後アトランティス文化期の夢見(7)ロシア文化期の北極星エライ
文化期と北極星の対応
シュタイナーの文化期と北極星の変遷を当てはめると、ピッタリとは一致しませんが、だいたい以下のようになります。
第一文化期:古インド文化期(BC7200~5000年頃)
ヘルクレス座τ(タウ)星「ルクバルゲティ・シェマリ」(BC7700年)
第二文化期:シュメール文化期(BC5000~2900年頃)
りゅう座ι(イオタ)星「エダシク」(BC5300年)
第三文化期:エジプト・カルデア文化期(BC2900~700年頃)
りゅう座α(アルファ)星「トゥバン」(BC3000年)
第四文化期:ギリシャ・ローマ文化期(BC700~AD1400年頃)
こぐま座β(ベータ)星「コカブ」(BC1100年)
第五文化期:ゲルマン文化期(AD1400~3600年頃)
こぐま座α(アルファ)星「ポラリス」(AD2100年)
第六文化期:ロシア文化期(AD3600~5700年頃)
ケフェウス座γ(ガンマ)星「エライ」(AD4000年)
第七文化期:アメリカ文化期(AD5700~7900年頃)
・ケフェウス座β(ベータ)星「アルフィルク」(AD6000年)
・ケフェウス座ι(イオタ)星「アルヴァヘト」(〃)
この時期は北極星が2つになります。
(アルヴァヘトは実は読み方が分かりません。astro.comに"Alvahet"との記載がありました。正式な読み方が分かりませんが、ここではアルヴァヘトと呼ぶことにします。)
現在は第五文化期(ゲルマン文化期)で、ポラリスが北極星です。ポラリスは西暦500年ごろから北極星の役割をしていますが、まだ北極に最接近しておらず、2100年頃が一番近くなります。このポラリスが現代の傾向を作っているわけですが、次の第六文化期(ロシア文化期)の北極星はケフェウス座エライに変わり、この恒星の影響が強くなってゆきます。
エライ(ケフェウス座γ星)の夢見
夢1:北極星として
白い巨大な岩壁(崖のよう)が、半円状に掘られたところがあり、その中央に白人の中年男性が立っていました。これはエライが北極星であることを表しています。清らかな湖を挟んで反対側の岩壁には、人が2人立てるほどの丸いくぼみが掘られていて、そこには私と友人が立っていました。とても高い場所に掘られています。
私はエライの反対側にあるエラキスが恒星マトリックスに入っているので、これはエラキス視点からエライを見ていることを表しているのかもしれません。
もしくは友達と2人という意味では、エライの次の北極星になる予定のアルフィルクとアルヴァヘトかもしれない。いずれにしても、この白い岩壁エリアはケフェウス座の恒星の領域です。そして湖は地球を表しています。
次に、私は湖の上で、天からロープでぶら下がっている浅いお皿状の金属の上に座っていて、お皿はペンジュラムが回るように大きく円を描いて回っていました。これは歳差の回転を表すのでしょう。
白人の中年男性が私にオーガニック石鹼を見せました。それはワッフルのように四角い凹みがいくつもあるものでした。私は溶けた石鹸がついた手を下に伸ばし、(相変わらずペンジュラムのように円を描きながら)下の湖で手を洗いました。この時の私は、白人男性から石鹸を受け取っているのでエライ役で、エライの影響力(オーガニック石鹸)を下の地球に流し込んでいます。石鹸ですから、前の時代の影響も消しますし、地上の汚れを落とすような意味もあります。
友人はドラえもんになったゆりやんレトリィバァみたいな人で、この巨大ペンジュラムに乗りたそうにしていたので交代しました。ということは、友人はエライの次の北極星(アルフィルクとアルヴァヘト)の象徴かもしれません。ドラえもんは猫であり未来のロボットで、ゆりやんは芸人なのでお笑いで浄化する人です。もはや今の意味での「人間」ではないハイブリットなイメージが、アメリカ文化期の「人間」なのかもしれません。
それとも、ゆりやんもエライだった可能性もあります。それならこのゆりやんイメージはロシア文化期ということになります。
エニアグラム2のエジプト・カルデア文化期では、動物の頭と人間を合わせたり、色々な形があったわけですから、その反対側のエニアグラム7のロシア文化期で、猫×AI×芸人のようなイメージが出てもおかしくありません。
私と白人の中年男性はレストランに入り食事を注文しました。私は寿司桶に入った寿司を注文しましたが、桶の端っこにお寿司が寄っていました。これは歳差の中で一部分を担っていることを表します。
白人男性はカボチャやアスパラなどの温野菜を注文しましたが、「この上に何かかけるとしたら何が良いかな?」と聞かれたので、溶けるチーズはどうかというと、良いアイデアだと言われました。カボチャはスライスされていて3切れあり、湾曲していて、幾つか繋げると円になりそうです。これはケフェウス座の中で北極星が変遷してゆくことを表しているのではないでしょうか。私はとろけるチーズをかけるように言ったので、この影響を繋げてゆくという意味になるでしょう。
北極星はエライの次にアルフィルクとアルヴァヘトがきて、そのあと西暦7800年頃は、同じくケフェウス座のアルデラミンが北極星になります。
夢2:ガンジーの板チョコ
起きがけに「ガンジーの板チョコ」「35のび」という言葉が聞こえました。前の夢ではワッフルのように四角い凹みのあるオーガニック石鹸が出てきましたが、板チョコはそれに似ています。ガンジーのヘリアカルセッティングはケフェウス座アルデラミンで、またヘリオセントリック図では、ケフェウス座の恒星がある牡羊座~牡牛座あたりに地球、木星、海王星、冥王星があり、地球ポイントはやはり当時のアルデラミンの位置にかなり近いです。ガンジーの非暴力は、力に頼らない成熟したケフェウス王のイメージに合っています。
板チョコのように四角が並んでいるのは、ケフェウス王の領土を広げるイメージでしょう。四角形の4は、4番目の蟹座とにており、共鳴するものが広がってゆくイメージです。「35のび」ですから、それは35区画に分けた世界に広がるのか、それとも1つの文化期2200年を35で割ると約63年で、ちょっと短いですが人の一生と考えると、人間35人分の年月に広がるという意味にもなります。
プラトン日の72年で考えると、72年×35=2520年で、ロシア文化期はこのぐらいの長さと考えても良いかもしれません。
夢3:室内犬の妊娠
次の夢では、室内犬の調子が悪くて病院に連れて行くと、妊娠していたことが分りました。しかし飼っているのは1匹だけだし、散歩のときにほかの犬と出会うこともないのに、なぜ妊娠したのか分かりません。それでも両親は犬の赤ちゃんを迎えることを楽しみにしていました。
前にエラキスの夢で、娘が両性具有になった夢を見たことがあります。ケフェウス王は男性とはいえ、力強さを誇示するような王ではなく、温厚で成熟している王であり、それは女性的な面も獲得していることを表していて、つまり両性具有といっても良いでしょう。室内犬は自分で妊娠したのです。
となると、エラキスとエライの違いはどんなところにあるのか気になってきますが、アルフィルクとアルヴァヘトや、アルデラミンも探索してみることで分かってくるかもしれません。
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