アイヌ語で行く朝鮮紀行(2)
>コタン=kotan=kot(窪地)+an(あり)…知里真志保・金田一
>gotan=町・城壁・垣…蒙古文語
>xotan=ゴリド
>hotan=満州語
>hotan=ギリヤク
>https://kotobank.jp/word/ゴリド-1320805
>ゴリド(読み)ごりど、【ナナイ族】より
>…アムール川中流からウスリー川,松花江にかけての原住民で,
>この地域は今日ロシア連邦のハバロフスク州,沿海州,中国領の黒竜江省にまたがる。
>ナナイは自称で,かつてはゴリドGol’dyと呼ばれた。
>中国の史籍では〈赫哲〉として,今日ではホジェンの名で知られる。…
>https://kotobank.jp/word/ギリヤーク-480435
>ギリヤーク
><<名詞>>( [ロシア語] giljak)) サハリン北部とアムール川河口地帯に住む民族。
>漁労と狩猟をいとなみ、農耕は行なわない。旧シベリア諸族の一つ。
>自称はサハリンではニクブン、大陸ではニブフ。
もし済州島にコタンと言う言葉があるならば
当然ながら済州島には竪穴式住居がなければならない。
なぜならば「コタン=kotan=kot(窪地)+an(あり)=竪穴式住居」だからね。
というわけで「済州島 竪穴式住居」で検索すると…ちゃんと、ありました。
>https://www.meiji.ac.jp/cip/researcher/6t5h7p00000ixpa5-att/material_2019_Kurishima.pdf
>韓半島新石器時代集落の展開と生業の変化
>
>1) 草創期の住居址?
>草創期の住居址と見られているのは済州島 高山里遺跡が現在唯一の例である。
>平面プランが円形または楕円形の竪穴住居址が39基報告されていて2~3基程度が
>集まっている配置を持つ。
>
>住居址中央に土壙があり、壁に沿って小ピットと周溝を配置する形態が一般的である。
>住居址の規模は直径2~5m内外で、3m前後のものが多い(図2-1)。
>
>2) 早期 住居
>議論の多い高山里を除けば、草創期の段階の集落遺跡は未だに確認されていない。
>早期(6000~4500 BCE)になれば 東北・西北・中東部と南部地域では
>竪穴住居址が確認されている。中東部地域の鰲山里C地区からは早期の中で、
>時期を異にする二つの段階の竪穴住居址が確認され
年代は7600年BCE(BC)で今から1万年くらい前だ。早期(6000~4500 BCE)にもある。
済州島や朝鮮半島南部は、距離的に長白山大噴火の噴火音から無事だったと思う。
それで古い遺跡が残っているのであろう。
あとは済州島ネイティブから kotan があるかどうか聞けばよい。
済州島四・三事件で大量に日本に逃げてきたというからね。
呉善花みたいなお人もいるし。なんか最近お見掛けしませんね。
辞書があれば一番良いけどね。