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水の中の大陸「竜宮城」

水まで降りてきている8個の恒星で世界の箱を作る場合、8個の関係性においての、それぞれの役割を知らなければなりません。
それと同時に、私は恒星をチャクラのように縦に並べてみたいと思いました。前に見た夢では、1〜8階にそれぞれの恒星が入っていて、9階にギャザリングがあるという夢を見たからです。
以下は、その2点に焦点を当てた夢探索をもとに、水の中の大陸「竜宮城」を完成させるための考察をしたものです。

エラキス:1番上で束ねる

エラキスはケフェウス座のミュー星です。今までの探索では、エラキスは糸を束ねるようなイメージが多く、リリスっぽいところがあると思っていたので、中2階の比較的下のほうにいる印象を持っていました。

しかし改めてした夢見では、不思議の国のアリスの絵が書いてある紙袋を、窓枠に貼って飾ろうとしていました。
不思議の国のアリスは神話的なものを表していて、紙袋というのは六面体の箱のことですから、ひとつの世界を表しています。
つまり不思議の国のアリスの紙袋は神話的な世界を表していて、それは8個の恒星で作られた世界そのもののことです。
夢ではそれを窓枠に貼ろうとしていました。窓枠もまた四角で、真ん中に十字の木枠が嵌められていました。十字の木枠は、なんとなく操り人形を操る部分の、糸が結び付けられている木を思わせます。そして四角の窓枠は閉じ込めて安定させる意味になり、つまりエラキスがこのチームをまとめて束ねると言っているのだと思います。
私はエラキスを1番上の8階に配置することにしました。星座の座標でも、このチームの中ではエラキスが1番高いところに位置していて、北極星グループに入っています。

ドゥーベ:箱作り

ドゥーベは北斗七星の中でも1番上にあり、四角い箱の家を作ってまとめていますが、8個の恒星の中でも大枠を作る役割をしています。全部をまとめるのはエラキスですが、家を作るのはドゥーベです。夢でも、部屋を片付けて使えるようにしようとしていて、その部屋の中で、何かの骨組みを組み立てていました。1番外側の大枠や、主に屋根を作るイメージです。
ドゥーベは7階に配置するのが良いでしょう。

デネブ:トーラに神話の素材がある

デネブを単体で夢探索すると、私の場合、堰き止めることよりも一気に押し出すことが重視されていることが多かったのですが、改めて8個の恒星の中でのデネブの役割を夢見すると、今度は堰き止めている中のものについてクローズアップされました。

夢では、私は【N区画】という組織の一員で、猫たちもこの組織の一員でした。Nとは猫のNなのでしょうか?【にゃん区画】かもしれません。
【N区画】の猫が、ある聖域に誤って踏み込んでしまったことで、その聖域のキツネ系から、【N区画】とは何か素性を明らかにせよと言われました。私は【N区画】について書かれている辞書のような本を見せて説明していました。

デネブははくちょう座ですが、これはスサノオの剣の柄とも言われているそうです。デネブの猫がスサノオならば、キツネ系とはアマテラスということになります。猫も狐もエーテル的には親戚みたいな気もしますが、そもそもスサノオとアマテラスは姉弟です。

似たような関係性では、8個の恒星チームにはおうし座のヒアデス星団の中のアムブロシアが含まれていて、これは同じくおうし座のプレアデス星団と比べると、90度関係のようなものだと、前に夢で説明がありました。
例えば双子座6度と乙女座6度は90度関係で四元素も違いますが、でももともとは6という数字のロゴスを12個に細分化したうちの2つを比べているだけで、出どころは同じだと言いたいのだと思いました。

デネブやアムブロシアの所属する8個の恒星チームがスサノオ系だとすると、プレアデスのアマテラス系とは相反するのかというと、そういう面もあるけど実はみな仲間なのでしょう。ただし、普段はお互いの領域を侵さないようにしています。

ここではスサノオ系チームのトーラの書が【N区画】の辞書として出てきており、ここに神話の元となるデータがあります。

それぞれの恒星の神話は、それぞれの恒星のトーラにあると思いますが、ここでは8個の恒星で成り立つ世界のトーラを、デネブが守っていて、桜の季節に吐き出します。

また、守り堰き止めるという意味では、ドゥーベの作った家の壁を守るという意味もあります。私の住んでいるマンションの目の前には、エーテル的な海と陸の境い目がありますが、それと同じように、ここからが竜宮城ですと境界をはっきりさせることで、竜宮城独自の神話が成り立ちます。特定の世界内だけで通じる話を紡ぐには、その世界がきちんと閉じていなければなりません。

