セーヌ川トライアスロンスイム、パリ五輪
>https://news.yahoo.co.jp/articles/52ac008cc44a11e32c65852eff38bb89e6636917
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>現地7月31日にパリ五輪の男女トライアスロン競技が行なわれた。
>連日の降雨で水泳会場のセーヌ川に大量の生活排水が流れ込んで水質が悪化。
>大腸菌をはじめとした細菌濃度が基準値を超えたため、事前練習は2日続けて延期に。
>それでも大会組織委員会は水質が改善されたとして競技を“強行”した。
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>米紙『New York Post』によると、カナダ人選手のタイラー・ミスラウチュクが
>レース終了後に10回も嘔吐したという。
>トライアスロンやフルマラソンなど高強度の運動後、極度の疲労で体調不良を起こしたり
>吐き気を催すケースがあり、同紙も「ミスラウチュクの嘔吐の原因が、
>セーヌ川の水質によるものなのかははっきりしない」と言葉を濁している。
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>さらに、「大会の準備期間は8年もあったのにね。
>私たちはサーカスのピエロのようなもの。
>アスリートとして、ひとりの医師として、選手たちはもっと声を挙げたほうがいい。
>これまでのトライアスロンでは、レースの途中やレース後に体調を崩し、
>何か月も抗生物質の投与を受けた選手がいる。
>それは、スポーツ選手としてキャリアを台無しにするような事態だ」と、
>パリ大会の運営に苦言を呈した。
セーヌ川でのトライアスロンスイムだけは見ておくんだった。
パリー市民の糞尿水を泳いでこそ真のアスリートだろ。
嫌なら出るな。
合流式下水道のパリーだと、こうなるしかないね。
晴天時は黄金水を下水処理場で浄化できる。
問題なのは雨天の時で、膨大な量の雨水が下水管路に入る。
その水量を下水処理場が処理できないので、河川や海に直接放流する。
その排水は糞尿が雨水と一体になった黄金水だ。
江戸時代まで日本人にはこういう発想はなかったね。
しかし欧米人が糞尿処理、この場合は糞尿処分だね、
それを雨水と一緒にやるのは大胆な豪胆な発想でした。
水質改善に役立たないので、
今の日本では合流式下水道は許可されない。
しかし明治維新後の欧米に追いつけ追い越せで、
富国強兵しないと植民地と奴隷にされるので
合流式下水道を真似してしまった。
セーヌ川では船の汚水を川に直接廃棄したり
セメント工場の汚泥?をセーヌ川に流出させた例もある。
コロナの時、ダイプリが定期的に港を出て外洋に汚水を捨てて
また港に戻ってきていた。
外洋だったら良いだろうということだろうね。
だから豪華客船の定期航路は魚影が濃いと思う。
「大会まで8年もあったのに」と責める姿勢を見せているが
合流式下水道を分流式下水道にするには、
たぶん天文学的予算と長い工事期間を要する。まず出来ないと思う。
でも浄化槽なら、実現可能な予算の範囲で、
水質的にも完璧にはならないが改善できると思う。
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