進撃の琉球を止めた!
J2リーグ第9節、FC町田ゼルビア対FC琉球。
快進撃を続けている琉球。8試合無敗、たったの3失点。その守備のすごさを見てみたいと思い、観戦しました。
琉球、好調の秘密ってなんだ?
守備の立ち位置が、バランスが良いんですよね。これで、試合序盤のようなプレスをずっとかけられたら、相手チームは厳しいです。攻撃時のパスのテンポもいいです。阿部拓馬選手がテンポよく落としてくれるし、ボールを収めてくれるし、ゴールに背を向けてのプレーも上手。ボランチ2人のパス回しもいいです。なるほどなるほど。
町田の三鬼選手のクロスがいい
琉球のサイドバックが高い位置を取るので、その裏をチームとして狙っていましたね。一点目のクロスはちょっとしたタイミングで相手を外して、ゴール前に良いクロスをあげました。ナイスアシスト!ほかにも良いクロスをあげるシーンがありました。
チームの狙いがはまった町田
町田のプレスは、はまっていました。奪ってからシュートに行くのも速かったです。ずっと相手サイドバック裏へのスルーパスを狙っていました。浮き球ではなく、グランダーで狙っているのが珍しく、チームとして狙いだったなと思います。
町田の守備に阻止された進撃
開幕から8試合でたったの3失点しかしていなかった琉球が、この日、1試合だけで3失点!樋口監督のインタビューから、「プレスがいつもより効かず、運動量がいつもより足りなかった」と。これまで取れていたボールは琉球が取れず、町田の守備にはめられ、アタッキングサードにボールが運べませんでした。
町田の持ち味は運動量
解説の方も褒めていましたけど、町田って運動量が落ちないんですよね。本当に90分間走り続けるんです。
前監督の相馬監督の時から運動量は素晴らしい町田。これまでの積み上げと、ポポヴィッチ監督の指導で、真面目な選手達が最後まで走りきります。凡人がサッカーやったら5分も持たないのに、すごいわあ。
前節も長崎に3-0。この日も3-0。町田の進撃の琉球を止めて、進撃を始める予感がします。