デネブは6階、アジナチャクラの辺りでトーラを守ります。

アルヘナ:正式な表明としてまとめる

デネブの【N区画】のトーラから神話を作るのはポルックスですが、その神話を正式な表明として出せるか審査するのはアルヘナです。ポルックスは止めどなくあれこれと話し続けるかもしれませんが、その中から発表できるものだけ選んだり、仕上げたりします。
仕上げるといっても、どちらかというとダメなものは全部ボツにしてゆくような感じがあり、大幅な修正が必要なものは、容赦なくお蔵入りにしてゆきます。
夢では部屋に掃除機をかけまくっていたし、床には化粧下地が1滴落ちていだけれど、その汚れの上から掃除機をかけてしまうと汚れが伸びて広がってしまうので、拭き取らなければと注意していました。化粧下地のように、上からカバーすることで隠すような表現は使わず、極限まで減らすイメージです。汚れの付いた神話は許しません。
掃除機に猫がちょっかいを出していましたが、この猫は【N区画】の猫??

アルヘナはポルックスよりも潔癖なので、ポルックスよりも上の階が良いと思います。アルヘナが5階、ポルックスを4階に配置しました。

ポルックス:神話を作る

ポルックスの夢では、ある曼荼羅を持ってきたつもりだったのに、それを模造した別の曼荼羅ばかりがカバンから出てきました。「あーこれこれ、これだった!」と、今度こそ本物を出したつもりなのに、少し違うのや、ずいぶん違うのが出てくるのです。
これは恒星のロゴスを神話にする時点で、元のロゴスとはどうしても違うものになってしまうということを表しています。
買取業者はさまざまな曼荼羅を見て、「これならうちで売れますよ」と言いました。しかし、本物は3万円だったのに、模造品は1万円で、さらにその内訳は、手数料に7000円取られて、私の利益は3000円だと言われました。
3万円の本物から劣化して1万円になるのは、ロゴスが神話に降りることなので仕方ありません。でも1万円はもしかすると下がりすぎ?2万円が良いのかもしれません。
そして手数料が7000円というのは、アルヘナが汚れとみなしたものが7割あることなので、今後の目標としては、アルヘナの手数料がもう少し減るようにしたほうが良いのではないかと思います。しかし0にするのは可能なのかというと、たぶん不可能でしょう。どこまで汚れを減らした神話が作れるのか、試行錯誤してみる必要があると思います。

カフ:神話を歌う

カフはカシオペア座のベータ星です。
カフの基本的な夢の傾向は、上よりも下にいることを選ぶというものでした。
8個の恒星チームとしてのカフの夢では、バンドのグループが海辺でのライブ会場に向かっていて、選曲は80曲あるというものでした。1つの恒星につき10曲の用意があります。デネブから引き出した素材をもとに、ポルックスが神話を作り、アルヘナが審査してテストに受かったものが、10曲の歌に細分化します。カフは上よりも下を選ぶので、その分細かくなるのです。

せっかくアルヘナが審査したのに、細分化したら汚れがつくかもしれません。でも、歌の歌詞を作るのは、ある意味絞り込むことでもあり、言葉の汚れは付かないようにもできるのではないかと思います。でも音楽が付くという点で、別のタイプの汚れが付くかもしれません。カフは3階です。

アルフェッカ:受け取ることで大陸を作る

アルフェッカはかんむり座のアルファ星です。冠は上に向かって開いていますが、アルフェッカの夢では、プールの壁のひとつがなくて、そこから海と繋がっていました。プールの中には海の水が流れ込んできます。

第2チャクラ(スワジスタナチャクラ)は、生命の木ではイエソドにあたります。イエソドには、イエソドよりも上にある全てのセフィロトからの流れが入り込んできますが、これはアルフェッカの分不相応なほどのものを受け取るという性質と似ているようにも思います。壁が一面だけないプールには、そこから海の水がどんどんと流れ込んできます。

アルフェッカは、身に余るほどのものを受け取ったことで、周囲がだんだん不穏になってくるという一面もありますが、それは上から降りてきたものを受け取ると、必然的に自分の立ち位置が上昇するからで、固かった地面から浮き上がり、足場が柔らかくなり、もう今までのようには生きられなくなります。マルクトからイエソドに引っ越すのです。
アルフェッカのそういった性質は、水の中に大陸を作るというプロジェクトと共鳴します。
アルフェッカは2階に配置するのが良いでしょう。

