、屈指の好カードは、壮絶な打ち合い。
両チームで何十本シュート打ったんでしょうか。46本ですか。。。エバートン17本、トットナム29本。だからといって大味のつまらない試合ではなく、しまった守備あり、ファインゴールあり。最後までドキドキ。たくさん選手が交代して、総力戦。見ている観客も体力戦。
どちらもプレミア有数のチームだが、交代していくたびに、攻撃の枚数が足りないって言う。この過密日程で、こんなタフな試合してたら、そうなりますよね。最後の方は、試合のスタメンは、どんな感じだったっけ?延長戦は、もう別のチームになっていました。とにかく選手が怪我をしないように祈ってみているのに、その中でさらに延長戦。皆、怪我しないでー。
特に印象に残ったプレー。
トットナム4点目のソンのアシスト。そこにあげるのか!と驚きました。俯瞰ではなく、選手目線のカメラで見ると、ソンの判断力・クロスの質の高さが分かります。ゴールキーパーとディフェンダーのほんの少しの間に、クロスをあげました。この選手が凄いのはスピードとパワーだけではないです。
エバートンでは、シグルズソン。ちょっとしたパスが、上手。プレーがシンプルでいいですよね。エバートンの得点に何点絡んだんだ?というぐらい、得点シーンに彼が登場します。なんと1ゴール3アシスト!リーグ戦では、完全レギュラーという扱いではないけど、今日の活躍を見ると、今後のリーグ戦に期待してしまいます。
クールな両指揮官。
勝ち越しの5点目が入った時はアンチェロッティ監督は何か飲み物を飲んでいて、特にはしゃぐ様子もなく。いやあ、でもこの寒い中、よくじっとしているなあと。コーチの方が大はしゃぎ(いや、いつものことですが)。モウリーニョ監督も4点入っても、特に大騒ぎせず。クールな両指揮官ですね。でも、点を取られても、指揮官が落ち着いてたら、どうにかなりそうな気がします。
こんなこと思ってしまってごめんなさい。
いい試合でしたね!と思ったら、モウリーニョがインタビューで、「4点取って勝てないのは問題」。そ、そりゃそうですよね。終わった瞬間、「皆さん、お疲れ様」と思ってしまってごめんなさい。寒いし、総力戦で皆へとへとだし、もうどっちが勝っても・・・なんて、一瞬、頭によぎってごめんなさい。
勝利給ももちろんあるし、試合は勝たなきゃ、プロじゃないですよね。皆さん、世界えりすぐりの負けず嫌いなのに。エバートンなんか、インタビューは試合前も試合後もコーチ。なんかその温度差が面白かったです。トットナムが有利かと、試合中も延長戦でもそう思いながら見ていましたが。アンチェロッティ監督、さすがです。少しずつクールに勝ちを引き寄せましたね。