見出し画像

太陽の円と月の円のヴェシカパイシス

フラワーオブライフの中央に描かれる生命の樹の中で、水星と金星は、太陽の円と月の円の両方に属している。今回は、太陽の円に属するほうの、水星と金星の間のパス(16塔)を夢見した。すると内容は、月の円から太陽の円に移動するようなものだった。(なぜそうなるかは下のほうで書いています)

引っ越すと母は死んでいた

夢では、家族で引っ越すために片づけをしていた。いらないものは処分し、カーテンレールなどもきれいに拭きあげる。
次のシーンでは既に引っ越しが完了していた。引っ越し先は、今までの家と同じだった。違いは、片付けたのでピカピカなことと、母親が死んで、いなくなったこと。母は引っ越しの片づけをして、引っ越す時には死んでいた。

太陽の円に移動すると月の自我は消える

母とは月のことだ。月は、月の円周上にある太陽に移動すると、月の自我が消滅する。母は引っ越したら消えたのだ。
きれいに片付いた部屋にいると、引っ越しのために一緒に片づけた母を思い出した。ここは母が掃除したからきれいなのに、その掃除をした母が、今ここに居ないのがとても不思議だった。母は消えてしまった。

しかし、母は月の領域にいつでもいると考えることもできる。太陽の円と月の円は、振動が違うだけで同じ場所に重なっているのだ。家は同じだけれど、太陽の振動になると、そこに母を見つけることはできない。母も、太陽の円に移動した家族を見つけられない。

ヴェシカパイシスの中の長い線が意味するもの

月の円は太陽の円に重なっており、月が片付けるという象徴は、この重なり(ヴェシカパイシス)の部分で移動する時の様子だ。月から、金星や水星などに移動する時も、やはり月は、水星の円や金星の円と重なっている部分で、月の荷物を片付けるはずだ。月の記憶を残したまま、移動はできないのだから。

この夢は、太陽の円に属する16塔のパス(水星と金星の間)を意図して見た夢なのだが、16塔のパスは、ヴェシカパイシスの長い寸のほうだ。
1つの円には6つの点があり、それぞれ60度ずつ離れているので、太陽の円の中で、水星と金星は120度の関係だ。この120度のラインを意識すると、必ず別の円の存在が浮かび上がると考えても良いと思う。太陽の円で、水星と金星のラインを見ることは、常に月の円の存在を示唆しているのだ。

太陽の円では、水星と金星と土星で三角形が出来るが、3つの辺はそれぞれほかの円との繋がりを表しており、更にほかの円の中の三角形の一辺となる。一辺は、二つの三角形に共有されているということだ。
これはまるで、正二十面体を渡り歩く時のようだが、フラワーオブライフの場合は36個の同じサイズの三角形がある。ヴェシカパイシスでの円の移動は、裏で三角形移動とかマカバによる移動が働いていると考えられる。

記事が参考になりましたら、ぜひサポートをよろしくお願いします! サポートは100円から可能です。