アルフェッカのもう一つの夢では、教室で女教師が授業をしていましたが、廊下から校長のような男性に呼ばれて、教室から一旦出てゆきました。戻ってくると女教師の服装がツーピースからワンピースに変わっていて、下着のパンツが透けていました。
ワンピースに変わるのは、上と下が途中で途切れることなく下まで繋がったことを象徴しているし、パンツが透けているのは、ここに注目する、ここに注ぎ込むということです。校長と会ったことで、上からの恩恵をイエソドで受け取ったことになります。

アムブロシア:果てを決める

アムブロシアは1階です。
エラキスが北極星エリアで、8個の恒星による世界の始まりの束を持っていますが、その果ての束を持っているのがアムブロシアです。わら納豆の両端の結びを、エラキスとアムブロシアがそれぞれ担当しているような感じです。
アムブロシアの夢では、名前に「集」が入っていると言われましたが、これはわら納豆の果ての結び目のことなのか、それとも、プレアデスと親戚関係なので、同じように幻想世界に浦島太郎を「集める」という意味なのか…。

アムブロシアの別の夢では、赤ちゃんをゆりかごで寝かせていたり、焼き海苔が大量に保管されていたり、スルメを水で浸して戻していたり、食欲のない祖母がいちじくという名前のドラゴンフルーツだけは食べる気になったりというのがありました。
赤ちゃんを寝かせるのは、プレアデスの幻想世界に人々を眠らせるのと似ていて、竜宮城に浦島太郎を引越させる意味でしょうし、焼き海苔は海で「集めて」四角く作るものです。スルメを水で戻すのは、土を水で囲んで浸す行為で、土の世界に生きる人を、水の世界で暮らせる浦島太郎に変身させること。祖母がいちじくという名前のドラゴンフルーツだけ食べるのは、世界にプチプチと飛び散った元浦島太郎を「集めて」いる行為です。アムブロシアは、最前線でそういった実務をこなす亀です。

またアムブロシアの別の夢では、肉を焼いていて、その上に千切りキャベツで蓋をして蒸し焼きにしていました。肉にシナシナになったキャベツが絡み付いていて、まるで肉体の周りのオーラ、エーテル体のようでした。エーテルは、植物で表されることが多いですが、キャベツも植物です。
アムブロシアは、肉体に近いオーラのように濃いところまで降りてきていて、なかなか大変そうな立ち位置です。別の夢では、外出する際に猫をトイレのある部屋に入れておかなかったことを注意されていました。トイレは異界との接点で、つまり天に戻るための大切な道ですが、遠くへ進出しすぎて、猫がトイレを見失うようなことがあってはならない、という注意喚起です。

8と1、 7と2

全ての恒星を並べて終えました。対極にあるのを鏡像とみなす手法で確認してみると、なるほどこれで大体良いのではないかと思えてきます。

例えば8と1を鏡像関係と考えると、エラキスとアムブロシアは、それぞれ始まりと果てでわら納豆を束ねています。
7と2はドゥーベとアルフェッカで、ドゥーベが作り出した大きな家の中にあるものを全て受け止めるのがアルフェッカということに。アルフェッカの中にドゥーベがあるのです。
6と3は、デネブとカフです。デネブのトーラが、カフの歌になります。歌になる前はアルヘナの精査があり、つまり歌はエッセンスだけを集めたものだと言うこともできます。
そして5と4は、アルヘナとポルックス。ポルックスが神話を作り、アルヘナが審査します。ポルックスはアルヘナ関門を突破するものを作ろうとするうちに、アルヘナに詳しくなり、アルヘナのようになってゆくかもしれません。

このつぎは、これらが機能してゆくようにしないといけません。
デネブのトーラから、ポルックスがアルヘナのテストに合格する神話を作り、カフが8×10個の歌にします。アルフェッカはそれを受け取ることで、水の中に大陸を作る。アムブロシアは亀になって、浦島太郎を水の中の大陸に案内する。これらは全てドゥーベの骨組みの中で行われ、エラキスはそれを水グループとして束ねる。

浦島太郎はずっと竜宮城に幽閉されるのかというと、私は多分また、竜宮城から別の道を作るのではないかと思います。でもそれはもう少し先で。

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