BマルクトとDマルクトの間のライン
月の円と、マルクトの円の重なりでできるヴェシカパイシスの長い横寸の夢見。
夢:スパイの結婚式に銀色のバルーンが用意される
結婚する相手に、私の仕事はスパイだと打ち明ける。
結婚式の準備は煩雑で大変だったが、式の当日に、義母が銀色のバルーンをたくさん用意してくれていて感激した。私の憧れは、結婚式で銀色のバルーンを使うことだったが、それを誰かに言ったことはなかった。でも義母が用意してくれていて、そのことがとても嬉しかった。
披露宴が終わり、夫も私も真っ黒なスーツに、同じく黒いスーツケースを引いて車に向かう。夫のスーツケースは砂で汚れていて、そのことで早くも夫婦喧嘩になりそう。
帰宅してから、披露宴を撮影してもらった録画を見た。
スパイはどこから来たのか
結婚式の準備は煩わしく大変だったので、これはCマルクト(🜨)の円の中で行われるごく普通の結婚式を挙げようとしている。しかし結婚するにあたって、私はスパイであることを未来の夫に打ち明けなければならなかった。スパイは社会の裏側に属しているので「黒い仕事」と言ってもよいかもしれない。スパイは気づかれることなく社会に紛れ込むので、これはマルクトの円に入って来た月の円からの侵入と考えることができる。マルクトから見ると、外側から入ってきた得体の知れないものはみんな「黒い」のだ。
右の柱を男性的、左の柱を女性的とみると、Dマルクトがスパイの私(女)で、Bマルクトが夫だ。
銀色のバルーンの意味
結婚式では義母が銀色のバルーンを用意してくれ、この時、私の願いが成就されたような感じがあった。
タットワでは三日月を銀色で表し、水を意味している。これは個人のエゴを示す固く小さな月ではなく、全惑星的な柔らかい月のことだ。結婚式で銀色のバルーンが用意されたというのは、今後の新郎新婦の生活は、月の円に移動するという意味になってくる。
初めは普通の地上的な結婚式を挙げようとしていたので、マルクトの円に収まろうとしており、そこでは月はマルクトの円周上のものとしてはたらくのでこじんまりとしている。Dマルクトの私は、スパイであることをだんだん忘れるかもしれない。「スパイだったが今はただの妻」になる。
しかし、月の円に行くことで、夫のBマルクトは「現役スパイの夫」になり、共にスパイ活動をするようになるかもしれない。結婚式後の新郎新婦のスーツはどちらも上から下まで真っ黒だったのだから。スパイ活動をするということは、マルクトの円とも行き来するのだ。
しかし夫のスーツケースには、マルクトの砂が付いているので、これは月の円に行く時にはきれいに掃除しなければならない。
マルクトから月へ上がる梯子
帰宅してから、私は結婚式の録画を見ていた。これは、さっきCマルクトの円で経験したことを、月の円に移動してからは思い出として眺めているという感じ。「あの時、銀のバルーンを用意してくれたんだよね、本当にびっくりしたけど、そのお陰で今があります」というような。
BマルクトとDマルクトの行き来を重ねると、月が開かれて、Cマルクトから月(イエソド)へ上がる梯子が用意されるのだ。マルクトとイエソドの間のパスには21世界のカードが当てはめられている。これは地上内の四元素を統括し、第五元素へ向かう。