横浜メリーさんに急かされる
横浜、赤い靴、と来れば、外せないのはメリーさん。メリーさんは終戦後、横浜で米国人の将兵を相手にしていた娼婦で、いわゆる立ちんぼ形式で街中に立ち、お客をとっていたそうです。
メリーさんは年老いてもなお、顔を真っ白に塗って横浜に立ち続けたことから、次第に有名になりました。彼女は横浜と同化していたと言っても良いと思います。そんなメリーさんと会うのが、今回の夢の目的です。
メリーさんは既に亡くなっていて、別の惑星に行ったのか、恒星に行ったのか分かりませんが、夢の中では時間も空間も関係ありませんから、もしメリーさんが恒星に行っていたとしても、その前の段階のメリーさんの意識に会うことは可能だと思います。
夢:結婚を急かされる
付き合っている彼とのことは、先のことは焦らず、自然に任せてゆっくり考えてゆきたいと、母に話している。私は話しながら、彼が寝ていた掛け布団を畳んでいた。布団はまだ彼の温もりがかなり残っていた。
しかし母は早く結婚しろと急かし、結婚の誓約文を勝手に読み上げようとするので、言い合いになった。
そんなに読みたかったら自分の時の誓約文を読めば?と言うと、母は本当に自分の結婚の時の誓約文を読み上げ始めたので、取り上げてやめさせた。
夢の考察
母とは、メリーさんのことでしょう。
彼は横浜です。
私は今、8個の恒星と横浜を関連づけることをしていますが、自分の中では大体分かっているものの、まとめることを躊躇しています。
夢では彼(横浜)との関係は急がず、流れに任せたいと思っていて、これは「まとめる」ことと正反対です。それに対してメリーさんは、早く結婚してまとめるように言っています。
メリーさんは自分が結婚した時の誓約文を読み上げ始めました。つまりメリーさんは横浜と結婚したということ。メリーさんは、私にも早く自分のように結婚しろと言っています。
私は彼が寝ていた掛け布団を畳みますが、まだかなり生温かく、生々しかったです。私は横浜の生々しい部分に触れてはいるけれど、結婚して身を固めるところには行っていないということになります。
メリーさんは無口なイメージがありましたが、夢では機関銃のようにまくしたてていました。彼女のヘリオ図では、水星と冥王星が90度で、冥王星はムルジムと合です。
メリーさんは、私が子供の時、はじめてその存在を知ってから、ずっと私の目標でした。まるで彼女を追って生きている気がします。