アイヌ語で行く朝鮮紀行(3)
済州島や朝鮮半島に多くの竪穴式住居跡(竪穴住居址)があるのは
その時代に縄文人が朝鮮半島にいた証拠だ。
>https://www.meiji.ac.jp/cip/researcher/6t5h7p00000ixpa5-att/material_2019_Kurishima.pdf
これによると長白山周辺は竪穴式住居跡が非常に少ないのがわかる。
少ない原因は長白山噴火の原因だと思う。
世界級の噴火だし噴火音が凄いからね。
「朝鮮半島の南で倭人の住む地域を韓という」
という本を以前読んだが、これはたぶん史実だろう。
いつの時代からか朝鮮半島の倭人は劣勢になったと思われる。
北方からの異民族流入が原因であろう。
日本にも竪穴式住居が多くあり、平安時代まであったらしい。
これも本の名前は忘れたが、ちゃんと挿絵が載っていたね。
それで「コタン=kotan=kot-an」はなんと呼ばれていたであろうか。
知里真志保の辞書によると「kotan、kotan‐i、kotan-u」とのこと。
「kotan」は概念形で、脳内の抽象概念で、見たり触ったりできない。
「kotan-i、kotan-u」は具象の所有形で、見たり触ったりできる。
「kotan-i=こたに=小谷、kotan-u=こたぬ」という地名や苗字であろう。
さらに振り漢字されて「こだに、おだに、おたに」などになったと思う。
こういう地名が朝鮮半島に残っていても良いはずだ。
どういう風に音が変化するか、わからん。
語頭が濁音でもR音でもないので、そのままかもしれない。