GHQ平和憲法と昭和天皇
大日本帝国が敗戦し、日本になってGHQが憲法を改正した。
そのGHQ平和憲法案が昭和天皇に届けられた。
そこには「天皇は…象徴である」と書いてあった。
昭和天皇は「象徴」という意味がわからなかった。
なので弟宮(高松宮宣仁親王)に
「象徴という意味がわからないからGHQに聞いてきてくれ」
と頼んだ。
弟宮はそれでGHQの日本国憲法担当官の所に行って
「ここの象徴という意味がわからない、
米国に例えたら象徴とは何ですか?」
と聞いた。
するとGHQ担当官は
「(統合の)象徴というのは米国では国旗の事です」
と答えた。
弟宮は
「象徴というのは米国では国旗だそうです」
と昭和天皇に報告した。
それを聞いた昭和天皇は
「おかしな意味があるわけでもなさそうだし
象徴=国旗なら、まあ良いか」
と納得したそうだ。
こういう本を昔読んだんだが、本の名前は忘れてしまった。
私が読んでいるくらいだから、他に大勢の人が読んでいるはずだ。
憲法記念日なので思い出したよ。
昭和天皇と弟宮はとても仲良しだったが、高松宮死去1987年2月3日(82歳没)。
それにガックリ来たのであろうか、2年後に
昭和天皇崩御1989年(昭和64年)1月7日(87歳没)。
因みにGHQ平和憲法成立国会には
武装したGHQの兵隊が見張っていたそうだ。
これが事実ならばホントの銃剣憲法だ。
銃剣憲法でも日本国民からとても慕われている。
「鰯の頭も信心から」、大体がみんなそんなもんだろう。
この本の名前も忘れた。