着物の起源(1)
遮光器土偶(縄文時代晩期)は
顔がデフォルメされているが
顔以外は正確に描写されていると思う。
多くの土偶は女性らしく意図的に破壊されている。
病気やケガや厄払いためとの説明が多い。
弥生時代前まで作られていた。
ネックレスをしていて
頭に冠の様なものを被っているのか、
髪を整えて結っているのか、だから正装だろう。
V字襟の上着を着ている。
腰までの上着だね。
半袖か七分袖かな、暖かかったんでしょう。
ズボンは足首を紐で縛っている。
ニッカーボッカーズ風かな、
まあ、ニッカズボンみたいな効果をねらったであろう。
当時は舗装道路もなく獣道だから
足首を紐で縛っていないと草が絡まって歩き辛いと思う。
以上の理由で、遮光器土偶は写実的だと思う。
V字の襟は体の湿気や体温を逃がすための形だ。
着物もV字の襟で機能は同じだ。
高温多湿の日本で体の湿気と体温を逃がすためだ。
ただ遮光器土偶は左右の前身頃を重ねる服じゃないね。
ベストなのかな、袖付きのベスト。
かつてあった省エネルックみたいな感じ。
着物の袖口が広いのは涼しさ目的だ。
つまり遮光器御土偶の半袖?七分袖?も機能は同じだ。
遮光器土偶のズボンは紐で足首を縛っている。
袴は裾幅広だけど脚絆(ゲートル)とか、
たっつけ(カルサン)で足首を絞っている。
機能に徹すると、時代を問わず同じ形になるね。
チマ(袴)チョゴリ(襦)のチョゴリは日本の着物と似ている。
遮光器土偶の上着に似ているという事。
通気性の良いV字の襟と袖の形だ。
チマチョゴリも高温多湿の地方に適した南方系の服だ。
アイヌの服amipも南方系だね。よく見かけるアイヌの服は北方系じゃない。
あの服は北方では寒い。服から見るとアイヌは南方系だ。
他に寒冷地用の服があるならば別だけど。
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