Ord10まで行った今こそ振り返り!~Ord6編~
Q1
円グラフは、基本的に2,3個の項目でシェアを平面で見るのに有効だったりするので、図のような項目数が多いものには適していません。
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上記のこき下ろしを一応反映させると、以下の様なイメージです。タイトルにグラフの形は入れるな!は鉄則ですね(「~別円グラフ」など)
![](https://assets.st-note.com/img/1693816868081-FPn1SiO332.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1693817079894-gPxCan18DO.png?width=1200)
Q2
グラフ自体に分かりにくい点がいくつかあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693820853165-SfO7eZMAdW.png?width=1200)
これを見やすくするにあたっては何を表現したいかによってどう修正するか変わってきます。一旦目的は絡まりを解くことを目指します。
① カテゴリ別に行を分けて、色もカテゴリ関連で分ける。
本当に推移が見れるだけで良い場合はこちらです。
2種類の色を入れるには、一回対象のディメンションまたはメジャーを詳細に突っ込んでから色に変えるとできます。
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② ランクチャートで推移をみる
ランクチャートの作り方参考資料 ⇒https://qiita.com/Tak_F/items/2050a79841b30fe607f1
![](https://assets.st-note.com/img/1693820708465-LaE2mvUNUH.png?width=1200)
注意点は、ランクの表計算の向きは「サブカテゴリ」にすることです。
Q3
予実対比をQごとに行っています。それによって棒グラフの数がすごいことになっております。
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予実対比はOrd3でも登場しましたが、リファレンスラインを利用したブレットチャートがおすすめです。
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Q4
製品における売上と利益に相関があるかを見たい図。単純に左右を見比べて傾向をつかむのがしんどいです。
相関は基本は散布図に傾向線を入れて確認します。
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![](https://assets.st-note.com/img/1693823976008-pg9MqLatMJ.png?width=1200)
Q5
地域別カテゴリ別の利益を見る図。全体を一度に見たいという背景から、問題のような図になりがち。このVizの改善はなかなか難しいなと感じます。
![](https://assets.st-note.com/img/1693826743406-V8Q5Ipehwi.png?width=1200)
一番の問題は棒グラフが潰れてプラスかマイナスか分からなくなっているので、最低限をそれを解決した一般回答が下図。色で誤魔化している感もある。
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KTさんのVizは発想にないのですが、棒グラフが潰れがちな場合に一発で全体をよく見れる図として引き出せたら良いですね…。
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個人的に、地味にあまり知らなかったTipsとしてフィールドの並び替えです。行列シェルフなどに売上を使っていなくても、売上順に並び変えたりもできます。
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また、列間の境界線の設定方法は下図の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1693828702358-deAPzyJza4.png?width=1200)
Q6
図自体の問題点は書くと直接的な回答になるので割愛します。
問題のダッシュボードは各シートが選択されたら他のシートも選択されるようアクションで連動させており、シート3種分用意されています。
個人的に初見だったのがハイライト用にアクションを用意していた点で、そのやり方をまとめて終わりにします。
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